ハート・オブ・ザ・ハンター(2024年) | 勝手に映画紹介!?

ハート・オブ・ザ・ハンター(2024年)

 

実写映画版「シティーハンター」目当てに再加入したネットフリックスで「ハート・オブ・ザ・ハンター(原題:Heart of the Hunter)を鑑賞…それが正しい行いだと信じ、暗殺を請け負っていた殺し屋が、仕事に嫌気をさして堅気になるも…数年ぶりに現れたかつての仲間(上官・上司のような存在?)によって、再び政府絡みの陰謀に巻き込まれてしまうという南アフリカのサスペンスアクション…当然、キャストは知らない人ばかりだったが、前にネトフリに入っていた時に見た、やはり南アフリカ製だったネトフリ映画「シルバートン・シージ」と同じ監督さんの作品でした。

 

黒い噂の絶えない次期大統領候補、ムティマ副大統領の当選が確実視される中…彼を失脚させる情報を所持する男クラインが、PIA“ケープタウン大統領情報局”のモー局長の命令で動く民間警備会社の人間たちに追われていた。クラインは、かつて自分と同じ志を持って、暗殺任務に従事ていたズコと接触し、ムティマの大統領就任阻止を手伝ってほしいと懇願。その後、クラインは追手の前で自ら命を絶つ!ズコも局長の部下に拘束されそうになるも、なんとか振り切り、クラインに指示された目的地を目指す!しかしズコの恋人がPIAに捕まってしまい…。

 

頭を使わないでサクっと見れるようなアクションはないかと思い…予告映像を見たらドンパチが派手そうだったので、そのまま見始めちゃったんだけど、やっぱりお国柄が反映されたような、ハードで展開も重めなところがある話だったかな?ストーリー自体は、一見難しそうに見えて、実はそうでもなく…悪い大統領候補を失脚させるための戦いに、今はカタギになっている元暗殺者(辞めるきっかけの話は冒頭で描かれている)の主人公が巻き込まれてしまい、大統領候補に飼われている諜報組織や民間警備会社に追われ、戦い…みたいな感じで進んでいく。

 

主人公は子持ち女性と付き合っていて、まさにプロポーズ直前だったんだけど…昔の仲間が“一緒に戦ってくれ”ってやって来たことで、大統領候補側に正体がバレ、目をつけられてしまう。最初は“仕事はしない”って断ってたんだけど、諜報機関に拘束されそうになるわ、カノジョと子供も拘束されちゃうわ…追手が迫ってきて撃たれるわで、戻れないところまでいっちゃって、戦う道を選ぶ…。主人公はとりあえずバイクで指示された目的地(けっこう長距離)へ向かうことに…そこには大統領候補を失脚させるための“何か”があるようだ。無事にたどり着けるのか?

 

かつての仲間が、大統領候補側の組織内に潜入してまして、ここぞという時まで正体を隠してて…主人公ほどじゃないけど、戦うとそれなりに強い(でも、とんでもない失態もしでかすけど)。ぶっちゃけちゃうと女性なんだけど…潜入中と、正体を明かしてからの雰囲気がガラリと変わるんだ。潜入中は頭に頭巾みたいなのを被ってるので、すごい淑やかに見えるんだけど、それを脱ぐとなかなかファンキーな髪形をしていて、いかにも女戦士という感じ。「ルパン三世 カリオストロの城」で、クラリスの家庭教師に化けてる不二子が正体を現した時みたいなギャップ!

 

主人公はまだ“結婚していなかった”のに…一緒に人質にされた恋人の連れ子を、自然に“(自分の)息子”と呼ぶようになってるのが、なんかちょっと胸アツ。爆発で燃える真っ赤な炎の中にバイクで飛び込むような「ミッション・インポッシブル」的アクションもあれば、元暗殺者ということで、ザコキャラなんかは背後から忍び寄って瞬殺…そういうところはデンゼル・ワシントンの「イコライザー」を彷彿とさせたね。ちなみに主人公のメインウェポンは槍!人種差別をストレートに描いていた「シルバートン・シージ」ほどのメッセージ性はなかったけど、まぁまぁ面白い。

 

 

監督:マンドラ・デューベ

出演:ボンコ・コーザ コニー・ファーガソン ティム・セロン マササ・ムバンゲニ ボレン・モゴッツィ

 

 

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