ゼロ・コンタクト(2022年) | 勝手に映画紹介!?

ゼロ・コンタクト(2022年)

Zero Contact [Blu-ray]

 

日本初登場作品をソフトリリース、または劇場公開前に放送するWOWOWのジャパンプレミアでエアチェックしておいた「ゼロ・コンタクト(原題:Zero Contact)」を鑑賞…世界中でコロナが蔓延しはじめたころに、俳優、スタッフが、リモートワークの非接触で作り上げた映画だそうで、それだけだったら、同じようなことをやってる人たちはけっこういっぱいいたんだけれども、「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクター博士でお馴染み、アンソニー・ホプキンスが主要キャストの1人で出ているというのが、最大の売り。ジャケ画像はAmazonで見つけた輸入盤のものです。

 

IT業界の重鎮フィンリー・ハートは妻の死後に、自分の会社から追放されてしまった。それは彼が立ち上げた謎のプロジェクト“クオンティニュアム構想”への資金流用が疑われたからだ。やがてフィンリー自身も病気を患い死去…それから数ヶ月経ったある日、生前のフィンリーとは疎遠になっていた息子サムをはじめ、かつて会社の幹部や研究員だった者、弁護士だったベロニカの元へ荷物が届き、促されるままに謎のAIによって進行されるリモート会議へと出席することになった。AIは5人の出席者に、制限時間内のパスコード入力を要求してくるのだが…。

 

IT業界の大物アンソニー・ホプキンスが死去、生前のホプキンスは何やら怪しげなプロジェクトを進めており、いったんは凍結されたそのプロジェクトを、再起動するために…選ばれた関係者が、半ば強制的にパソコン越しのリモート会議へ出席することに。面識のある者、初対面の者…最初は何が起きてるのか、みんな戸惑い気味に、腹の探り合いを始める。どうやらプロジェクトの再起動には、死んだホプキンスの意向が関わってるらしいのだが…AIに促されるまま、再起動に必要なパスワードを入力してもいいのかどうか、出席者で議論になっていくと…。

 

ホプキンスの意向通りにプロジェクトを進めるべきだと主張する者もいれば、いや、それはヤバイ研究なんだと、意味深に専門用語を羅列しまくって反対する者も出てくるし…俺は関係ないと、一歩引いた意見の者もいる。そんなことしているうちに…出席者の1人に異変が!やたらと部屋の外の様子を気にし始め…遂には賊に侵入され、通信が途絶えてしまう!このあたりから他の出席者たちの議論も過熱…自分の意志でパスワードを入力するかどうかの選択を迫られる。それと同時に…賊の襲撃にも備えなければならなく、会議からの脱落者も増える…。

 

プロジェクトの真相は何?パスワードを入れるとどうなるの?賊の正体はいったい誰?なんで、みんな居場所が違うのに…襲撃者が襲ってこれるのか?基本、スマホやパソコンのカメラ、監視映像の視点などを編集したものであり、会話でストーリーが進行していく部分が多いのだが、ちゃんとサスペンスは演出できているし、SF的な要素もぶちこまれていて、意外と最後まで緊張感も持続していた。コロナ禍にアイデア重視で撮った類似の作品をいくつか見たことがあるけど、よく出来てる方では?だからといってこの手法の作品ばかり見るのは飽きそうだけど。

 

 

監督:リック・ダグデイル

出演:アンソニー・ホプキンス クリス・ブロシュー ヴェロニカ・フェレ アレクス・ポーノヴィッチ TJ・カヤマ

 

 

【輸入盤Blu-rayソフトの購入】

Blu-ray Zero Contact ※輸入盤、日本語未収録、リージョン等未確認

Zero Contact




 

YouTubeに予告編があったよ!

 







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