オールドマン(2022年) | 勝手に映画紹介!?

オールドマン(2022年)


オールドマン [DVD]

 

今日は朝から、母親の外来付き添いのため病院へ。先週の金曜日まで入院しておこなった治療の、経過観察だったんだけど…おかげさまで数値的にはかなり良好だそうで、次回の外来予定は通常スパンに戻る。ただし…病院自体は、かなり混雑してまして、朝イチで出かけて、検査→診療→会計→薬の処方、すべて終わるまで昼過ぎまでかかってしまったので、オカンもオイラもだいぶくたびれてもうた。かったるいので早めに寝ようかなと思ったけど、短めの映画を1本…WOWOWのスリラー映画特集でエアチェックしておいた「オールドマン」を鑑賞したよ。

 

とある森の奥にある小屋…どうやら老人が1人で暮らしている様子。しかし、小屋の中のベッドで目覚めた老人は、一緒にいたはずの“ラスカル”の不在に気づき、落ち着きなく小屋の中をさまよい歩く。やがて、ノックの音と共に来訪者が!それは道に迷ったという青年ジョーだった。しかし、ジョーの説明に不審な点を感じ取った老人は、訝しがり、ジョーに銃を突きつけたまま、なかなか心を許そうとしなかった。とりあえず小屋に招き入れられたジョー。老人が自分の過去の経験談などを語って聞かせているうちに、どんどん身の危険を感じ始めるのだが…。

 

「アバター」のクオリッチ大佐、「ドント・ブリーズ」シリーズの盲目の老人など怒らせたら激ヤバなジジイを演じさせたら右に出る者がいない…とまで言っちゃうと、ちょっと言い過ぎかもしれないけど、とにかく危ないジジイ役が似合うスティーヴン・ラングが、これまたクセの強い狂ったジジイを演じた主演作品。しかも…もう1人のメイン登場人物とほぼほぼ2人芝居…途中で挿入される回想シーンなどで、たまに他の登場人物との絡みもあるけど、だいたい1人芝居か2人芝居です。っていうかキャストも、結局は…全部で4人しかいなかったんだけどね…少なっ!

 

山だか森だか…どこかの奥深い場所にある小屋、そこで老人スティーヴン・ラングが目覚めるのだが、明らかに挙動不審、ジジイ、ボケとるんじゃないか?そして、“ラスカルがいない!”と大騒ぎ。人間なのか、それともペットの名前か…最初はよくわからんかった(その名前を聞くと、アライグマを思い出してしまうじゃん)。ジジイは、ラスカルの行方を探しながら、小屋の中を右往左往。やがて…ノックの音と共に小屋に人が訪ねてくる。ジジイ、なぜか殺る気スイッチが入り、ショットガンを構えて応対…訪ねてきた相手に“ラスカルか?”と名前を訊ねる。

 

ああ、ラスカルはどうやら人の名前だったようだ(笑、やっぱアライグマじゃなかったのか)。しかし…問われた相手は、銃に怯え、呼び掛けられた名前にポカーン…絶対にラスカルちゃうやろ~やっぱジジイはボケ老人なのか?訪ねてきた人物も、必死に“怪しいものではない”と訴えかけ、道に迷ったから助けてくれという話になる。とりあえず小屋の中に招き入れるが、銃を突きつけたまま…お前は何者じゃと、執拗に問いただすジジイ。訪ねてきた人物の、話す内容から、“道に迷ったなんて嘘だろ?”と疑っている…その推理がなかなか冴えたりしてるんだよな。

 

一見、本当に“道に迷った純朴そうに見える若者の男”も…ジジイが疑うことで、怪しく見えてくる。もしかして、ジジイがヤバイ奴だったじゃなくて、訪ねてきた若者の方がヤバイ奴だった展開なのか?以降…お互いに腹の探り合いが始まる。ジジイが、かつて訪ねてきたセールスマンとのトラブルを語り出すなど、会話の流れを見てると…今度はやっぱり、ジジイの方が、“森に潜む殺人鬼”っぽく見えてくる…いまにも若者がジジイの毒牙にかかりそう。でも、知らんうちに打ち解け合って、若者の方は、嫁さんとの“夫婦生活の悩み”とか、ジジイに告白したりもする。

 

とりあえず…2人の会話が色々な方向へとっちらかり、それがいったい何を意味するのか?脈略なく見えた、意味不明な会話が、段々と物語の核心に迫ることで、理解できるようになり、最後には仕掛け、秘密が明らかになる。ぶっちゃけ、第一印象のジジイボケてるんじゃないか疑惑…遠からずといったところだろうか。最初にチラっと書いたけど、心身ともにお疲れモードだったので、たびたび、短時間、寝落ちしてしまった箇所がありまして…ちゃんと作品を理解しているか自信もないんだけど、あまりおもろなかったので、1回見ればいいかな、たぶん見直さない。

 

 

監督:ラッキー・マッキー

出演:スティーヴン・ラング マーク・センター パッチ・ダラー リアナ・ライト=マーク

 

 

【DVDソフトの購入】

DVD オールドマン

オールドマン [DVD]






 

人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!