【復習ブログ】2024☆基本書フレームワーク講座 民法55・56回(GWの民法学習) | リーダーズ式 合格コーチ 2024

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

 

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1 フォロー講義 

 

今回で、財産法の講義が終了しました。 

 

今後は、知識の精度を高めるため、記憶用のツールである総整理ノートを使って、集約

→記憶に重点を置いた学習を心がけてほしいと思います。 

 

 

理解→集約→記憶

 

合格する人ほど、この記憶(覚える→思い出す)の作業を、何回も何回も繰り返して、

知識の精度を高めていっています。 

 

知識の精度を高める! 

 

行政書士試験の場合、記述式がありますので、要件・効果等を、きちんと「記憶」し

ていないと書けませんので、合格するのが難しくなってしまいます。 

 

エビングハウスの忘却曲線によれば、

 

1時間後には、56%忘却し、44%記憶

1日後には、74%忘却し、26%記憶 

1週間後には、77%忘却し、23%記憶 

1ヶ月後には、79%忘却し、21%記憶 

 

1ヶ月後には、79%は忘れてしまう訳ですから、知識を定着化させるためには、や

はり、何回も何回も繰り返すこと(復習)が重要となってきます。 

 

記憶の前提として、

 

当然のごとく、記憶すべき知識を特定し、記憶しやすいように、図表や図解化して、

ひとつに集約しておく必要があります。 

 

そのためのツールが総整理ノートです。 

 

復習する際には、ただテキスト読んだり、ただ問題を解くのではなく、①何を、②ど

のように記憶しておけば本試験で得点することができるのかという視点から、常に、

記憶を意識した学習を心がけてほしいと思います。 

 

出題の「ツボ」を掴む! 

 

合格者の方の総整理ノートを見せていただくと、やはり、講義の中でお話している出

題のツボ等が上手に集約されています。 

 

同じ勉強をしていて、差が出てくるのは、やはり、この集約力=知識の抽象化にある

ようです。

 

 

受講生の皆さんは、

 

講義の中でお話している出題のツボや当ブログを参考にしながら、総整理ノートに、

記憶しておくべきことを、きちんと集約化をしていってください。   

 

2 復習のポイント 

 

① 不法行為(1) 

 

まずは、コアテキスト民法p546、総整理ノートp364で、不法行為における、過失

責任と無過失責任、その中間である中間責任の意味をよく理解しておいてください。 

 

不法行為を学習する上での基本となるところです。 

 

令和3年の土地工作物責任に関する記述式の問題は、この視点からの問題でした。 

 

次に、総整理ノートp365以下で、一般不法行為(709条)の要件と効果について、

判例の知識を整理しておいてください。 

 

最近の本試験では、

 

なぜか、医療過誤に関する判例の知識を問う問題が頻出していますが、あまり学習し

ない判例中心の問題となっています。 

 

この部分で得点したい方は、コアテキストp554以下の医療過誤の判例をざっくりと

アタマに入れておいてください。

 

② 不法行為(2) 

 

まずは、コアテキスト民法p572、総整理ノートp366、パワーポイント(第3部不

法行為⑤)で、損害賠償の請求権者について、知識を整理しておいてください。 

 

次に、コアテキスト民法p575以下、総整理ノートp376以下で、過失相殺の要件と

効果について、判例の知識を整理しておいてください。 

 

また、総整理ノートp377で、過失相殺の類推適用に関する判例の知識を整理してお

いてください。 

 

最後に、コアテキスト民法p578、総整理ノートp368、パワーポイント(第3部不

法行為⑥⑦)で、重傷ケースと即死ケースに分けて、判例の採る相続肯定説のロジッ

クについて、理解してみてください。 

 

③ 不法行為(3) 

 

まずは、コアテキスト民法p586、総整理ノートp373で、監督義務者の責任(714

条)について、要件と効果について、判例の知識を整理しておいてください。 

 

監督義務者の責任は、 

 

未成年者が、責任能力があるのかないのかに分けて、処理パターンを作っておいてく

ださい。 

 

次に、コアテキスト民法p588、総整理ノートp369で、使用者責任の制度趣旨につ

いて、過失責任の原則の例外 という視点から、もう一度、よく理解してみてください。 

 

その上で、使用者責任の要件・効果について、判例の知識を整理しておいてください。 

 

講義の中でもお話したように、不法行為について、重要論点は、ほとんど出題されて

いますので、あとは、繰り返しのサイクルに入ります。 

 

したがって、過去問に出題された論点について、判例の事例を中心に、各要件・効果

ごとに、知識を整理しておいてください。 

 

また、コアテキスト民法p594以下、総整理ノートp371で、土地工作物責任の要件と

効果について、知識を整理しておいてください。 

 

土地工作物責任については、

 

占有者の中間責任と所有者の無過失責任との関係が、最もよく問われる知識ではない

かと思います。 

 

この論点は、令和3年、記述式で出題されています。 

 

最後に、総整理ノートp375で、共同不法行為の求償権について、2つの判例の結論

を、問題とともに理解しておいてください。 

 

この使用者責任と共同不法行為が絡む求償権の2つの判例は、行政書士試験では、

3回出題されています。 

 

このように、過去問のストックが少ない行政書士試験の過去問にあっても、ある一定

の分野については、同じ判例の知識を問う問題が、何回も繰り返し出題されています。 

 

したがって、こういう何回も繰り返し出題されている、いわゆる典型的パターン問題

については、事前に、出題パターンを集約して、きちんと記憶の作業を行っておく必

要があります。 

 

典型的パターン問題を落とさない! 

 

受講生の皆さんは、こういう典型的パターン問題で落とさないように、各テーマごと

に、出題パターンをしっかりと掴んでおいてください! 

 

最後に、問題223と総整理ノートp368の図表で、債務不履行責任と不法行為責任を比

較の視点から知識を整理しておいてください。 

 

制度と制度の比較の視点 

 

債務不履行責任と不法行為責任の比較の問題は、 行政書士試験では、大問では未出題

ですが、他資格試験では典型的なパターン問題になっていますので、今まで学習して

きたまとめとして、総整理ノートp368の図表を、きちんと記憶しておいてほしいと思

います。 

 

典型的パターン問題で落とさない! 

 

なお、親族・相続については、復習ブログはありませんので、総整理ノートを使って、

出題テーマごとに知識の整理を行ってみてください。

 

 

リーダーズ総合研究所では、

 

毎年、少人数制のリーダーズゼミを開講していますが、時間的な要因によって、なか

なか参加することができない方も多いのではないかと思います。 

 

リーダーズゼミ9期生の詳細

 

ゼミは、

 

通常の講義とは異なり、講師と受講生との対話形式で行っていきますので、自分の理

解が不十分なところや知識が曖昧なところが見えてくる、とても有意義な学習の機会

といえます。 

 

そこで、GWに、

 

通常のリーダーズゼミとは違う切り口から、1日完結の1dayゼミを実施いたします。 

 

1dayゼミ~フレームワークで整理する民法~の詳細

 

今回のゼミでは、

 

民法を横断的に整理することができる事例問題を使って、民法を体系的に、 かつ、ロ

ジカルに整理していきます。

 

民法をロジカルに整理!

 

また、①生の主張→②法律構成→③要件あてはめの思考フレームワークと、モノ(物

権)とカネ(債権)のフレームワークを使っていきますので、この2つのフレームワ

ークを修得して、民法で問題を解決する際の頭の使い方を、是非、マスターしてみて

ください! 

 

 

ゼミに参加される皆さんは、

 

①生の主張→②法律構成→③要件あてはめの思考フレームワークと、モノ(物権)と

カネ(債権)の視点を、是非、日頃の学習の中でも、役立ててほしいと思います。 

 

今回のゼミは、民法の記述式対策も兼ねています。 

 

民法の記述式の出題形式は、大きく、①要件型、②請求権型(効果型)、③判例趣旨

型の3パターンに分けることができます。 

 

①生の主張

   ↓ 

②法律構成(請求) ← 請求型(効果型)で聞くところ

   ↓ 

③要件あてはめ ← 要件型で聞くところ

 

つまり、①生の主張→②法律構成→③要件あてはめの思考フレームワークは、そのまま、

記述式の思考フレームワークにもなります。 

 

このうち、最も出題が多いのが、要件型ですが、この要件型は、条文の要件を、事前に、

きちんと記憶していたかが勝負となる記憶重視型の出題形式となります。 

 

したがって、この要件型の対策は、立てやすいです。 

 

これに対して、次に出題が多い請求権型は、何を書いたらいいのかわからない問題にな

る確率が高い現場思考型の出題形式となります。 

 

したがって、この請求権型の対策は、要件型と比べると立てにくくなります。 

 

つまり、この請求権型の問題は、何のテーマの問題なのかを考える「テーマ未表示型」

の問題が多くなるため、模試などでも、白紙答案が多くなります。 

 

今回のゼミでは、 

 

この何を書いたらいいのかわからない問題になる確率が高い請求権型の対策も行って

いきますので、ゼミに参加される皆さんは、ゼミの中でお話した思考フレームワーク

を、是非、修得してみてください。 

 

 

≪フレームワークで整理する民法≫

 

4月29日(月・祝)10時~17時 

東京ライブ+Zoom

 

5月6日(月・祝)10時~17時 

大阪ライブ

 

【使用教材】

・オリジナルレジュメ

・六法

 

≪過去の参加者の声≫ 

 

・民法の勉強法が見えてきたところが大変良かった。

・今までにない取り組みができたところが大変良かった。

・レジュメの解説が丁寧で大変良かった。

・民法の重要箇所を総ざらいできてよかった。

・ゼミ形式は初めてだったが、緊張感を持って6時間を過ごせた点が良かった

・レジュメは、重要箇所が見やすく整理されて良い。

・民法の重要テーマが論文問題を通して確認出来てよかった。

・記述式対策の勉強の動機付けとしてインパクトがあった。

・レジュメは、解説のみならず、要点が記された補助レジュメも付けていただき

 理解の助けになった。

・モノとカネを、一度に様々な事例からパターン化しており、問題の出し方が把

 握でき、併せて、知識の再確認にも役だった。

・他のメンバーとの学習状況の把握にも役立ちました。

・民法のロジックが鍛えられてよかった。

・とてもいい機会になりました。自分の知識がないのはどこで、ある知識が、大

 きなフレームのどこに 位置づけられるのかを確認することができました。こ

 れを活かして、現場力を付けていければと思 います。

・本日のように、事案にどう取り組めばいいのかを学べるようなものを期待します。

・思った以上にすぐ答えられなくて面白かったです。

・解説冊子の法律構成がとても勉強になった。

・鍛えられたと思います。

・行政法でもぜひやってください。

・すごく勉強になりました。

・自分の弱点がわかりました。

・考えるゼミだったので、日ごろの勉強の問題点が発見できました。

・思考過程について、抜けモレ、飛躍を発見できて、大変有意義な時間でした。

・解説冊子の思考過程が順を追って書いているので大変良かった。

・民法の体系を実際の問題を使いながら解説してくれるので、自分の実力を不足を

 再確認できて良かった。

・レジュメが大変良すぎて(内容が濃すぎて)使いこなす自信がありません。

・明日から、またがんばる方向が見つかりました。ありがとうございました。

 

1dayゼミ~フレームワークで整理する民法~の詳細

 

 

 

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