狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

正義の民主国家vs悪の枢軸国、学校の授業では日米戦争の事

2024-05-06 12:11:48 | 政治

 

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日本人にイデオロギーは不要|茂木誠×川嶋政輝

米軍統治下の沖縄で敗戦を迎えた中学生たちは、学校の授業で日米戦争の事を、どのように教えていたか。

米国は「自由と民主主義」を軍国主義の日本に普及させるためやってきた「正義の集団」連合軍の一翼を担っている、と教わった。 そして、敗戦国日本は日独伊の枢軸国のメンバーで、悪の枢軸国、つまり専制軍国主義国家と教わってきた。

米軍は『鉄の暴風』を出版する前に、米軍の出版許可を必要とし、手始めにラジオ放送による川平アナウンサーの朗読で、一般県民の洗脳に取り掛かった。

マッカーサー率いるGHQの占領政策は、公職追放に絡む日本の「非軍事化」であった。だが切り札はもう一つあった。

それは民間情報教育局(CIE)が担った「ウオー・ギルト・インフォメーション・プログラム(WGIP)」だった。

これは徹底的な言論統制とプロパガンダ(政治宣伝)で日本人に贖罪意識を植え付けるという非民主的な策謀だった。

言論統制の象徴である「新聞報道取締方針」は戦艦ミズーリでの降伏調印式から8日後の昭和20年9月10日に発せられた。GHQへの批判はもとより、占領軍の犯罪・性行為、闇市、飢餓-など30項目が削除・発禁対象として列挙された。

GHQは手始めに9月14日に同盟通信社(共同、時事両通信社の前身)を翌15日正午まで配信停止とし、事前検閲を始めた。9月18日には朝日新聞を2日間の発禁処分にした。原爆投下を批判する鳩山一郎(後の首相)の談話を掲載したためだった。これ以降、各紙はGHQの礼賛記事を競って掲載するようになった。

 
そう、GHQの公職追放は、沖縄の中学生にまで「マッカーサーは正義の味方」という情報を刷り込まれていた。

20年12月8日、日米開戦の日に合わせて新聞連載「太平洋戦争史」(計10回)が全国の日刊紙で始まった。中国やフィリピンで行った日本軍の残虐行為を断罪する内容で、GHQは連載終了後、文部省に対して太平洋戦争史を教科書として買い取るよう命じた。

■「真相はこうだ」の沖縄版が「鉄の暴風」だった。

12月9日にはNHKラジオ番組で「真相はこうだ」の放送を始めた。反軍国主義の文筆家が少年の問いかけに答える形で戦争中の政治・外交を解説するこのシリーズは2年間も続いた。

CIE(※)の手口は巧妙だった。「誰が日本を戦争に引きずり込んだのか」という問いには「人物を突き止めるのは不可能。責任者は日本人自身だ」と答えて「一億総懺悔」を促した。自らの言論統制は巧みに隠しながら、戦時中の検閲や言論弾圧を糾弾し、開戦時の首相、東條英機に怒りの矛先が向くよう仕向けた。

CIE(※)CIAの前身

米中央情報局(CIA)

アメリカの中央情報局。正式名称は「Central Intelligence Agency」。国防総省(ペンタゴン)、国家安全保障会議などとともに1947年の国家安全保障法によって設立された。第2次世界大戦直後の東西冷戦状況のなかで,それまで陸・海軍などが個別に行っていた情報収集・諜報活動を統合。大統領の直属機関として、対外政策の決定に必要な秘密情報を提供することを任務としている

放送当初は懐疑的・批判的な日本人も多かったが、情報に飢えた時代だけに聴取率は高く、次第に贖罪意識は浸透していった。

ところが、昭和23年に入るとCIEは方針をジワリと転換させた。

2つの懸念が出てきたからだ。

1つは広島、長崎への原爆投下への憎悪。

もう1つは、東條英機が東京裁判で主張した「自衛戦争論」だった。この2つに共感が広がると日本人の怒りは再び米国に向きかねない。

こう考えたCIEは「侵略戦争を遂行した軍国主義の指導者層」と「戦争に巻き込まれた一般国民」という構図を作り出し、批判をかわすようになった。宣伝工作や検閲も日本政府に代行させるようになった。

文芸評論家の江藤淳が『閉された言語空間』でGHQの言論統制を暴いたのは戦後30年以上たった昭和50年代後半。ジャーナリストの櫻井よしこが『真相箱の呪縛を解く』でさらに詳しく告発したのは21世紀に入ってからだ。WGIPは戦後70年を経た今もなお日本人の歴史観を束縛し、精神を蝕んでいる。

 

GHQ司令長官マッカーサーは、日本で行った「公職追放」は沖縄では実施しなかった。ところが後でわかったことだが、実は沖縄でも「公職追放」の影響を受けていたが、次の理由で「公職追放」実施を免れた。

マッカーサーは沖縄を永久占領し、米国の領土にする予定であった。

マッカーサーは沖縄を永久占領するため、これまで米軍統治下にのみ流通していたB軍票を米国本土と同じドルに切り替えた。

■「コーンパイプの煙幕」が半世紀後の中学生の精神に食い込んでいった。

マッカ―サのコーンパイプの「魔のけむり」による催眠効果は沖縄の中学生に持続していた。
「コーンパイプの魔のけむり」が、ボディブローのようにきいてきた時--アメリカという名の巨大な生き物が、日本の精神文化の隅々にまで浸透し、この島国の社会全体を被いつくしてしまった時でもあったのだ。

 

フィリッピンでは日本軍の猛攻に敗北、部下を残して敵前逃亡を余儀なくされたマッカーサーが日本に初めて第一歩を刻むとき、マッカーサーは復讐の怨念に燃えていた。復讐の証拠は彼が日本軍に煮え湯を飲まされフィリピンのバターン地方の名を冠した「バターン号」にその怨念が表れている。

 マッカーサーは武器は拳銃一つすらも帯同せずレーバンのサングラスを着用、コーンパイプを手にバターン号から着陸用の階段を一歩降りて、辺りを睥睨した。 

その姿は歌舞伎で大見えを切る千両役者そのものであった。後でわかったことだがマッカーサー程他人の目を気にする人物もめずらしい。

■上司マッカーサーから「演技」を習ったアイゼンハワー副官」

7年間に渡ってマッカ―サの副官を勤め後の上司のマッカーサーを抜いて米国大統領になったアイゼンハワーはマッカーサー参謀総長の副官時代を振り返って、次のように上司を褒め称えている。「マッカーサー将軍は下に仕える者として働き甲斐のある人物である。マッカーサーは一度任務を与えてしまうと時間は気にせず、後で質問することもなく、仕事がきちんとなされることだけを求められた」「任務が何であれ、将軍の知識はいつも驚くほど幅広く、概ね正確で、しかも途切れることなく言葉となって出てきた」「将軍の能弁と識見は、他に例のない驚異的な記憶力のたまものであった。演説や文章の草稿は、一度読むと逐語的に繰り返すことができた」と賞賛している。

■マッカーサーから「演技」を学んだアイゼンハウワー

その一方、アイゼンハウワーはマッカーサーの影の部分も指摘している。連合国遠征軍最高司令官、アメリカ陸軍参謀総長と順調に経歴を重ねていくアイゼンハワーは、ある婦人にマッカーサーを知っているか?と質問された際に「奥さん。私はワシントンで5年、フィリピンで4年、彼の下で演技を学びました」と総括したとも伝えられている。

アイゼンハワーの陸軍士官学校の成績は平凡で、卒業時、164人中61番だった。もし彼が旧帝国陸軍の軍人だったら、うだつのあがらない平凡な存在だったであろう。

一方、陸軍士官学校を一位で卒業した誇り高きマッカーサーは、歴史の節々で有名な「殺し文句」を、後世に残している。

ここで日本でもよく知られているエピソードを紹介しよう。

先ず、フィリピンでの対日戦争を指揮したマッカ―サが日本軍の猛攻に敗北しオーストラリアへ敵前逃亡した時、誇り高きマッカーサーは面目丸潰れになった。

そこでマッカーサーは従軍記者を相手に次のような大見えを切った。

I shall return (必ずや私は戻るだろう)

この日本軍の攻撃を前にした敵前逃亡は、マッカーサーの軍歴の中で数少ない失態となり、後に「10万余りの将兵を捨てて逃げた卑怯者」と言われた。

また、「I shall return.」は当時のアメリカ兵の間では「敵前逃亡」の意味で使われた。

敵前逃亡で面目を潰したマッカーサーは、オーストラリアに逃亡し、再度フィリピンに上陸したとき、「I shall return.」を身をもって証明した。

レイテ島に再上陸を果たすマッカーサー

この時撮影された、レイテ島に上陸するマッカーサーの著名な写真は、当時フィリピンでも宣伝に活用されたが、これは実際に最初に上陸した時のものではなく、翌日に再現した状況を撮影したものである。 マッカーサーが上陸した地点では桟橋が破壊されており海中を歩いて上陸するしかなかったが、この時撮影された写真を見たマッカーサーは、海から歩いて上陸するという劇的な情景の視覚効果に着目し、再び上陸シーンを撮影させた。

アメリカ国立公文書館には、この時に船上から撮影された映像が残されており、その中でマッカーサーは一度上陸するものの自らNGを出し、戻ってサングラスをかけ直した後、再度撮影を行う様子が記録されている

 

マッカーサーの巧妙な占領政策は、表面では自由と民主主義を標榜しながら、実際は、「言論弾圧」、つまり「焚書坑儒」を実施した。

マッカーサーは日本占領に際し、数多くの占領政策を実施したがその詳細はここでは立ち入らず、最も日本に影響を残し現在でもその後遺症を引きづっている政策は、「公職追放」である。

公職追放が戦後約70年経過しても、依然として日本人の心をむしばみ続けている事実を知ったら、当事者のマッカ―サは「日本人は精神的に13歳」と呟いて仰天しただろう。

■自由と民主主義を普及する正義の戦争

連合国軍最高司令官、ダグラス・マッカーサーの主要な任務は、

戦争犯罪人の処罰

▽非軍事化

▽民主化-の3つだった。そこでマニラの極東司令官時代からの部下「バターン・ボーイズ」をGHQの要所に配し、権力をより固めた。

中でも信頼を寄せたのが、弁護士出身の将校である民政局(GS)局長、コートニー・ホイットニーだった。GHQ内で唯一マッカーサーとアポなしで面会でき、ほぼ毎夕1時間ほど面談した。

これにより、ホイットニー率いるGSはGHQ内で覇権を握り、主要な占領政策をほぼ独占して推し進めることになった。

だが、GSの「民主化」は急進的かつ社会主義的だった。戦前の政府要人や大物議員、財界人は「反動的」とみなして次々に公職追放し、日本社会党に露骨に肩入れしたため、政界は混乱が続いた。

GSは、外相を経て首相となる吉田茂も敵視した。吉田の孫で、現副総理兼財務相の麻生太郎(75)はこう語る。

「祖父はマッカーサーとの信頼関係を醸成することでGSの介入を排除しようとしたんだな。ホイットニーに呼ばれても『わしはトップとしか会わんよ』と無視を決め込んでいたよ」

では、どうやって吉田は、気難しいマッカーサーの信頼を勝ち得たのか-。

× × ×

占領政策は「民主化」から「経済復興」に大きく舵が切られた。だが、超緊縮財政を強いるドッジ・ラインで大不況となり、日本の本格的な復興が始まったのは、皮肉にも昭和25年6月に勃発した朝鮮戦争により特需となったからだった。

× × ×

GHQの「非軍事化」「民主化」の切り札はもう一つあった。民間情報教育局(CIE)が担った「ウオー・ギルト・インフォメーション・プログラム(WGIP)」だった。

これは徹底的な言論統制とプロパガンダ(政治宣伝)で日本人に贖罪意識を植え付けるという非民主的な策謀だった。

言論統制の象徴である「新聞報道取締方針」は戦艦ミズーリでの降伏調印式から8日後の昭和20年9月10日に発せられた。GHQへの批判はもとより、進駐軍の犯罪・性行為、闇市、飢餓-など30項目が削除・発禁対象として列挙された。

GHQは手始めに9月14日に同盟通信社(共同、時事両通信社の前身)を翌15日正午まで配信停止とし、事前検閲を始めた。9月18日には朝日新聞を2日間の発禁処分にした。原爆投下を批判する鳩山一郎(後の首相)の談話を掲載したためだった。これ以降、各紙はGHQの礼賛記事を競って掲載するようになった。

20年12月8日、日米開戦の日に合わせて新聞連載「太平洋戦争史」(計10回)が全国の日刊紙で始まった。中国やフィリピンで行った日本軍の残虐行為を断罪する内容で、GHQは連載終了後、文部省に対して太平洋戦争史を教科書として買い取るよう命じた。

12月9日にはNHKラジオ番組で「真相はこうだ」の放送を始めた。反軍国主義の文筆家が少年の問いかけに答える形で戦争中の政治・外交を解説するこのシリーズは2年間も続いた。

『アメリカの鏡 日本』

抄訳刊行にあたって

【占領が終らなければ、日本人は、この本を日本語で読むことはできない】

(ダグラス・マッカーサー(1949年8月6日付書簡)

この本の原著『Мirror Àmericans:japan』がアメリカで出版されたのは、日本の敗戦後三年目、1948年(昭和23年)であった。

翻訳家・原百代氏はヘレンミアーズより原著の寄贈を受け日本での翻訳出版の許可を求めた。しかし、その望みは断たれた。翻訳出版不許可の決定が下されたのだ。

マッカーサーは上記書簡の中で、「私はいかなる形の検閲や表現の自由の制限も憎んでいるから、自分でこの本を精読したが、本書はプロパガンダであり、公共の安全を脅かすものであって、占領国日本における同著の出版は、絶対に正当化できない」と述べている。

そして米軍の日本占領が終了した翌年の1953年(昭和二十八年)、原氏の翻訳は『アメリカの反省』として出版された。

大東亜戦争をはじめとする近代日本の戦争は「野蛮で凶暴な侵略者」の日本と「自由と平和の守護者」米英露と中華連合国の戦いっていう単純化された歴史では無かったということです。学校で歴史を教えてる教師や「戦争法案」とかレッテル貼する政治家はこういう本を読んでるのかな?欧米流で合法的な国家運営をしようとしていた日本が、桁違いに凶暴な西欧帝国主義国家の狡猾さに翻弄されたってことでしょう。無慈悲な殺戮に斃れた我らの祖父母は無念でしょう。何故勝てない戦争をしたのか知りたい人は読みましょう。

マッカーサー「占領が終わらなければ、日本人は、この本を日本語で読むことはできない」 本書が日本の敗戦後、三年目にアメリカで発売されたものであることに驚いた。 開国から敗戦までの日本、何を学び何を誤ったのかが、かなり公正に書かれている。 訳者も書かれていたが、私もまた、悲惨で惨めに死んでいった日本人についての記述は泣きながら読んだ。 日本の戦争へ至った道のりに疑問を持つ人は是非、読んでほしい。我々の父祖は決して、野蛮で好戦的な民族ではない。物事が起こるには、様々な理由があるのだ。「近代日本は西洋列強がつくり出した鏡であり、そこに映っているのは西洋自身の姿なのだ(326頁)」・・・1948年の出版時、マッカーサーにより翻訳出版が禁じられたという本。日本が満州事変、支那事変を経て真珠湾攻撃へと突き進むまでの経緯、中国をめぐるパワーゲーム、そして近代日本と欧米列強の関係性について冷静且つ緻密に分析されており、何より戦後すぐに‘米国人によって書かれた’という事実に驚かされた。‘法的擬制’、‘二重基準’、‘権益確保’、‘人種問題’等のキーワードでまとめてしまうには、深く重すぎる内容。必読。

ジャーナリストで初代那覇市長だった当間重慎の息子として沖縄県那覇(現・那覇市)に生まれる。沖縄県立第一中学校、旧制第三高等学校を経て、1920年に京都帝国大学法学部を卒業。1939年に那覇市長に選出され、戦時中は大政翼賛会沖縄県支部長を務めた。 沖縄戦後には一転沖縄民政府行政法務部長を歴任し、1946年には戦前の市町村長経験者を市町村長に起用する米軍の特別措置に伴い再度那覇市長に就任。その後、琉球上訴裁判所首席判事を経て1953年に又吉康和市長の死去に伴う那覇市長選挙に出馬し当選。首里市や小禄村の合併を実現させ、比嘉秀平主席の急死に伴い1956年に琉球政府行政主席に就任した。

援護法と沖縄戦   沖縄タイムス『鉄の暴風』はGHQの指令と支援でつくられた
2024-02-10 07:06:33 | 政治
 



沖縄タイムス『鉄の暴風』はGHQの指令と支援でつくり上げられた
 
狼魔人日記の推論
 沖縄タイムス社の見解(沖縄の証言-沖縄タイムス刊)
 豊平良顕、座安盛徳氏らが沖縄戦記編纂のプランを立てたのが1949年5月、三ヶ月で資料を収集し。三ヶ月で編集したということになっている。
 (新聞五十年 380頁には五月にプラン、11月に脱稿とあり)

ちなみに座安盛徳氏は後に沖縄タイムスの専務知なる営業畑の人物で、沖縄の米軍幹部に強力な人脈を持つ。

  疑問
①  月刊タイムスを発行するための紙ですら米軍政府の目を誤魔化しながら工面していた時代に、新聞社が独断で売れるかどうか分からない単行本の発刊に取り組むものだろうか?
②  紙面や初期の月刊タイムスが手書きで、活字自体が無い時代に社をあげて取り組むというリスクはかなり大きい。(資金力が無かった)創刊間もない新聞社が取り組めるのか?
③  米軍政府による事実上の検閲が厳しいなかで、独断で企画したというのであれば、出版許可が下りるという保証は無い。
④  紙上の連載がなかった『鉄の暴風』が検閲を受けるのは脱稿して翻訳した後だが、400数十頁の分量になる原稿に投じる余裕があったのか?
⑤  当時の新聞は2頁立て、月間購読料が30円(新聞のつぶれる日)の時代に、『鉄の暴風』一冊200円売りの本を1万冊、(朝日新聞社と2万冊)売値で200万円となるが、この資金調達のめどがどうして立ったのか?(株主も居ないのに)
⑥  脱稿し、英訳はしてはあるが、シーツ長官の出版許可が下りていないものを、朝日新聞社に発行を依頼する権限があったのか?
⑦  当時、売れている本ですら2千冊の時代に2万冊の発行を契約出来るのか?(権限・財力)
⑧  出版を持ち込んだ朝日新聞からは「出版パニックで今頃戦記ものは駄目ですよ」と剣もほろろに断られるが、一週間もたって座安の宿舎には朝日新聞社からじゃんじゃん電話が入ってきた。行ってみれば前回とは違って今度は下へも置かぬ丁寧な対応で、出版しましょうと豹変する。GHQから強い指令があったと推測される。

時系列

日付 内容
 1948年6月28日  ハウトン大尉(情報部長)が川平朝申の留守中に座安等を呼びその場で沖縄タイムスの発行を許可、目的はうるま新報に対抗させる為(新聞五十年 363頁)。とあるが本当は、うるまの社長に就任した瀬長亀次郎が米軍政府にたてつくようになってしまったからである。
 同日  うるま新報には知らせず、ドル交換の特報を教える。
 6月29日  正式に新聞が発行される前に異例の号外を出す。
 1948年7月1日  沖縄タイムス発行
 1949年X月~5月  鉄の暴風のプランを立てる
 同年 6月~8月  聞きとり等により資料収集
 同年 7月  ゼネレーター事件(タイムス以外の新聞社が検挙される)
 同年 7月23日  グロリア台風
 X日   台風により保管してあった大量の紙が濡れたという理由で沖縄タイムスにのみ格安(無料)でその紙が提供する
 同年 9月~11月  編集及び監修、翻訳
 同年 10月  シーツ長官着任
 同年 12月  翻訳済み
 1950年3月29日  有村海運の船にて上京(新沖縄民報の空路は間違い)
 同年 5月2日  マッカーサー総司令官と会見
 同年 5月6日  沖縄タイムス紙に上記内容を掲載
 同年 5月X日  米軍政府内が騒然となる、『座安は何を告げ口したのか』

 


尚、沖縄では、終戦から1950年頃まで、米軍軍政下で民間貿易が禁止されていたが、実際には、台湾ルート、香港ルート、本土ルートで広く密貿易が行われており、米軍も生活必需品を扱う密貿易を強くは取り締まらなかった。

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ワクチン接種5分後に体調異変の女性 歩行困難に…力も入らず “ワクチン後遺症”「実名で全て語ります」【大石が聞く】

2024-05-05 07:33:33 | 政治
 

 

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5/419時〜【生配信】”ワクチンに感染する?!”レプリコンワクチンって何?『mRNAワクチン中止を求める国民連合』発足インタビュー①村

 

ワクチン接種5分後に体調異変の女性 歩行困難に…力も入らず “ワクチン後遺症”「実名で全て語ります」【大石が聞く】

女子中学生の死は『新型コロナワクチン接種と因果関係あり』司法解剖した医師らが結論(2023年5月24日)

 

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➊➊【マッカーサーの置土産】 

2024-05-05 04:44:54 | 政治

 

 

 

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5/419時〜【生配信】”ワクチンに感染する?!”レプリコンワクチンって何?『mRNAワクチン中止を求める国民連合』発足インタビュー①村

 

【マッカーサーの置土産】 

沖縄メディアでは、現在でも『鉄の暴風』といわれるほど苛烈を極めた米軍による住民虐殺が語り継がれている。

だが、経済面から沖縄戦について語る者はすくない。

沖縄のように戦前から本土復帰まで三度の通貨切り替えを体験した県は、歴史上稀有である。

■沖縄の通貨の変遷

戦前⇒日本円

戦後⇒米軍軍票

戦後⇒米ドル

戦後⇒日本円

まさに事実は小説より、である。

祖国復帰を目前にして「通貨切り替え」と言えば「米ドルから円への切換え」が話題になる。

だが、米軍占領下の沖縄でもう一件の通貨切り替えがあった。

「米軍票から米ドル」への通貨切り換えである。

この通貨切り換えは、米軍の広報紙として創刊された沖縄タイムスの創刊と深く関わっている。

米軍は広報紙を作成し県民を洗脳するため、沖縄タイムスの創刊を目論んだ。 

沖縄タイムスの創刊日が、1948年7月1日になっているのは、創刊号発行三日前の6月29日、米軍占領下の軍票(B円)への通貨切り替えのスクープを号外で出し、これが実質的な創刊となったからだ。

米軍票と米ドルの交換というスクープ情報と米軍広報紙発刊を交換条件に沖縄タイムスを創刊した。創刊日より号外発刊が先という世にも珍しい創刊号であった。

ガリ版刷りの沖縄タイムス創刊号

1945年から1958年9月までの米軍占領時代、米軍占領下の沖縄や奄美群島で、通貨として流通したアメリカ軍発行の軍用通貨(軍票)B円(ビーえん)の存在を知る県民は少ない。

軍票は米軍占領下の地域においては、1948年から1958年まで唯一の法定通貨だった。

琉球列島米国軍政府による正式名はB型軍票である。正確には連合国の共通軍票であるAMC(Allied Military Currency)軍票の1種であり他の連合国にも発行権があった。

だが、日本に駐留した占領軍はマッカ―サー率いるアメリカ軍が主体だったため、他国の軍による円建ての軍票は発行されなかった。

当初のB円はアメリカ国内で印刷されたが、1958年9月16日に琉球列島米国民政府高等弁務官布令第14号「通貨」によって廃止され、米ドルに切り換えられた。

軍票(B円)を日本円ではなく米国ドルに切り換えた。 

その理由は、ただ一つ。

マッカーサーは将来沖縄をグアムやプエルトリコのように米国の領土に組み込む予定であったからだ。

 当時日本円は1ドル=360円の固定相場であったため、1B円=120円で計算され、定価300円の日本書籍は3分の一の120B円で計算された。( レートは1ドル = 120B円)

■松本清張の西郷札

なお、これ以前に日本国内で流通した軍票には西南戦争で西郷軍が発行した通称西郷札がある。

『西郷札』(さいごうさつ)は、松本清張の短編歴史小説で、『週刊朝日』が主催した新人コンクール「百万人の小説」の第三席に入選した作品で、松本清張の処女作と位置づけられ第25回直木賞の候補作となった。

松本清張のような推理作家が沖縄にいたら、軍票から米ドルへの切り換えという歴史的事実を題材に小説を書いていただろう。西郷札のように・・・。

ところが事実は小説以上の展開を見せた。

沖縄出身のその男・宮里辰彦は円経済の日本を後にして、ドル経済の沖縄行きの輸送船の甲板に立っていた。 宮里はマッカーサーの「公職追放」という歴史の流れに逆らった。

宮里は、非常に優秀で戦前の東京帝国大学を卒業後、官僚となり軍需省に勤務した。宮里は軍需省の生産課長として兵器の生産体制の整備に努めた。

さらに宮里は軍需次官として、日本の戦時経済の運営に辣腕を振るった。兵器の生産体制の整備や資源の確保など、日本の戦時経済の基盤を固めたのは宮里の功績である。また、宮里は戦時経済の運営において、民間企業との連携を重視した。民間企業の生産力を活用することで、日本の戦時経済の強化を図った。

日本を戦前のような「軍国主義国」にさせないため、「公職追放」を実行したマッカーサーにとって、宮里は「公職追放」の絶好の標的であった。

■公職追放のない沖縄へ転進

 目先の利く宮里は、戦前日本の軍需省に勤務して戦争を煽ったのだから、GHQのいる限り日本では職にありつけない、と素早く判断した。そして米軍占領下の沖縄への「転進」を実行した。

占領下の日本では「公職追放」で、戦前・戦中の優秀な人材を震え上がらせたGHQだが、沖縄では「公職追放」は、行われなかった。 いやそれどころか、むしろ占領軍の手先として優秀な人材の登用を目論んだ。

沖縄民政府通訳官を経て琉球列島貿易庁総裁に

宮里は、1945年(昭和20年)にアメリカ軍が沖縄を占領した後に設置された沖縄民政府で通訳官として、アメリカ軍との交渉や沖縄住民の生活支援などに尽力した。

敗戦直後の沖縄では、英語が話せることは一種の特種技能であった。

元英語教師の比嘉秀平は、通訳なしで米軍幹部と意志の疎通ができるという理由で琉球政府の初代主席を務めている。

「公職追放」という歴史の流れに逆行し、沖縄に転進した宮里は思わぬ幸運に遭遇する。

英語ができる上、東京帝国大学卒という優秀な頭脳を持つ宮里にとって、人材不足の米軍民政府は渡りに舟であった。

1950年(昭和25年)に琉球列島貿易庁が設立されると、宮里は琉球列島貿易庁の総裁に就任した。琉球列島貿易庁は、沖縄の貿易振興を目的とした機関であり、宮里は琉球列島貿易庁の総裁として、沖縄の経済復興に尽力し、1959年(昭和34年)に琉球列島貿易庁総裁を辞任し、その後は実業家として活躍した。

軍需省の幹部として「公職追放」の標的になるはずの宮里は、軍占領下の米軍民政府の貿易庁長官という沖縄経済の重要事項を一手に引き受ける米軍幹部にのし上がったのである。

そして宮里にとってもう一つの行幸は、戦後米政府が実施したマーシャルプランの恩恵を受けた沖縄の好景気である。

戦争は儲かる産業(「産軍複合体」)と、アイゼンハウアーをして言わしめる程当時の沖縄は米国の好景気の影響を受けた。 例えばペニシリンの普及、脱脂粉乳の学校給食や、スパム(ポークランチョンミート)コーンビーフ等当時の平均的日本人には到底享受できない米国の豊富な物量であった。

 

マッカーサーの置土産

■沖縄戦後史を歪めて集団自決の歪曲報道は『鉄の暴風』に始まると言われる。 『鉄の暴風』が米軍のプロパガンダ本として米軍の厳しい検閲の結果だということを示す比較的最近の沖縄タイムスの記事がある。

<沖縄タイムス 1998年1月6日 朝刊 6面>

<翌日、座安さんと一緒に『鉄の暴風』の出版許可をもらいにライカムへ行ったことを覚えている。

現在のスーパーイオンライカム店は、米軍民政府のあったライカム後に設立されている。上記記事の意味するところは、『鉄の暴風』の発刊にも米国の許可が必要であったことを示している。

                   ◇

これに加えて沖縄タイムスが自社の出版物で、しかも『鉄の暴風』のもう一人の執筆者・牧港篤三氏の談話として米軍の圧力について語っている記述は珍しい。

沖縄タイムス発行の『沖縄の証言』(上巻)(沖縄タイムス編 1971年)が、『鉄の暴風』発刊の裏話を7頁にわたって掲載し、「米軍の“重圧”の中で」「三カ月かけて全琉から資料を集める」「書けなかった、ある一面」などの小見出しの下に、米軍の監視のもとに書かざるを得なかった執筆の内幕を書いている

1971年といえば沖縄が返還される一年前。

まさかその30数年後に『鉄の暴風』が原因となる裁判沙汰が起きようなどとは夢想もせずに、二人の執筆者は気軽に本音を吐いていたのだろう。

関連部分を一部抜粋する。

原稿は、翁長俊郎(元琉大教授)に翻訳を依頼し、英文の原稿を米軍司令部へ提出した。 当時の軍政長官シーツ少将が、感嘆久しくした、といううわさも伝わった。 にもかかわらず、しばらく反応はなかった。 あとでわかったのだが、米軍司令部で関係者が目をとおしたのち、「オレにもよませろ」と、ほかにも希望者が続出して許可が遅れたのだという。 米側にも公表だったわけである。>『沖縄の証言』(上巻)(303頁)

脱稿後翻訳して米軍に出版の許可を仰いでいることはこの記述で明らか。

「鉄の暴風」(初版)の序文には、米軍のヒューマニズムが賞賛されている。 「この動乱を通し、われわれが、おそらく終生忘れ得ないのは、米軍の高いヒューマニズムであった。 国境と民族を超えた彼らの人類愛によって、生き残りの沖縄人は生命を保護され、あらゆる支援を与えられて、更生第一歩を踏み出すことができた。 このことを特筆しておきたい」。 たしかに、戦場の各所で、多くの住民が米軍に救出され、米軍に暖かいイメージを抱いたとしても不思議ではない。 沖縄住民は日本に見離され、米国の被保護者に転落していたのだから。 
しかし、「鉄の暴風」が米軍のヒューマニズムを強調したのは、そこに出版の許可条件を満たすための配慮もなされていた、という時代的な制約を見落としてはならないだろう。>(304頁)

太字強調部分は多くの研究者が言及していたが、沖縄タイムス自らがこれを認めた記事は珍しい。

<1949年5月、具志川村栄野比で戦後のラジオ放送の第一声を放った琉球放送(AKAR)は、翌年10月1日の午後7時45分から、毎晩きまった時期に「鉄の暴風」-全文433ページを朗読放送した。 朗読担当者は川平朝清アナウンサー。 クラシックの音楽をバックに流して効果を出したという。>(305頁)

「鉄の暴風」のラジオ放送は、1945年(昭20)12月9日からNHKで放送された、ラジオ番組「真相はこうだ」を明らかに意識していた。

「真相はこうだ」は、NHKの独自番組のように放送されたが、実際は脚本・演出までGHQの民間情報教育局が担当した。

内容は満州事変以来の軍国主義の実態を暴露するドキュメンタリーで、アメリカの都合で故意に歪曲された部分も少なくなかった。

ちなみに沖縄版「真相はこうだ」ともいえる「鉄の暴風」のラジオ朗読をした川平朝清アナウンサーは、ディスク・ジョッキーのジョン・カビラ、元日本マクドナルドマーケティング本部長の川平謙慈、そして俳優の川平慈英という3人の父親である。

<苦しかった執筆条件
牧港篤三談(執筆者の一人※引用者注)

戦記執筆前に日本の戦記出版類をたいてい読み、太田君もトルストイの「戦争と平和」を精読したと言うことでした>(307頁)

「鉄の暴雨風」の問題の箇所「集団自決」を執筆した太田良博氏は、沖縄タイムス入社直前まで米民政府に勤務する文学愛好家であった。 

戦前からのベテラン記者であった牧港篤三氏が執筆の前に準備として目を通したのが日本の戦記物だったのに対し、文学青年の太田氏が精読したのは戦記の類ではなく、トルストイの「戦争と平和」であったという事実は「鉄の暴風」の性格を知る上で興味深いものがある。

米軍占領下の重ぐるしい時代でしたから、米軍関係のことをリアルに書けば、アメリカさんは歓迎すまい、といった、いま考えると、つまらぬ思惑があったのも事実です。 タイムリーな企画ではあったが、書く条件は苦しかった。>(307頁)

大江岩波集団自決訴訟で、「戦後民主主義」の呪縛に取り込まれた深見裁判長が、必死になって大江健三郎と岩波書店を守るための根拠となる『鉄の暴風』に誤った評価を与えても、執筆者の太田良博氏や、牧港篤三氏がその遺稿や談話で「『鉄の暴風』はウワサで書いた」とか「米軍重圧の思惑のもとに書いた」と吐露している以上、『鉄の暴風』に資料的価値を求める深見裁判長の判断は、逆説的意味で正しいという皮肉な結果になる。

つまり、書かれた昭和24年当時の沖縄が、戦記を書くにはウワサで書くのもやむえなかった時代であり、米軍のいやがることは書けなかった時代であったという歴史を知るために、『鉄の暴風』の資料的価値は充分にあるということになる。

大江・岩波訴訟で判決のあった3月28日以降も、大江健三郎著『沖縄ノート』増刷されていることについて、原告代理人の徳永信一弁護士「大阪地裁判決を無視した行為であり、大阪高裁で行為の違法性が証明されるだろう」と語った。

              ★

 

新聞「アイデンティティ」2月1日号に拙稿「沖縄を歪めた沖縄戦後史の大ウソ」が掲載されました。

 

沖縄を歪めた戦後史の大ウソ

~『沖縄「集団自決」の大ウソ』~発刊をめぐり~

 江崎 孝 (ブロガー:「狼魔人日記」管理人)

沖縄の祖国復帰以来、約半世紀経過した。 だが現在も沖縄には、二つのタブーがある。「米軍基地問題」と「沖縄戦」だ。

そこで、本稿では、8年前の「集団自決」を巡る最高裁判決で被告の大江健三郎・岩波書店側が勝訴して以来、一件落着と思われている沖縄戦の「集団自決」問題について検証して見る。

大江健三郎・岩波書店「集団自決裁判」(以後、大江・岩波訴訟)とは、元沖縄戦戦隊長および遺族が、大江健三郎・岩波書店を名誉毀損で訴えた裁判のことである。

沖縄戦の集団自決について、事実関係はこうだ。

大江健三郎(岩波書店:1970年)の著書『沖縄ノート』に、当時の座間味島での日本軍指揮官梅澤裕元少佐および渡嘉敷島での指揮官赤松嘉次元大尉が住民に自決を強いたと記述され、名誉を毀損したとして梅澤裕氏および赤松秀一氏(赤松嘉次の弟)が、名誉毀損による損害賠償、出版差し止め、謝罪広告の掲載を求めて訴訟を起こした。本訴訟は最高裁に縺れ込んだが結局、2011421日、最高裁は上告を却下。被告大江側の勝訴が確定した。

■沖縄タイムスの印象操作

沖縄には約20数年前の最高裁判決を盾に巧みに印象操作し続けている新聞がある。 その新聞こそ、「集団自決軍命説」の発端となった『鉄の暴風』の出版元沖縄タイムスである。

印象操作報道の一例として、2023年5月29日付沖縄タイムスは大江・岩波「集団自決」訴訟の最高裁判決について次のように報じている。

《沖縄戦時に慶良間諸島にいた日本軍の元戦隊長と遺族らが当時、住民に「集団自決」するよう命令はしていないとして、住民に命令を出したとする『沖縄ノート』などの本を出版した岩波書店と著者の大江健三郎さんに対する「集団自決」訴訟を大阪地方裁判所に起こした。国が07年の教科書検定で、日本軍により「自決」を強制されたという表現を削らせきっかけになる。11年4月に最高裁への訴えが退けられ、元戦隊長側の主張が認められないことに決まった。(敗訴が確定)》

沖縄タイムスの主張を要約すれば、「『集団自決』は軍の命令ではないと主張する元軍人側の主張は、最高裁で否定され、被告大江・岩波側の『集団自決は軍命による』という主張が最高裁で確定した」ということだ。

だが、事実は違う。

沖縄タイムスは、戦後5年米軍票から米ドルに通貨を切り替えるという米軍提供の特ダネと交換条件で、1950年に米軍の広報紙として発行された。

以後同紙編著の『鉄の暴風』は沖縄戦のバイブルとされ、同書を出典として数え切れない引用や孫引き本が出版され続けてきた。

しかし残念ながら元軍人らによる大江岩波集団自決訴訟は敗訴が確定し、集団自決問題は国民・県民の記憶から遠ざかりつつある。

このように、大江岩波訴訟で被告大江岩波側の勝訴が確定し国民の「集団自決」問題が一件落着した思われている今年の9月、筆者は『沖縄「集団自決」の大嘘』と題する書籍を出版した。

さて、すでに決着済みと思われている沖縄戦「集団自決問題」に今さら本書を世に問う理由は何か。  

その訳を述べよう。

確かに沖縄の集団自決問題は大江岩波訴訟の結果すでに決着済みと思われている。

この現実を見たら、多くの国民や沖縄県民は、集団自決論争は終焉したと考えても不思議ではない。

だが、岩波大江訴訟で確定したのは、「軍命の有無」ではない。最高裁判決は大江健三郎と岩波書店に対する名誉棄損の「損害賠償請求の免責」という極めて平凡な民事訴訟の勝訴に過ぎない。

肝心の「軍命の有無」については、一審、二審を通じて被告大江側が「両隊長が軍命を出した」と立証することはできなかった。  

その意味では原告梅澤、松ら両隊長の汚名は雪がれたことになる。しかし沖縄タイムス等反日勢力は問題をすり替え、あたかも両隊長の「軍命」が確定したかのように、次の目標として「軍命の教科書記載」を目論み、あくまでも日本を貶める魂胆だ。

ほとんどの国民が集団自決問題を忘れた頃の2022年710日付沖縄タイムスは、こんな記事を掲載している。

《「軍命」記述を議論 9・29実現させる会 教科書巡り、2022710

 沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」を巡り、歴史教科書への「軍強制」記述の復活を求める「9・29県民大会決議を実現させる会」(仲西春雅会長)の定例会合が4日、那覇市の教育福祉会館であった。3月の検定で国語の教科書に「日本軍の強制」の明記がされたことについて意見を交換。社会科の教科書で記述の復活がないことから、今後も活動を継続していく意見が相次いだ。》

■歴史は「県民大会」が決めるものではない

『沖縄「集団自決」の大ウソ』を世に問う第一の目的は、沖縄タイムス編著の『鉄の暴風』が歪曲した沖縄戦歴史を正し、「残酷非道な日本軍」を喧伝する沖縄タイム史観の教科書記述を阻止することである。最高裁による確定後、歴史の是正を巡る状況はさらに新たな展開があった。

 『鉄の暴風』が主張する「軍命論」を粉砕する決定的証拠が出てきたのだ。 仮にこの証拠が大江岩波訴訟の前に登場していたら、裁判の判決も逆だった可能性すらある。

これまで「軍命論争」には、「手りゅう弾説」~大江健三郎の「タテの構造説」など数多くの証拠、証言が論じられた。その中で「援護法による軍命説」は、法廷では一つの推論に過ぎず決定的ではないと言われ、証拠として採用されなかった。

■「援護法のカラクリ」が暴く軍命の大ウソ

「戦闘参加者概況表」(裏の手引書)

ところが「援護法と軍命のカラクリ」を一番熟知する沖縄戦遺族会から決定的証拠を提供していただいた。 「軍命が捏造であることを示す」県発行の「戦闘参加者概況表」(裏の手引書)である。

この証拠を事前に入手していた「軍命派」の研究者達が、「軍命を捏造した」と白状し、さらに証拠の捏造に「恥を感じる」とまで言い切っている。これ以上の決着はないだろう。この一件こそが本書を世に問う最大の目的である。

次に「『沖縄集団自決』の大ウソ」を出版するもう一つの目的を述べておこう。

本書に収録の記事のほとんどは、約20年間ブログ『狼魔人日記』で書き綴った記事を編集したものである。だが、何事にも終りがある。

ブログ『狼魔人日記』の継続に終りが来た時、収録されて記事は広いネット空間に放り出される。 そして、そのほとんどが人の眼に触れる機会もないだろう。

古来、歴史とは文字に書かれ事物・事象が歴史として刻まれるという。 その伝で言えば、ネット上の記録など歴史としては一顧だにされないだろう。

ネット上の記録を紙に書いた記録にする。これが本書出版のもう一つの目的である。

誤った歴史が教科書に載ることはあってはならない。読者の皆様は印象操作に惑わされず、事実を追求して欲しい。拙著がその一助になることを願っている。完



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生配信 真実の沖縄の歴史言いたい放題!元石垣教育長玉津博克先生

2024-05-04 10:58:14 | 政治

 

 

 

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生配信 真実の沖縄の歴史言いたい放題!元石垣教育長玉津博克先生

高校PTA連が暴走!勝手に抗議声明

2011-08-30 19:11:42 | 八重山教科書採択問題

 

沖縄メディアがあたかも悪魔の教科書であるかのように悪宣伝する育鵬社の教科書が全国各地で、次々と採択されている。

愛媛の3市町で育鵬社の教科書採択

2011.8.30 16:04
 愛媛県今治市、四国中央市、上島町の教育委員会は8月30日、市町立中で来春から使用する歴史と公民の教科書として、教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆した育鵬社の教科書をそれぞれ採択した。

 育鵬社の教科書は平成14年度から発行されている扶桑社の歴史・公民教科書を継承。愛媛県では県教委が既に県立中高一貫校全3校と特別支援学校用として育鵬社を採択している。今治市と上島町は現在、今治採択地区として扶桑社教科書を使用しているが、今回から市町単独採択となり、それぞれが育鵬社を選んだ。四国中央市は扶桑社時代を含めて初採択。

 育鵬社の教科書は横浜市、大阪府東大阪市、神奈川県藤沢市、東京都大田区など各地で採択が相次いでいる。今年度の教科書採択期限は31日。

 (SANKEI EXPRESS)

            ☆

 

 沖縄タイムス、琉球新報そして八重山毎日新聞の沖縄3紙が連日デタラメ記事を撒き散らし、玉津会長を個人攻撃しているが、その一方で県民が知りたい情報は3紙で隠蔽し、県民の知る権利を奪っている。

沖縄タイムスが一面トップで掲げる八重山教科書:八重山P連、育鵬社に反対等の記事は、一部の左翼役員の暴走であることが、八重山日報の記事で暴露されたことを書いた。

八重山日報 2011年8月27日

八P連に抗議

教科書問題で「父母の会」

正しい教科書を推薦する父母の会(友寄永三代表)は26日、育鵬社の教科書採択に反対する要請駆動を展開した八重山地区PTA会長(平良守弘会長)に対し、急きょ役員だけで決定するのは一般会員を」無視した行動であり、納得できない」と抗議文を提出した。 役員が「自衛隊を容認しているような教科書は納得しない」と発言していることに対して「自衛隊は憲法でも容認されているし、東北大震災でも大活躍した。自衛隊に対して否定的な教科書がいいなどとは個人の主張」と)抗議している。

            ☆

さらに驚いたことには沖縄2紙が紙面を飾る「○○連合会が抗議声明」などの大見出しがデタラメデであることが、読者の調査によって判明している。

以下のコメントは県内某PTA会長が、新聞記事の出鱈目を実際に調査した怒りのメールの転載です。

 

≪教科書選定を教科書問題に炎上させた新聞は酷いものですが、これもまた酷いものです。
私がPTA会長名で玉津委員長へ【親展】と大きく書いて送付した激励FAXが、教育庁内で消えました。
それも着信履歴まで消えていました。
2度目は、電話をかけながら送付しましたので、受信は確認できてはいますが、とどいたかどうかは・・・
調べたところ、激励のFAXは1件で、残りは皆反対だとか???
 
先日の新報に、「教科用図書八重山採択地区協議会(会長・玉津博克石垣市教育長)をめぐる問題について、2007年の高校歴史教科書検定意見の撤回を求める「9・29県民大会決議を実現させる会」は15日、県庁で記者会見し、「沖縄戦の事実を歴史教科書に記述させることを求めてきた県民として、全く事実に反する教科書が採択されることは絶対許すことはできない」との緊急アピールを発表した。」
とあり、そのアピールの協賛団体の中に高校PTA連合会の名があることを発見しました。

私は8月29日、沖縄県高等学校PTA連合会に、私たち会員へ諮ったり同意を得たのかと問い合わせました、執行部から「8月8日の役員会で遡上にあがったが、このようなアピールに名を連ねる賛同は得られなかった」との返答がありました。

私たちPTA会員への提案や審議は一切やっていないとのことです。
アピールへの協賛団体として掲載され、あちらこちらの思想的なHPに県Pの名が使われているが、それはいったいどういうことなのかと問い詰めると、なんと、
わかってはいたが、修正や削除を求めることを忘れていた」との返答です。先方は大慌てで北川会長との会談を申し入れしてきました。

PTAが思想やイデオロギーに染まった団体やアピールに名を連ね、影響力を及ぼすことはあってはならないことです。
教科書はその地域で静かに選ばせるべきです。
自分たちが気に入らない教科書が採択されたら使わないというのは、ルール違反であり、教育者が取るべき姿ではないでしょう。
それをPTAが後押しすることがあってはならないと。
 
沖縄県高等学校PTA連合会の連絡先です。
参考のため、記載いたします。大方賛同する団体はみな、会員に諮っていないのでしょう。
 ね
沖縄県高等学校PTA連合会 電話 098-866-6420
FAX 098-866-6429
担当者 兼島信雄     ≫
 

 

【おまけ】

沖縄タイムス、琉球新報、八重山毎日新聞の地元三紙が連日デタラメナ記事を垂れ流しながら、一方では「不都合な事実」は3紙が結託で隠蔽し県民の知る権利を奪っている。

ところが沖縄最南端の小さな新聞八重山日報が、県民が知りたい特ダネを連発し、社会の木鐸の役目を見事に果たし一人気を吐いている。

これまで八重山日報が暴露した特ダネは、ざっと次の通り。

(1)従来の八重山地区の教科書選定では「採択教科書」などの違法な文言の下、事実上調査員(教員)が独裁的に教科書を選定していた事実を暴露した。

(2)調査員が「つくる会」系教科書を批判した報告書のほとんどが左翼団体が発行したパンフレットの丸写しだったことを暴露。

(3)八重山PTA連合会が抗議声明をしている報道は、会員に諮らず一部の役員が行った暴走であることを暴露。

本日(30日)の八重山日報は、次のような見出しで教科書問題に焦点を合わせた記事を掲載しているので、明日のエントリーで紹介の予定である。

【教科書選定問題】

■「調査員」の職務は?

  ーパンフ引用でクローズアップー

■低評価突出する保守系教科書
  ー調査研究のあり方に一石ー

■寄稿
  ー「教科書選定問題に思う事」ー
 石垣市教育長・玉津氏に敬意を表する!

民間沖縄対策本部■【八重山教科書採択】八重山日報 ドキュメント「逆転不採択の現場 」(狼魔人日記より)

 
 

八重山教科書採択問題は、文部科学省で「不採択は無効」との見解が示されました。

しかし、沖縄タイムスは、沖縄には産経新聞も八重山日報もほとんど購読者がいない事を良い事に、八重山の沖教組の人の発言を使って、不採択が無効になったのは「政治の圧力だ!」と見出しにつけています。

これ以上、沖縄タイムスが沖縄県民に嘘の情報を流し続け騙し続けることを許してはなりません。

今回は、真実を知るために、ブログ:狼魔人日記より八重山日報の「逆転不採択の現場」を転載させていただきます。

狼魔人日記様、いつも詳細な情報をありがとうございます。

■八重山日報 ドキュメント「逆転不採択の現場 」(狼魔人日記より)

■八重山日報社 9月12日

「数の力」背景に押し切る 県教委 ” 援護射撃 ”で主導2教育長、必死に抵抗

<逆転不採択の現場 ▼1▼ >

育鵬社の中学校公民教科書を逆転不採択とした8日の全教育委員13人による「採択協議」。6時間近くに及ぶやり取りから、「育鵬社不採択」に向け、事実上協議を主導した県教育委員会と、数の力を背景に押し切ろうとする教育委員8人、必死に抵抗した玉津博克石垣市教育長ら教育委員5人の攻防が見えてくる。逆転不採択の現場を再現する。

<玉津教育長>
「県教育庁義務教育課の指導自体が不当介入であり、違法であります」

攻防は3市町の全教育委員会で構成する「八重山地区教育委員協会」の臨時総会という形で始まった。しかし、それに先立ち、玉津教育長は県教委の「不当介入」を文科省に訴えた要請書を報道陣に朗読、機先を制した。要請書は同日午前、送付したばかりだった。 開会直前、オブザーバー参加した県教委の狩俣智義務教育課長が挨拶に立った。

<狩俣智義務教育課長>

「県教委には公正適正な採択をしていただく立場で、交通整理をする法的な役目がある。教科書が3市町で一本化できていない。ここで統一をしてもらいたい」

教科書無償措置13条4項によって、3市町は「協議」し、同じ教科書を使用しなくてはならない正式な「協議」の場である採択地区協議会はすでに、育鵬社版の公民教

科書を選定し、3市町教育委員会答申している。市教委、与那国町教委は答申通り育鵬社版、竹富町教委は答申に従わず東京書籍版を採択した。

解決策は
(1)竹富町を指導して答申に従わせる
(2)新たな「協議」の場を設定して採択をやり直す
の2案。

狩俣課長の発言は、県教委が(2)を採用し、この場が教科書を一本化するための「協議」の場であることに「お墨付き」を与える意味があった。

<仲本英立石垣市教育委員長>

「8月31日に採択協議会も終了し、これは大変なことだ、八重山の子供たち、学校の管理運営ははどうなるのかと思った。八重山高校3年生が八重山毎日新聞社に出した投稿で『子どもは親の背中をを見て育つ。情報公開、説明責任を果たす真の民主主義の姿を見せてほしい』という記事を書いたことに感動し、勇気をもらった」

~冒頭のあいさつから、育鵬社版教科書の不採択を訴える高校生の新聞投稿を引き合いに出す仲本委員長。仲本氏は臨時総会の招集権者。臨時総会の招集者が、育鵬社版教科書を採択した石垣市、与那国町教育委員会の決定を覆す狙いだったことを濃厚うかがわせる発言だった。~

<崎原用能与那国町教育長>

 「この場を教科書無償措置法13条4項の協議として位置づける根拠は何か。採択協議会とは別に協議会を設置するのか」

<仲本委員長>

「そういう方向性が見えたらいいと話しただけだ」

<崎原教育長>

「県の資料によると、3教育委員が認めたときにしか協議できないことになっている。勝手に、この会合で多数決できるものではない」

~県教委は前日の7日に作成した文書で、教科書採択をやり直すための「協議」は3市町教委の了解が必要だと明記していた。玉津教育長も発言を求めた。~

<玉津石垣市教育長>

「教科書無償措置法13条4項に定める協議は、採択地区協議会で、しっかり議論して結論を出している。残念なことに竹富町教委が自分たちで教科書の選択までやって、東京書籍を採択したことは由々しき事態だ」

<慶田盛教育長(竹富町)>

「石垣市教育長の話は許されない。非常識な話はするな。採択権は教育委員会にある」

~竹富町教委が協議会の答申に従う理由はないと、声を荒げて反論する慶田盛氏。玉津教育長はなお食い下がる。~

<玉津教育長>

 「採択権者(竹富町教委)が、答申と違う採択をするから問題になっている」

<慶田盛教育長>

「答申には法的拘束力はない」

~ここで県教委の狩俣義務教育課長が、慶田盛氏を「援護射撃」する。~

<狩俣課長>

「地区採択協議会は3教育委員会の諮問機関。(答申には)拘束力はない」

<慶田盛教育長>

「分かりましたか」

~苦笑いして引き下がる玉津教育長。仲本委員長は会を進行した。~

<仲本教育長>

「教育委員13人がそろっている。この場を採択の一本化に向けた協議の場にしていきたい」

<慶田盛教育長>

「教育委員協会は閉めて、教科書を一本化する協議会に切り替えたほうがいい」

~ここで狩俣課長が「指導助言」に立った。~

<狩俣課長>

「異なった採択をした場合は協議を行う。この場を、協議の場にしていただきたいというのが県教育委員会の指導助言だ」

<仲本委員長>

「臨時総会は閉じます。閉会のあいさつをお願いします」

~入慶田本朝政与那国町教育長が閉会のあいさつをして、臨時総会は終了した。~

<仲本委員長>

「(引き続き)この場を教科書一本化に向けての協議の場とします」

一方的に宣言する仲本委員長。すでに終了した3市町の公民教科書採択が白紙化され、全教育委員13人による新たな「採択協議」が始まろうとしていた。


■八重山日報社 9月13日

「最も民主的な協議の場」ちらつく ” 多数決 ” カード育鵬社版に嫌悪感あらわ

【逆転不採択の現場 ▼2▼】

~市教委、与那国町教委はすでに、採択地区協議会の答申に従った教科書採択を終了している。新たな「採択協議」は認められないと、玉津教育長が反論した。~

<玉津教育長>

「(この場を)教科書無償措置法の協議会にするには、各教育委員会がお互いに合意しなくてはならない。(各教委で)3つに分かれて話し合いをしましょう。文科省のある課長補佐からの情報だが、協会を協議会に変える場合は、それぞれの教委が合意した上でないとできないという回答だ」

<慶田盛教育長>

「(教育委員が)全員集まっているから協議の場だ」

~強く協議入りを求める慶田盛教育長を、狩俣課長が再び「援護射撃」する。~

<狩俣課長>

「ここに教育委員会の全委員がそろっている。最も民主的な協議の場だ。ここで話し合いをしていただきたいというのが県教委の希望だ」

~育鵬社版の採択に賛成した市教委の徳松節子委員が異議を挟む。~

<徳松委員>

「私たち(市教委)は2時間近く議論を重ねて採択した。それが最終のものだと思っている。民主主義は多数決原理だと思うが、今回は多数決の原理を超えて、それぞれの主義主張が出た。こういうところで1つにまとめましょうということに対して、最初から大変無理があると思う」

~異論があるにもかかわらず、仲本委員長は、協議入りに固執する。~

<仲本委員長>

「この場を13人の委員の責任と英知によって、協議の場とすることについて、採決にもっていきたい」

~早くも「多数決」のカードをちらつかせる仲本委員長。崎原教育長、玉津教育長が猛烈と抗議すると~

<崎原教育長>

「竹富町のように、協議会では多数決で負けたから、帰って覆すという民主主義がどこにあるのか」

<玉津教育長>

「すでに8月31日で協議会の業務は終了している。今後、協議会を開くことには賛成できかねる。仮に協議会をやるのなら、これは各自、教育委員会に持ち帰って、13人の場を協議会にするかどうか、改めて話し合いをやるべきだ。県教委のご意見もうかがいたい」

~狩俣課長が「指導助言」に立つ~

<狩俣課長> 

「3教育委員会には協議をする責任と義務がある。ぜひ協議してほしい。全員が参加しているこの形が最も望ましい。もし協議ができないということであれば、県として招集しないといけなくなる。そういう事態は避けたい」

~県教委による教育委員の「招集」まで持ち出し、協議入りを迫る狩俣課長。協議は休憩に入った。協議の再開後、議長役は竹盛委員長に交代する。委員が一人ひとり意見を述べる。~

<崎原教育長>

「今回に限り、竹富町が協議会の答申を受け入れなかったことが疑問。復帰後、ずっと答申案の通りやっている。文科省も静ひつな環境の中で、他人の圧力に屈しない判断をしなさいといっている。(竹富町は)まともに判断したとは思えない。世間の圧力でそういう結果になった。外部の圧力ではなく、子どもたちの目線で判断してもらえるか聞きたい」 

~育鵬社版教科書は、文科省の検定をパスした7社の教科書の1冊だ。与那国町の具志堅学子委員、石垣市の石垣朝子委員は、育鵬社版教科書を擁護する。~

<具志堅委員>

「『この教科書は子どもたちに渡せない』というが、なぜ国も県も認めて、この地区に来たのか。公正な目で見てほしい。私自信は、協議会の答申が民主主義だと思っている。それを重視してほしい。」

<石垣委員>

「市教委で2時間余に及ぶ話し合いをし、結論が出た。一生懸命やって採択したものを、ノーと言うことはできない」

~竹富町の内盛正聖委員が、育鵬社版に反対意見を述べる。~

<内盛委員>

「文科省が認めているのに何の問題があるのか、1つだけ言う。育鵬社の公民に『私たちは両親のもとに生まれ育ち、家族の一員として助け合いながら生活を営んでいます』とある。本当にそうでしょうか。違いますよね。片親の家庭もある。さびしくなる子もいませんか」

<崎原教育長>

「両親から生まれないで誰から生まれるのか。ばかなことを言うな」

~強引な論理に、崎原教育長が思わずあきれ声を上げる。内盛委員は別な角度から、育鵬社版が協議会で選定されたことに異論を訴える。~

<内盛委員>

「どういう経緯で育鵬社の本が上がり、どういう議論があったのか、きょうまでに説明があっても良かった。調査員の推薦がない本が議題に上がったのはどういう経緯なのか。説明してほしい」 

~竹富町の大田綾子委員は、現場教員である協議会の調査員が育鵬社版を推薦しなかったことを指摘。育鵬社版の採択に反対する。~

<大田委員>

「子どもたちに恥じることのない説明責任を持ちたいと常に思っている。調査員 の先生の調査資料を大切にしたい。それが現場の先生に指導意欲、子どもたちに学ぶ意欲をつけることだと信じて教科書を選んできた」

~協議会委員でもある大田委員はさらに、協議会での選定の内幕も明かす。~

<大田委員>

「私は協議会で、歴史と地理について、かなりの時間とエネルギーをかけて発言してきた。その発言が公民の中にも生きてくると信じていた。しかし、それが覆されてしまった。公民が選ばれたときは、ショックで血の気が引いて、身体が震えるほどだった」

~育鵬社版へ嫌悪感をあらわにする大田委員。批判は、他の委員からもなおも続く。~

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国会議員が尖閣諸島調査に同行で中国海警が“威嚇行動” 実情は海保が中国を圧倒する

2024-05-03 18:38:41 | 政治

 

 

 

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【緊急中継!】今更感はありますが、有志国会議員団(稲田朋美・桜田義孝・和田有一朗 ・青山繁晴・山田宏)の乗り組んだ尖閣調査船が、

占領軍より悪い政府の9条解釈 元武蔵野女子大教授 杉原誠四郎氏に聞く(上)【連載】日本の憲法改正―論客に問う(3)

  •  

――現行憲法の問題点をどう考えるか。

日本国憲法というのは占領軍に押し付けられた憲法というのは間違いない。日本から見たら不満な点がある。けれども、制定された経緯はともあれ、日本国のための憲法だから占領が終わってから70年を超えている現在、本当に国家のために正しい解釈をしているのか、反省してみる必要がある。

すぎはら・せいしろう 1941年広島県生まれ。67年東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。城西大学、武蔵野女子大学(現武蔵野大学)教授を歴任。著書に『法学の基礎理論 その法治主義構造』、『理想の政教分離規定と憲法改正』、『安倍晋三の黙示録としての「要説・吉田茂という病」』(Kindle版)など。

典型例が9条の問題だ。第9条は、確かにマッカーサーが押し付けてきて政府が最初に帝国議会に出した時の条文は、自衛権を否定はしないけれども、自衛のためにも戦力は持てない、交戦権はないという条文だった。だが、例の芦田修正によって、解釈の仕方によっては自衛戦争のためには戦力を持ち得るという解釈ができる条文に変わった。

議会ではそのこと自体に関わる説明はないが、占領軍はそう解釈をして、それでいいと言った。その代わり文民条項を入れるよう銘じてきた。それは武官がいるという前提でないと成り立たない条文だ。だから結局、占領軍の押し付けた憲法は自衛のためであれば軍隊を持てるという前提の憲法だということになる。その解釈の方が主権を回復した独立国家としての日本にとっては正しく相応(ふさわ)しい解釈だ。

――現在の政府の解釈は間違っているということか。

占領軍の押し付けたものよりも悪い解釈を日本政府が行っているということだ。そのことに一番の責任を持っているのは当時の首相、吉田茂だ。彼は1952年4月28日に日本が主権を回復した後も首相を続けて、その解釈を変えなかった。主権を回復した瞬間に解釈の自由を得たわけだから、占領期にはそういうことを言っていたが、これはこういうふうにも読める、従って主権を回復した時点から解釈はこうだ、そういうふうに解釈を変えれば、今の自衛権を巡る混乱は70年間も続かず、この主権回復の時点で解消していたはずだ。

――共産主義の洗礼を受けた野党の影響も大きい。

どの国にも政治には一つのパターンがある。日本は、保守系は自民党が単独で支持を集め、後は野党になり、野党は反保守的に政府に抵抗することが仕事みたいになってきた。だから政府が憲法を変えようとすれば抵抗することが彼らの仕事となった。

けれども、9条のこれまでの萎縮した解釈は本当は間違いだ。その解釈は占領軍が押し付けたものではなくて、日本自らが作ったものなのだ。そのことをよく理解しておかなければならない。

――著書で天皇を巡る解釈でも問題があると指摘している。

2番目に、天皇は元首か元首でないかということ。占領期に東京大学法学部の法学者が作った解釈は、国民主権を表に出して、それ故に天皇は元首ではないと解釈している。それが今も東大法学部の解釈だ。さすがに日本政府は、解釈によっては天皇は元首と言えるという言い方をしているが、元首だときっぱりとした言い方はしていない。東大法学部の影響を受けている。

天皇を元首としない東大憲法学

「法治主義」とか「法の支配」には一つの重要な原則があって、国の法規を改正した時には、改正法の解釈は旧法にできるだけ近づけて解釈すべきだという原則だ。そうすると、日本国憲法の解釈は大日本帝国憲法に近づけて解釈するのが正しいということになる。

その観点から見たら、「天皇は元首でない」とか、「元首は総理大臣である」とかいう規定が日本国憲法にあるのならばいざ知らず、そういうものがない以上は、大日本帝国憲法の解釈に基づいて元首であると言わなくてはいけない。

――東大法学部はどうしてそういう解釈をしたのか。

当時、東大法学部は公職追放になり得る教授がいっぱいいた。戦前は国家権力を支える法学をやっていたわけだから、その人たちが公職追放を逃れようとして、占領軍の意向を過度に忖度(そんたく)してそういう解釈を作ったのだ。天皇は元首でないという言い方をした方が占領軍が喜ぶであろうと…。私はこういう人たちを「敗戦利得者」という。だから東大法学部の憲法学は「敗戦利得者憲法学」ということになる。

その中心人物である宮沢俊義は、日本国憲法の「国民主権」を強調して、日本がアメリカに降伏した昭和20年8月15日に革命が起きていたという珍奇極まる「8月革命説」を唱えたが、帝国議会で憲法改正を担当した国務大臣の金森徳次郎は最初から最後まで一貫して、日本の「国体」は変わっていないと答弁し続けた。

――8月革命説は後付けの理論だ。

国民主権、主権在民を宮沢俊義たちは強調するが、帝国憲法も日本国憲法も改正手続きは原理的には同じだ。つまり、帝国憲法の場合第73条では、天皇が提示した改正案であっても国民は拒否する自由を持ち、国民の承認がなければ、たとえ天皇の示した改正案でも改正できなかった。つまり、帝国憲法も日本国憲法も実質的には国民主権で成り立っていたわけだ。

戦前、大審院長(最高裁長官)、内閣総理大臣などを歴任した平沼騏一郎が「天皇の統治の本体は憲法によって定まったものではなく、憲法で述べたものにすぎない」と語ったが、日本の長い歴史でいえば天皇の統治権も、天皇は国民の意向に沿いながら統治していくということ、そういう状況は帝国憲法以前にあった。「国民主権」という言葉は、そういうことを前提にして解釈をしなければいけない。日本国憲法で国民主権を宮沢俊義のように過剰に解釈するのは間違いだ。(敬称略)

(聞き手=武田滋樹、亀井玲那)

芦田修正 昭和21(1946)年8月、芦田均憲法改正小委員会委員長が憲法改正草案の第9条第2項(戦力不保持、国の交戦権否認)の冒頭に「前項の目的を達するため、」という文言の挿入の修正を行った。

文民条項 日本を占領管理するための最高政策決定機関たる「極東委員会」が昭和21年7月に採択した「日本の新憲法についての基本原則」に「国務大臣は文民でなければならない」との原則がある。日本側は当初、軍人の存在を前提とした規定を置くのは無意味だと主張し、その主張が通ったが、芦田修正後に極東委員会が改めて要求。これを受けて、貴族院における修正で憲法第66条第2項として追加された。

国会議員が尖閣諸島調査に同行で中国海警が“威嚇行動” 実情は海保が中国を圧倒するも…日本が取るべき備えは

FNNプライムオンライン

上陸しての環境調査は国際機関と共同で行うことも視野に

  •  

    尖閣諸島は日本固有の領土である。日本国や日本国土は原則、良識があり愛国心のある日本人のみの国であり土地であるべき。 さもなくば、いずれ秩序が乱れて故意に悪意的に迷惑掛けられることになる可能性がある。 それが次第に不満不安の原因になる。その不安と不満の原因を最初から排除すれば良い。 現実に海外がそうであり大変な事になっている事実がある。 不安を持ちながらの生活は気分が悪いし怒りも。 私は諸君に対し、銃を持って第一線に立てとは決して申しません。 私があなた方に希望するところは、飽くまで学問を広く平らかな心を持って勉強し、将来発展の基礎を作っていただきたいのであります。 気を広く持ち高遠なるところに目標を置いて日本のため進んでください。山本五十六、正にこの言葉の如し。 警告しても侵略してくるならば、寄らば斬り捨てる覚悟。 やはり、日本全土に核武装にて平和になるだろうと皮肉。

    <button class="sc-zgfoo6-0 dFnftb" aria-label="非表示・報告メニューを表示" data-cl-params="_cl_vmodule:cmt_usr;_cl_link:button;_cl_position:5;" data-cl_cl_index="108"></button>

    海保が言っていた。 以前は海が荒れ始めると操船技術が未熟な中国船はサッサと帰っていった。しかし今は現場海域に残るようになった。我々が中国に荒れる海での操船技術を訓練してやったことになる、と。 普通に上陸して漁港と海自・海保の基地をつくれば済む話。

    <button class="sc-zgfoo6-0 dFnftb" aria-label="非表示・報告メニューを表示" data-cl-params="_cl_vmodule:cmt_usr;_cl_link:button;_cl_position:6;" data-cl_cl_index="126"></button>

    他の機関は調査等に入れなくて良い、その時点で自国の領土を有耶無耶にするだけ! 日本の領土に何を他国の力を借りる必要があるのか? 世界遺産とか余計な事をしてたら、口煩い連中がイチャモン付け、後々自衛隊の駐屯に支障が出て国益に反する。 くれぐれも普通に粛々と事を運ぶよう。 ましてや国内にもおかしな連中が沢山いると言うのに。

    <button class="sc-zgfoo6-0 dFnftb" aria-label="非表示・報告メニューを表示" data-cl-params="_cl_vmodule:cmt_usr;_cl_link:button;_cl_position:7;" data-cl_cl_index="144"></button>

    仮に日本の海保船とかが中国領海を侵犯したら…中国は躊躇うことなく軍を使うということが想像出来るわけで、それに対して日本の尖閣での対応ってこれでいいのかね?

  •  
     
     
    <button class="sc-zgfoo6-0 dFnftb" aria-label="非表示・報告メニューを表示" data-cl-params="_cl_vmodule:cmt_usr;_cl_link:button;_cl_position:8;" data-cl_cl_index="162"></button>

    この先ヤギは何年間生きられるのだろうか?餌無くなってバッタバッタ倒れ飢え死にになるけど死体はそのまま放置になるのか?

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    <button class="sc-zgfoo6-0 dFnftb" aria-label="非表示・報告メニューを表示" data-cl-params="_cl_vmodule:cmt_usr;_cl_link:button;_cl_position:9;" data-cl_cl_index="180"></button>

    裏金議員が外交問題を起こさないでくれるか。イスラエルの問題とかウクライナの問題もある微妙なタイミングで、国民を危険にさらさないでください。やりたければ、国会議員を辞めてから、やってください。裏金議員さん。

  • <button class="sc-zgfoo6-0 dFnftb" aria-label="非表示・報告メニューを表示" data-cl-params="_cl_vmodule:cmt_usr;_cl_link:button;_cl_position:10;" data-cl_cl_index="198"></button>

    遺憾と抗議しか出来ないでない? そろそろ制裁の1つでもしたら?

上陸しての環境調査は国際機関と共同で行うことも視野に

 

 

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講演案内、【視点】改憲論議 沖縄が先導役に

2024-05-03 04:21:40 | 政治

 

 

 

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【視点】改憲論議 沖縄が先導役に

八重山日報
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<button class="sc-zgfoo6-0 dFnftb" aria-label="非表示・報告メニューを表示" data-cl-params="_cl_vmodule:cmt_usr;_cl_link:button;_cl_position:1;" data-cl_cl_index="36"></button>沖縄県玉城デニー知事へ 沖縄タイムや琉球新報の 異様新聞ばかり愛読せずに 同じ沖縄県の八重山日報の記事も 読みましょうね! m(__)m
 

「私は自民党に失望しました。国民生活は大変な状況なのに自民党と岸田総理の責任は重いです。この状況の責任はどうとってくれるのでしょ

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講演会 お知らせ

2024-05-02 17:27:14 | 政治

 

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反日の条文は是正せよ 改憲不能に規定したGHQ【連載】日本の憲法改正―論客に問う(1)

2024-05-02 12:59:30 | 政治

伊藤貫先生が語る 日本人が知らない3つの嘘!憲法 核の傘 日米同盟

反日の条文は是正せよ 改憲不能に規定したGHQ【連載】日本の憲法改正―論客に問う(1) 元衆院議員 西村真悟氏に聞く(上)

 
 
で憲法改正論議が停滞している。第2次世界大戦の結果、占領軍がもたらした“平和”憲法の前提が、衰退する米国、「力による現状変更」に向かうロシア、中国の動きなどにより崩れつつある中、日本の憲法はいかにあるべきか論客に聞いた。
にしむら・しんご 1948年、大阪府堺市生まれ。京都大学法学部卒業。父は民社党第2代委員長の西村栄一氏。1993年に衆院初当選、2014年まで6回当選。国会で初めて北朝鮮による拉致被害を追及。主な著書に「日本民族の叙事詩―祖国を形づくるもの」(展転社)。

――戦後、これまで憲法が一度も改正できなかった理由は。

 

敵(連合国軍最高司令官総司令部=GHQ)はあっぱれで、改正不能の改正規定を置いたからだ。憲法改正には両議院の総議員の3分の2の発議と国民投票による過半数の賛成を必要とする。改正しようと思えば思うほど、敵が仕掛けたアリ地獄に落ちていく。だから、知恵を絞って改正するのではなく、無効を宣言した方がいい。その方が国民も納得できる。

憲法を守れという人々には89条はどうなっているのか尋ねたらいい。「公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない」と書かれている。しかし実際は、創価学会、天理教、朝鮮総連などが保有している教育機関に公金が支出されているのは違憲状態だ。これについて誰も何も言わない。

戦争放棄を規定する9条を守れているのか。2項には、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない」と書かれている。4月20日夜、伊豆諸島沖に海上自衛隊のヘリ2機が墜落する事故があったが、これらのヘリは交戦権行使の訓練をしていたのではないか。すでに、国は憲法を守って運営されていないのが実情だ。

 

――日本国憲法が評価できない理由は。

反日的部分だ。政教分離を規定(20条)しているため、政治家が神社仏閣に玉串料を支払うことが違憲扱いになる。また、個人の尊厳(13条)が書かれている。歴史、文化、習慣に拘束されない砂粒のような個人が最も尊重されなければならない。生理的な男性が女と言えば女性として扱われなければならなくなってしまった。

自衛隊については憲法上は違憲となり、しかも交戦規定がない(9条2項)欠陥がある。見苦しいものは無視して無効だと宣言してしまえばいい。

――国会議員時代、憲法改正についてどのような発言をしたか。

参院予算委員会で憲法について質問する機会があった。「国の自衛権を憲法が保障しています」と防衛相担当が回答した。これに対し、「自衛権は憲法が存在しているからあるのではなく、日本が国家である以上はあるものだ。その憲法がひょっとしたら無効かもしれない」と問題提起した。これまで誰も提起したことがない発言だった。

 

――他の国会議員からの反応は。

議論を挑んでくる議員はいなかった。憲法無効論は私の政治信念の核心だ。無効論に積極的に賛同し、共感してくれる議員は表向きは皆無だった。ただ、これでいいと思っている。憲法について突っ込んで考えたことのない国会議員しかいないから当然だ。普段から思い浮かべることができるような条文ではないからだ。

戦後50年決議(村山談話)が発表されるに当たり、小沢一郎衆院議員に感想を聞くと「普通の国にする」と言っていた。これに対し、「普通の国が戦争に負けたらどんな決議をすべきか。戦争に負けて憲法まで作り変えられてしまったのではないか」と主張した。

 

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祖父が師匠!謙虚さ、大谷が師匠と慕う人物が判明「誰よりも尊敬している人…師匠の教えが僕を創り上げた」知られざる生い立ちを初告白【海外の反応/MLB/野

2024-05-02 07:43:15 | 政治
 

 

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大谷が師匠と慕う人物が判明「誰よりも尊敬している人…師匠の教えが僕を創り上げた」知られざる生い立ちを初告白【海外の反応/MLB/野

 

 

「あと5年しかない...」大谷翔平が衝撃の告白!「去年の自分に戻りたい...。」米野球界とファンに大きな反響が巻き起こる!【海外の反応/

 
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円安止まらないと大騒ぎ!何が悪い?

2024-05-02 05:32:07 | 政治
 

1016回 円安止まらないと大騒ぎ!何が悪い?

 

歴史的円安 一時160円台に!この裏で一番儲けている財務省

【成田悠輔「円安は敵ではない」】東京がアジアの金融ハブになるには?/タンス預金の使い道/投資詐欺に騙されないための金融教育/

 

【東京ホンマもん教室】岸田訪米に見る“異次元の対米従属”(4月27日放送分)

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トランプ前米大統領「ドル高は愚かな人々には聞こえがいいが、わが国の製造業者などにとっては大惨事」

2024-05-02 04:17:04 | 政治
 

 

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2024年05月01日

 

トランプ前米大統領「ドル高は愚かな人々には聞こえがいいが、わが国の製造業者などにとっては大惨事」

1 名前:PARADISE ★ 垢版 | 2024/05/01(水) 11:52:33.70ID:K4FulSDF9
[東京 24日 ロイター] - トランプ前米大統領は23日、ドルが対円で34年ぶりの高値をつけたことを巡り、米国にとって「大惨事だ」とし「バイデン政権は放置している」と批判した。
トランプ氏は交流サイト(SNS)で「(ドル高は)愚かな人々には聞こえがいいが、わが国の製造業者などにとっては大惨事。競争力を失い多くのビジネスを失う」とした。
「私は大統領時代、特に日本と中国に対して、そんなことはできない、と主張するのに多くの時間を費やしてきた」とも指摘した。

引用元
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/CBUIZM4NDJN6DF7UE6R5MHS5ZY-2024-04-23/
2: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 11:54:11.99 ID:ACWQzW7l0
ドル高ドル安も一長一短だからな

9: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 11:56:22.45 ID:kLFeqPFF0
日本の株高も同じだぞ

31: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:03:52.42 ID:7LdpxRGr0
アメリカの生産力も下がってるんやろな

4: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 11:54:48.56 ID:4x5NEy5F0
お前利下げ強要してたじゃん

7: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 11:56:10.33 ID:HAM3gE7k0
>>4
そりゃそうだろ
利下げすりゃドル安になるし

11: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 11:56:30.61 ID:aGQ7BvC+0
資源があれば円安でもいいけどね

24: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:00:44.53 ID:mPFjT3j90
アメリカの政策ミスに世界中がつきあわされてるようなもんだな
普通の国なら通貨が暴落するもんだがドルが基軸通貨だからな

30: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:03:23.58 ID:Grk+YXrf0
利下げなんかしないよ、トランプになったら日本には関税をかける手段になります

45: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:07:26.54 ID:lQf6pJpY0
こいつ反日だけあって円ドルのことしか頭にないんだなw

53: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:09:18.74 ID:m/EGmoH50
>>45
アメリカ大統領になる人は親日って前提が間違ってるけど

55: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:09:58.63 ID:VdKuo/zj0
大惨事だね

56: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:10:41.81 ID:IvTNrdmT0
自国通貨高は百害あって一利なし
さすがトランプよくわかってる

61: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:11:54.01 ID:gx5V6hrI0
電気ガスの補助金終わったら国内製造業も円安のメリット吹っ飛ぶんじゃね

65: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:12:46.59 ID:e/rqOsE20
アメリカが建て直すまで投資家のマネーゲームに日本は耐えられるんか

72: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:14:09.38 ID:k5Z3Ergu0
トランプって返り咲けるの?俺は無理だと思うんだけど。

80: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:17:22.57 ID:59DX4TUQ0
アメリカが利下げに踏み切るのは経済が景気後退に転じるのが明らかな場合で、
市場が暴落しているときに慌てて利下げするだろう

84: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:18:22.22 ID:wg2dR3dB0
悪い円安と騒いでる人はトランプ応援しましょう

105: 警備員[Lv.10(前4)][新苗] 2024/05/01(水) 12:25:03.53 ID:4KcSEzp50
通貨高ってそういうもんよね。

108: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:25:39.43 ID:z92hRdI30
ドル安にするために無理やり金利下げてインフレ加熱させたら本末転倒だろ

119: 警備員[Lv.42][苗] 2024/05/01(水) 12:28:36.80 ID:8fGFlmoA0
原材料高で日本も大惨事ですよ

137: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:32:49.06 ID:SYNSLz6F0
トランプも直接貧乏人とは言えないもんなw
もろに支持層だし

145: 警備員[Lv.42][苗] 2024/05/01(水) 12:33:48.14 ID:tmKALVSM0
ほならバランス取ってくれ

149: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:34:15.79 ID:MSEF7lnF0
円高にしてくれるのか

ありがとう トランプ

171: 警備員[Lv.25(前6)][苗] 2024/05/01(水) 12:38:22.99 ID:s1qEPRov0
日本から輸出してるものって、なんかある?

184: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:40:05.09 ID:YAGWvtJT0
ドル高はドルの価値が高くなるからいいじゃん
文句言うなら円高ドル安にしてくれ

187: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:40:18.44 ID:E2kfCJeZ0
てか、自国の通貨弱くなれ~、とか思ってる人
ちょっとヤバいと思う

209: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:43:04.88 ID:i+jrRimh0
円高過ぎても円安すぎてもダメ
だけど、今は過度な円安
そして岸田は何もせずバカンス出発
もう辞めろ

223: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:44:20.56 ID:hOEHi5Zn0
日本のアルバイト時給=850円、ラーメン850円
アメリカのアルバイト時給3000円、ラーメン3000円

同じじゃね?

235: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:47:10.58 ID:s4QfL6Zo0
>>223
東京のバイトの時給、アイデムでは平均1423 円、さすがに安すぎやろ

263: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:49:48.85 ID:cPpmnSwX0
トランプ「さっさと円高にしろ」
ってことかw

342: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 12:58:44.89 ID:F4dIoGuq0
トランプさん、大統領に返り咲きしないかな

411: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 13:05:45.90 ID:ArVGcOAQ0
120円前後がアメリカにとっても日本にとってもお互いに
一番いいんだよ

439: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 13:08:23.06 ID:rW/BN17v0
気づいちゃいました?

512: 社説+で新規スレ立て人募集中 ころころ 2024/05/01(水) 13:18:06.70 ID:gvgaCxb40
円高にしろよ

59円だぞマック

524: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 13:19:37.53 ID:9WAlJzKd0
>>512
円安でいいよ。マジで。
無職乞食の生活が苦しいのは当たり前だし、企業や働く人が楽にならないと意味ない。

521: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 13:18:52.10 ID:WTtNrmHJ0
日本が持ってるドルを売ればドル安円高になると思うよ

630: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 13:31:32.74 ID:phX3iPox0
アメリカの寿司やラーメンがくそ高いと聞いた その分給料がいいだけっていうかもはや今の給料では生活が大変な人が増えてんだろう

633: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 13:31:54.55 ID:PImTV/zQ0
来週にはまた1ドル160円突破じゃん。

704: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 13:44:09.84 ID:77JypEeR0
まあ、アメリカ人がどれだけインフレに耐えられるのかっていう実験としては面白い

745: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 13:52:06.81 ID:cMOAwirj0
トランプ 頼むよ

746: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/05/01(水) 13:52:14.43 ID:Mk0Z3XYb0
どうすんだこれ


元スレ:https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1714531953/

 

円安vs.円高 どちらの道を選択すべきか
宿輪 純一
東洋経済新報社
2013-05-31
 
 
 

 

【トランプ前大統領】円安ドル高水準「アメリカにとって大惨事だ」

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あんた何しにアメリカへ、麻生太郎がトランプに会いに行った真相とは?岸田首相も同じように企むアメリカに兆単位のお金を貢ぐ売国計画とは。「もしトラ」に帽子を

2024-05-01 06:58:30 | 政治
 

 

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我那覇真子独占インタビュー① 我那覇家は変わってる?10代の頃の葛藤【参政党沖縄】

麻生太郎がトランプに会いに行った真相とは?岸田首相も同じように企むアメリカに兆単位のお金を貢ぐ売国計画とは。「もしトラ」に帽子を

麻生太郎の祖父である吉田茂は、GHQ最高司令官マッカーサー元帥の操り人形となって日本をアメリカに売った売国奴である。

そして今度は吉田茂の孫麻生太郎が日本をアメリカのATMにしようとしている。

麻生太郎がトランプに会いに行った真相とは?岸田首相も同じように企むアメリカに兆単位のお金を貢ぐ売国計画とは。「もしトラ」に帽子を脱いであいさつに行く

円安悪に騙されるな!財務省、真の思惑!大増税シナリオ!本質を理解して財務省を打ち破れ!消費税を減税・廃止せよ!キシキン解説!

 

607回 地上波では無理!円安の何が悪い?ようやく30年前に戻れたのにまた間違った政策で不況にするつもり?【言い間違い 00:01:3

 

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我那覇真子独占インタビュー① 我那覇家は変わってる?10代の頃の葛藤【参政党沖縄】

2024-05-01 06:25:57 | 政治

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【老子】現代人が知っておくべき老荘思想 無為自然の生き方 tao 道教 15冊要約【第二弾】朗読 書評

2024-05-01 05:14:29 | 政治
 

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「屈辱の日」で集会!基地の無い平和な沖縄めざして  沖縄【みんな勘違い】平和の反対は戦争ではなく〇〇

2024-05-01 04:50:23 | 政治
 
「基地が無い→戦争が起こらない」が成り立つ意味が分からない。それだったら「警察がいない→犯罪が起こらない」も成立するじゃん。4:30で示すように、誰一人若者が反基地運動に参加していない理由からも、いい加減、老人たちは気づけよって思う。
 
老人たちは若者のためと反対運動してるが反対運動に若者がいないので、果たしてこれは誰のための運動なのかって思う。県政も一緒。老人しか支持していない。
【みんな勘違い】平和の反対は戦争ではなく〇〇
 

復帰運動当時の若者語る 求め続ける“平和な沖縄”とは(沖縄テレビ)2024/4/29

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