25日、長期金利の代表指標である新発十年物国債利回りが一時1・605をつけた。
これは3月に行われた量的緩和政策時点の水準に再び近ずいたことになる。
それ以前(8月以降)の金利低下の原因は外国人投資家による主に先物主導の
買戻し中心で実需を伴っていないものだと言われている。
また、主にアメリカの景気減速により世界的な債券買いを背景に金利低下が続いていたようだ。
金利と債券の主な関係:(景気減速→金利低下→債券価格上昇)
(景気回復→金利上昇→債券価格下落)
○要するに、株での運用が難しくなったので債券での運用に
切り替える外国人投資家が多くなったと言う事です。
そして25日付近にきて長期金利の上昇が目立ってきた理由というのが、日米の株高、
特にアメリカの株高を受けて債券売りが先行し、金利上昇につながったようだ。
しかし今になって気になることが、金利が低すぎるということである。
アメリカの景気減速の影響で日本株安の影響もあったのかもしれないが
国の実態というか実力に比べてかなり低い位置にあり何かの思惑がありそうな気もする。http://blog.with2.net/link.php?359786
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月末の指標
27日 米8月耐久財受注 米8月新築住宅販売
28日 8月商業販売 米4-6月GDP確定値
29日 8月消費者物価(CPI) 8月鉱工業生産 8月有効求人倍率 8月住宅着工 8月建設工事受注
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