カープにおける時代閉塞の現状

申し訳ないけど、今日の試合展開なら10-4くらいで勝てなきゃいけなかった。それほど点の取り方がまずかったし、あわやという場面なんか作らせちゃいけなかった。その意味ではまだまだだし、この程度で胸張ってるようじゃだめだ。森下のヒーローインタビューもそんな嬉しそうじゃなかったから、彼は理解しているだろうが。

今日の梅津だったら、押せばいくらでも点が入ってきそうな感じだった。その意味ではオフェンスは今日はしくじったといってよい。誰がどうというより、なんか重いのだ。敢えて言うなら1回表の菊池の併殺打だろうか。せっかく秋山が先頭で出たのだから、いくらでも揺さぶることはできたはずだ。まあ、きっと菊池には気持ちよく打たせねばならない理由があるのだろう。

あとは、2点先制したあとツーアウトから出塁した矢野の牽制死。本当に彼の野球頭の悪さには辟易する。彼の最大の欠点は打てないことよりこれかもしれない。あの場面は絶対にランナーとしてアウトになることは絶対的禁忌なはずだ。だから少々守れでも私は評価する気にはならないのだ。ただでさえ打つ方はだめなんだから、それ以外は死ぬ気で頑張ろうよね。それを少々良いプレイしたくらいでバカープファンが持ち上げるから、伸びないのだ。

本当にボタンの掛け違えで始まったような試合だけに、終盤逆ねじ食らわされたらどうしようと思っていたのが、安心してこの試合を見られなかった理由かもしれない。そうさせなかったのは、やはり宇草の先制ホームランに尽きる。ドラゴンズというチームは先に点を取って押し込めば脆いチームなのだ。その意味では前のホーム3連戦のようにがっぷり四つで守り合うなどといえのは愚中の愚である。それを理解できないバカープファンがまた多いから困るのだ。

しかし、宇草の弱点は間違いなくスローイングだから困るのである。今のままだとレフトに打球が飛んだらすべてグリーンライト状態である。もっとしつこい野球やるチームだったら打つ方から徹底的にレフト狙われるよ。せめてファーストを守らせる準備をしたほうが良いかもしれない。もちろんファーストだってスローが大事だからなんとも言えないし、彼のイップスの具合次第だが。

ただ、今の打撃陣でバカ当たりしている宇草を外す手はない。そうすると、やはり一番いいのはセントラルもさっさと指名打者制を採用することである。そうすれば彼のような選手は生きる。宇草は走れるからなおのことである。なぜカープが9人野球にこだわるのか、理由は言うまでもないが、ヒエラルキィの高い地位を占めたいと思うバカープファンが追従するから困るのである。

話が逸れた。こんなグダグダした試合を落とさなかったのも、やはり点を取ったからだ。野球というスポーツは断じて守り合いではない。点を取られなきゃ勝てるというのは誤りだ。やはり点をたくさん取れるチームが強いのだ。そういう意味では、今のカープはまだまだ、非力さが目立つ。いや、非力なものを優先して使っている趣がある。

そんな野球、面白いわけないやん。勝てるわけないやん。実につまらん試合ばかりになるんだけどね。それでもいいの?カープファンのみなさん。

今日の大本営発表でも、スポーツ面のかなりを割いて矢野讚美に当てられていた。まだまだ走攻守に課題の多い彼をそんなに持ち上げてどうするんだと言いたい。まあ、よほど「党中央」のお気に入りなんだろうね。彼はきっと、矢野こそが絶対に成立するはずのない「守り勝つ野球」のピースになると信じ込んでいるのではないか。

そう思うと、カープの野球が彼の国のマスゲームのように思えてならない。それが今日の試合で感じた閉塞感の原因なのだろう。

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“カープにおける時代閉塞の現状” への1件のコメント

  1. Иван Ивановичのアバター
    Иван Иванович

    パシフィック・リーグの試合を動画配信するインターネットテレビサービス、パーソル パ・リーグTVのハイライトを一度でもご覧になられた方もおられるかと。では何故、セ・リーグTVがないのか?言うまでもなく、カープの銭ゲバオーナーが配信を許可しないからである。

    何度か触れているように、セントラルのレベル低下で真剣に観戦する機会が減り、昨年からカープファンというよりカープウォッチャーという立場で生温かく見守っている。じゃー何で、そこそこ今のカープを把握しているのか?というと、セントラルフリークの1人がセ・リーグTVのハイライトを作製し「見てみぃ」と押し付けてくる。本音は観る気がせーへんけど。。。まあ、俺の周囲は、空気を読めないオタクやらマニアやらフリークやら・・・我が家はそういう連中の巣窟となっている。俺自身も空気を読めない人種なので、他人のことは言えない。セ・リーグTVの押し売りも、しゃーないかぁ、と。現在新規のプロジェクトが進行中で、フル観戦は厳しいけれど、ハイライトなら息抜きに観られる。

    で、宇草がえらいパンチの効いた一発を放ってるけど、どうなん?とソイツが訊いてくるので、3発全部ストレートやろ。何となく変化球打ちは微妙な感じやから、5球団一回りし分析されてからが勝負ちゃうかなぁ、と。直球破壊王子の渡邉涼(T・2軍)や2年前スワローズ戦力外の中山翔太のように、150キロ超のストレートを楽々ホームランにするパワーはあるけど、変化球がサッパリ打てないカテゴリーに入ると打撃そのものが崩れてくる。今は宇草にとって好循環が好循環を呼び、理想的なサイクルが生じているけれど、バイオリズムが低下し負のスパイラルに陥った時、打てない守れない(送球難)はキツいかもね。

    今シーズン1軍デビューの久保や二俣、実質1軍1年目田村のような立場なら、1本の本塁打やヒットでも、行け行けドンドンで進めたらええけど、宇草は5年目27才で中堅に差し掛かる年齢なので、今の勢いだけでは判断しようがない。中堅ベテランは1年を通した成績で優劣が決まる。

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