例年、集客人員が凄いフランスGPのスタートが切られる。
今回はバニャイアも良いスタートで、いよいよイケイケ・マルティンとの一騎打ち始まる。とっ、思いきや先頭集団が長い隊列で
進み、バニャイアとマルティンが他を引き離すという構図ではない。
少し後方では、アコスタが追い上げ途中で今季、初の自信のミスともいえるブレーキングで転倒。
(レース後、アコスタ本人は先頭集団で戦える速さはあったと語っている)
先頭がマルティンに変わってから、後ろのバニャイヤが抜きどころを捜すもここはル・マン、そう簡単には抜けるコースではない。
そんな、バニャイアがもたついていると後ろのマルケスに抜かれてしまう。正直、バニャイアがマルティンを抜こうか躊躇している
内に隙を突かれた感がある。今回のバニャイアはスプリントレースを含めあまり良い週末とは言えなかった。
ではレース結果。。。
尚、次戦カタルニアGPは5月26日(日)が決勝予定です。
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前戦スペインに引き続き解説は中野君。。。聞いていても冷静な解説で心地よい。
そんな前戦スペインGP決勝レースでのミシュランタイヤのバイブレーションに苦言を呈していたアコスタ他のライダー達。そのミシュランタイヤの
地元フランスGPル・マンサーキットはストップ&ゴーにアップダウンと名うてコースでタイヤに掛かる負担も大きい。
果たしてミシュランはどう対応するのか・・・。ってな話も有ったりのフランス地元の元チャンピオン・ファビオがFPから頑張る。
このク〇M1機で正直、どうやってあのタイムを出したのか、自身でも無我夢中で分からないと言うほどの
頑張りようでQ2直行組。
この場ではあまり取り上げない、もう一人の元チャンピオン・マルケスはQ1から。同じくPRでミスを犯しQ1から予選の
ドゥカティワークス・エネアの後追いをするもQ1突破ならずで後方スタート。
そしてQ2。相変わらずイケイケのマルティンは速い。コースレコードを塗り替え挙句には一人29秒台に入れて来る。
バニャイアと二人してタイムを出し合いを続ける内、残り2分で転倒。同じくバニャイアも残り時間を残して転倒で、
二人の争いはチェッカーを待たずして終わってしまう。
尚、バニャイアのドゥカティ機は転倒後に火が出て、バニャイア自ら消火器で消火するが、この1号機を失ったことで
スプリントレースを2号機で出ることになるが、それが凶と出てしまう。
では予選結果。。。
因みに今回、好タイムが出た理由を「今回、モト2モト3のタイヤはピレリータイヤ。そのピレリータイヤのラバーがコースに載ったことに
依ってミシュランタイヤは好タイムが出せたのでは?」と、中野くんは分析、解説をしていた。
そして、引き続きスプリントレース。
スタートでバニャイアの2号機の挙動が可笑しく中団以降まで後退。やがて序盤で転倒。
これでマルティンはほぼ独走逃げ切り体勢へ。惜しいのがエスパー・アプで、最近はビニャーレスの方が速いが、Wロングラップペナルティ
さえ無ければ十分、優勝を争える速さがあった。
ではスプリントレース結果。。。
尚、決勝の模様はG+で本日12日(日)17:45~生放送予定です。
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GW中、唯一の観光というか勉強というか、最終日に訪れるは南越前町河野の北前船主の建物群の内の「右近家」
ではない「中村家」。個人的にはこの建物が右近家よりも好きなため。
実は相当前に一度、見学の機会に恵まれた経緯はあるのですが、その時は2階部分及び3階望楼は観ることが出来なかった。
それが先月4月末から当時、観れなかった部分が一般公開という情報を元に楽しみにしていた。それが・・・。
どうも間違った情報のようで、4月末その日限りの公開だったことが訪れてみると知らせれる・・・(悲)
まぁ~、それは仕方がないことで、入館料¥300円も払ったことだし隅々まで拝見させてもらう。
(因みに以前、見学した折は確か入館料も払ってない記憶があり、土花亭事務所の肩書で特別に見せてもらったような)
先ずは玄関入ってすぐの「だいどこ」。この吹き抜けを伴った「だいどこ」は記憶にも残っている。
そして、ここは「おいえ」。当主家族が食事をとるところで、一畳分の板床は給仕の配膳スペースとなる。
正面の達磨時計(メーカー不明)をじっくり観ると、振子室に昭和一桁の時計店での修理記録書が貼ってあった。
多分、数十年動いては無さそうなのですが、こういうのを観ると土花吉の性で動かして上げたくなったり。(笑)
そして、「次の間」。狩野派の絵師による襖絵と「冬青舎」の扁額は松平春嶽公の書?である。
思わず、案内人の方に「コレって、当時の紙ではないと思われるので複製ですか?」とツッコミを入れてしまうと
(実は複製で本物は蔵に所蔵されている)と、申し訳なさそうな返答が。
ところで、この「冬青(とうせい)」とは「モチノキ」のことを言い、縁側脇の庭には現に立派な「モチノキ」があり、
これを春嶽公がここに訪れた折に見て書いたとされる。(写真、左手の巨木がモチノキ)
そして、「本座敷」。少しでも日本建築を齧ったヒトは直ぐに気付くであろう、この違和感。
本来、左手に縁側がある場合、左から書院、床、床脇の筈が全く逆の配置になっている。
まぁ~、この理由については本建物を実際、訪れてみて貰って分かって頂くとして、要所々に「黒柿」が
使われていたりで贅沢な造りとなっている。
そして、ここが2階へ上る総欅の階段と、右側の3階望楼へ上るR付ササラ桁の同じく総欅の階段。
上りたかったですねぃ・・・(ポツ)。因みにこの辺りのディテールは完全に洋風建築を模している造り。
「右近家」ほどではないにしろ、やはり「洋風」を取り入れたがる時代だったんでしょうねぃ。
こちらは「新座敷」。後年、増築されたであろう部分なので、あっさりとしている。
そして、「セドクラ」。かたかなでの「ナカムラ」の漆喰の浮き文字が「違い鷹の羽」共々、黒漆喰に映えてます。
因みに基礎石は定番の「笏谷石」を使用。未だまだ、紹介し切れてないのですが「望楼」を見れたら
又、訪れたい「中村家住宅/国重要文化財」。
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先日の「サンバー不調」から復活への作業開始。。。
プタグを変えてもダメということは「点火系3点セット」の後はプラグコードにイグニッションコイルということで
プラグコードとイグニッションコイルを用意の上、この2点を外しに掛かる。(しかし、エンジン廻り汚いですねぃ・・・)
プラグコードを外した段階で目にするは、朽ち果てたイグニッションコイルの様で観るからに、もう終わってそうな外観。
カプラーを外し、3点で止まっているボルトを外しに掛かる・・・んがっ!奥の2本の12mmボルトの内の上側1本が外れない。
ラスペネを登場させるも、無理をすると頭が舐めそうな感じで、ここは無理をせずに行き付けのショップガレージに
ヘルプ電話を入れ、今から伺うので高級工具を貸してくれないかとお願いし、ラスペネ追加充填の上、交換用の
プラグコードを差しサンバーで飛ばす。ここで判明するはプラグコードを変えても不調は収まっていないこと。
走りながら、「やっぱイグニッションコイルかぁ~・・・。」と呟きながら到着。
その場で高級工具(スナップオン)で一発で外す。(ラスペネ追加充填も効いたのかもですが、やはり工具の違いは大きい)
帰りはイグニッションコイルは仮止め状態のため微速で帰還。ガレージ土花亭に到着後、直ぐにプラグコードを外しイグニッションコイルを
取り外す。改めて観ても凄いイグニッションコイル。通常、目視程度では分からないとは言え、原因はコレに間違いないないと確信。
サクっとイグニッションコイルとプラグコードを交換し、エンジン始動!「戻った!戻ったどころか調子が良くなってるぅ♪」
ところで、外したプラグコード。原因がプラグコードでは無くイグニッションコイルだっため一応は保管しておくことに。
いずれ、テスターで抵抗値を測ってみて問題なければ予備に置いておくことも出来るしねっ。
(って、ウチのテスターでは無理っぽだけど・・・)
何はともあれ無事に完調して良かった只今の走行距離23万と8千キロ、サンバー。(目標まで後、6万2千キロ)
(ところで今度、もう少しエンジン廻りを奇麗にして上げなくては・・・)
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先月初めの「がんばろう能登」での北陸本線での試運転に続き、山口線での本線運転に向けてGW前に
DL補機はあるものの正式な編成で夜明け前から満を持して試運転。(実に2年ぶりの復活となる)
以前のD51200本線復帰時には音が悪く不評だった汽笛(弁体)も、調整が施されたようで本来の音に。
いつものヘッドマークを装着してないせいか、本来の現役姿に近いかたちでの試運転となった。
最も、現役時の姿は国鉄中央線で貨物を引いていた頃の集煙装置付きの姿が印象的ですが・・・。
GW後半5月3日からの本線営業運行に乗車された方も沢山、居られると思いますが試運転あっての本線営業運転。
その試運転の模様を。
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916の次はサンバー・・・(チッ)。今年に入り色々と手を加えたサンバーだけど・・・。
サンバー板金塗装/其の➀ サンバー板金塗装/其の② サンバー板金塗装/其の③完了 スペアタイヤ
ここに来て不調を来たす。上手く火が飛んでないようで生ガスの匂いもするし失火してるようなので先ずは
点火系を疑いプラグ交換から。(しかし、最近は点火プラグも入手し難く、何処も在庫で持たないんでしょうねぇ~)
新品プラグが届いたところで、プラグを外してみると3番4番がどうも怪しい。
早速、新品プラグに交換して試乗。
少しは改善はされたように思うも未だ不調・・・。一応は交換したプラグを試乗後に外して点検するも別に
問題はなさそう。次に疑うはプラグコードとイグニッションコイル。
プラグコードは相当、昔に純正プラグコードからNGKのプラグコードに変えた覚えはあるけど、既に15万キロは走っている。
そして、イグニッションコイルは交換した覚えが一度もない。値段からするとプラグコードになるんだろうけど一度、抵抗値を
測ってみるのも手かも。後はイグニッションコイル、実は2万円近くして高いんですよねぇ~・・・。
1気筒当たり5千円と考えれば、そんなもんなんでしょうけどねっ。(笑)
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前回の「916内圧コントロールバルブテスト走行」に続いて、又もやのテスト走行。
まぁ~大丈夫であろうと思いつつも、リザーブタンクに接続したホースやエアー抜きの件もあり
いつもの県境から滋賀入りは、R161とR8の間を走る快走路、県道286でテスト走行を試みる。
水温計も変な動きもせず安心して速度を上げたところで突然、ヘルメットのシールドが水滴のようなモノに覆われる。
慌ててシールドを上げ、ガソリンタンク前のリザーバータンクや自身の胸辺りを観るも何も着いてない。グローブでシールドに付着した
液体を触るもピンク色でもなく、どちらかと言うとヌメっとしている。いつものお地蔵さん手前で路肩に停め再度、
バイクを観察するも何処からも何も飛び散ってない。何気にバックミラーでヘルメットを観てみるととんでもない?状態。
慌てて、近くの道の駅へ緊急避難。地べたに置いたヘルメットの赤丸部分、とてもグロくて見せれませんのでモザイク加工。
早速、ティッシュペパーも持ってないのでトイレに駆け込み、トイレットペーパーで洗浄するつもりが二つあるブースが
どちらも使用中。何度、行っても使用中・・・。ポケットティッシュひとつ譲ってくれる人も居ず、増してや
「ポケットティッシュ」を配ってるワンレンボディコンのおネェちゃんも居るわけもないので仕方なく、恐る々グロいヘルメットを被り、
近場のもう一つの道の駅(追坂峠)を目指し、到着。
只今、トイレ工事中のため仮設トイレにヘルメットを持ったまま駆け込み洗浄。(やっと、グロいヘルメットから解放)
そして、気を取り直して、テスト走行開始。
ここはほぼほぼ誰も走ってなくて、獣さえ気を付ければテスト走行には持ってこいの快走路。
(さっきは大きな昆虫だったけど・・・)
そんなパワーバンドに入れ、気持ち良く左コーナーを曲がっていたら突然、黒っぽいウエアーのロードバイクがワイドに走っている。
運悪く対向車と重なり僅かな隙間をバイクを倒した状態でスリ抜ける羽目に・・・(危なっ)
ここは自転車優先の例のブルー表示もない道。滋賀はロードバイクのメッカとは言えマナーの悪いロードバイクが最近、目立つ。
もう少し派手な色合いのウエアーでサイドライン寄りを走るとか、考えて欲しい・・・。(バックミラーも着いてないんだし)
あっ!ところで、冷却系テスト走行の結果は問題なさそう。オマケに今回の修理過程でガソリンタンクのガソリンを抜いたり入れたり
頻繁にしたせいか、満タンにしてもたまに点いてた警告灯も点かなくなった。(又、様子見ぃ~ってとこだけど)
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正直、「又かよぉ~」とは言いつつも、19年割れずに持ったという方が916系としては正解かも。
冷却経路としてはトップ写真の通りなのですが、定番の8番部分のリザーバータンク交換を早速、開始。(って、夜ですが)
先ずはシートカウルにタンク、エアーボックスを外し、後のエアー抜きと漏れ確認のためサイドカウルも外す。そして、リザーバータンクに
アクセスするためキーシリンダーも外す必要がある。
厄介なのが3本のホースの内、ラジエターコアに至るメインホースの取り外し。フレームに合わせて何処にも固定されてないタンク故、
アクセスする隙間も少ない。
ハンドルを左に切り、タンクを少し引き摺り出し、ホースを外し無事に摘出。こんなに狭い空間に鎮座するリザーバータンク。
外したタンクを一応は目視でチェック。成型時の継ぎ目のこの辺りの筈なのですが正直、分からなかった・・・。
新しいタンクに付属品を組付ける作業はフィラー部の0リングは交換し組付け。キャップは使い回すことに。
そして、タンクを装着しエアーボックスも戻す。
ここまでが夜間の作業で、ガレージとは言え夜中にエンジンを掛けエアー抜きをする訳にも行かず、この日はここまで。
明くる日の日中、ピンクの超高いLLCを注入でエアー抜きを行う。916系はエアー抜きはキャップでしか出来ず、先ずは
キャップを外した状態でガソリンタンクを載せエンジン始動。冷却水が温まったところでラジエターホースを叩いたり揺すったりい~の
モミモミしたりでエアーを抜きエンジン停止。今度は一旦、ガソリンタンクをずらしキャップを絞めガソリンタンクを定位置に戻して再びエンジン始動。
電動ファンが回るまでアイドリングを続けエンジン停止。これで、エアー抜きは出来てるとは思うけど、いつも思う。
せめてガソリンタンクをずらすことなく、キャップの開け閉めを出来るようには出来なかったのかと・・・。
結構、ガソリンタンクを外すのにシートカウルを外す必要があるので邪魔くさい。そんなこんなで一応は交換作業は完了。
サイドカウルを外した序にクラッチカバーを気分転換で変えてみることに。開放型から密閉型に変更。
カーボン製のカバーのボルト穴部分が割れやすいので、純正のゴムベースを挟んで取り付けてみたら結構、クリアランスが少なっ・・・。
まっ、いいっか。。。
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ドカであれば「ロッソ」か「ネロ」かと聞かれれば迷わず「ロッソ」にするのですが。。。
「ハバネロ味」でどちらにすると聞かれても迷うところ。(どちらも、辛さの目安:ハバネロ×5だし・・・)
まぁ~、取り敢えずは「赤い」方のスナックを食べてみると・・・。
「辛~っ-----!」確かに「暴君」。
ってところで、先日の「916内圧コントロールバルブテスト走行」に多分、割れたのであろう「リザーブタンク」が遠くイタリアより
ドカ京/カスノ経由で届く。
案外、早くに届いたのは良いけどその部品価格の高さ。以前、交換した折に比べると2.5倍に跳ね上がっていた。
最も、19年前の価格に比べてだけど・・・(笑)
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