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カテゴリ:火災保険
マンションなどのビルで火災が起きると、どうなるでしょうか? 鉄筋コンクリートでできているので、燃えないと思いますか? 確かに鉄筋コンクリートは燃えません。 しかし、内壁や壁紙、絨毯などなどの内装材は燃えます。 ですから、火災が発生するとそれなりに燃えます。 さらに下の階に損害が発生します。 写真は、2010年12月に東京の水道橋にある雑居ビルで起きた火事の現場です。 6階建てのビルで、1階から5階が貸事務所で、6階がオーナーの住宅です。 6階のオーナーの住宅部分から出火しました。 幸い火は6階で消し止められましたが、その後が大変でした。 というのも、最上階に消防の放水をしたので、その水がすべて下の階の事務所に流れ込んだのです。 4階の事務所では、火事の直後、水が50センチくらい溜まっていたそうです。 おかげで、パソコンなどがダメになりました。 ビルの火災は、消防の放水による水濡れ損害が発生します。 下の階の水濡れの損害は、火災保険では「火災」の補償項目で取り扱います。 「水濡れ」や「水災」ではありません。 損害の原因が「火事」だからです。 ↓人気ブログランキングに参加中です。こちらをクリックして順位をご覧下さい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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