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火災保険は、個人も法人も加入しているベーシックな保険です。
しかし、補償の項目や保険金の支払い方法など、保険の内容がピンとこないということがありませんか? 火災保険をきちんと理解していないために、保険金がもらえる事故が起きても、保険金請求をし忘れるということが、実際に起きています。 このブログでは、元・損保代理店のリスクマネジメント・コンサルタントが、実際の事故例などを踏まえて、基礎から火災保険をもっと分かりやすくします。 保険金の請求漏れを無くすだけでなく、ムダを省いて、実態にあった火災保険を選ぶことにもお役に立てば幸いです。 <生保レディ・生保代理店向け セミナー「今さら聞けない住宅火災保険(初級編)」を開催します。> 6月19日(水) みなとみらい(満席となりました) 6月26日(水) 逗子市 (満席となりました) 6月29日(土) 逗子市 (エントリー可能です) ↓人気ブログランキングに参加中です。こちらをクリックして順位をご覧下さい。
カテゴリ:火災保険
マンションなどのビルで火災が起きると、どうなるでしょうか? 鉄筋コンクリートでできているので、燃えないと思いますか? 確かに鉄筋コンクリートは燃えません。 しかし、内壁や壁紙、絨毯などなどの内装材は燃えます。 ですから、火災が発生するとそれなりに燃えます。 さらに下の階に損害が発生します。 写真は、2010年12月に東京の水道橋にある雑居ビルで起きた火事の現場です。 6階建てのビルで、1階から5階が貸事務所で、6階がオーナーの住宅です。 6階のオーナーの住宅部分から出火しました。 幸い火は6階で消し止められましたが、その後が大変でした。 というのも、最上階に消防の放水をしたので、その水がすべて下の階の事務所に流れ込んだのです。 4階の事務所では、火事の直後、水が50センチくらい溜まっていたそうです。 おかげで、パソコンなどがダメになりました。 ビルの火災は、消防の放水による水濡れ損害が発生します。 下の階の水濡れの損害は、火災保険では「火災」の補償項目で取り扱います。 「水濡れ」や「水災」ではありません。 損害の原因が「火事」だからです。 ↓人気ブログランキングに参加中です。こちらをクリックして順位をご覧下さい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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