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2024 G1 優駿牝馬(オークス) 回顧録

2024-05-20 19:40:00 | G1レース予想

東京競馬場で行われた第85回オークス(3歳・牝・GI・芝2400m)は、中団後方から直線で一気に各馬を差し切ったC.ルメール騎手騎乗の2番人気チェルヴィニア(牝3、美浦・木村哲也厩舎)が、内の馬群を抜けて一旦は先頭に立った1番人気ステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分24秒0(良)。

☆チェルヴィニアがオースク制覇。樫の女王の座を手にしました。桜花賞では、主戦・ルメール騎手が乗れなかったこともあり、13着惨敗。それがここでは、2番人気に支持されていました。競馬ファンは、見る目があります。私にはこの評価は無理です。歴史を作ったチェルヴィニア。過去、前走2ケタ着からは3着までしか、馬券には絡めなかったんですからね。それが1着。成長を懸念した結果、6番手という評価でしたが、見事な勝利でした。ルメール騎手・木村厩舎は、この馬と、牡馬路線を歩ませているレガレイラの使い分けでの勝利ですから天晴です。正直、ダービーではレガレイラは買うつもりはなかったのですが、これは、思案しなければ・・。秋は、どうするんでしょうね・・。ルメール騎手も秋華賞はこっちに乗るのでしょうか?ダービーの結果次第で、レガレイラの路線が決まるとは思いますが、血統的に菊花賞という感じでもないし、天皇賞・秋でしょうか?そうなるとスターズオンアースとの兼ね合いも関係してきそうでルメール騎手は贅沢な悩みを抱えそうです。

2着に◎ステレンボッシュ。桜花賞馬の力をいかんなく発揮しました。どうやら、落鉄のアクシデントがあったみたいで、力負けではありません。まぁ、桜花賞は、チェルヴィニアはルメール騎手が乗れないアクシデントがあったわけで、この敗戦は、致し方ないですね。
やはり、今年の3歳牝馬はレベルが高いです。秋も勿論、3冠目を目指すでしょうが、2000mなら、ひょっとしたらアスコリピチェーノが参戦という可能性もあるかな?そうなると、かなり面白いレースが期待できそうです。

3着に▲ライトバック。桜花賞3着がここでも3着。最後、クイーンズウォーク、ランスオブクイーンの間を力強く抜け出しての3着。やはり、桜花賞上位組は強かった。この馬も、4着馬クイーンズウォークも予想では懸念していた「キズナ産駒」潮目は変わったかもしれません。

〇ミアネーロは、レース映像をみて、強いと思ったのですが、惨敗。正直、直線の長い東京コースや阪神外回りでのレースをしていない馬はこのレースでは厳しいことはわかっていたのですが、あえて目をつぶっての勝負でしたが、やはり、データ通りの結果でした。穴を狙うならこの馬くらいだったので、欲に目がくらんでこの結果はお恥ずかしい限りです。ドゥラメンテ産駒の3連覇も期待したのですが、やはり、今年のメンバーでは厳しかったです。

△コガネノソラも使い詰めの影響も少しはあったかもしれません。調教は良く見えたのですが、やはり、この馬も、1戦級とのレースがなかったですし、今年のメンバー相手では厳しかったです。

×アドマイヤベルは、レース後2000mまでの馬かなぁとのことでしたが、今年はやはり、桜花賞組の方が強かったですね。まぁ、毎年、別路線組に期待するのですが、なかなか、厳しい。この馬は、ここまで全くクラック組との対戦がなかったわけで、今年のようにレベルの高い年では2枚くらい落ちているという判断をするべきでした。時計も、

結果、能力上位馬がその力をいかんなく発揮して、1,2、3番人気という堅い決着。とは言え、3連複16.9倍もついていたのは美味しかったですね・・。こういう馬券を獲らないといけません。

印は回りましたが、馬券は獲れず。惨敗です。

~総評~:桜花賞上位馬、当時の人気馬が上位を占める結果。今年の牝馬クラシックのレベルの高さを改めて感じさせられるレースだった。桜花用惨敗ならが、2番人気の支持に応えたチェルヴィニアは天晴。ルメール騎手の相馬眼は素晴らしい。2歳の時点で、この馬の能力を感じているのはやはりトップジョッキーだからだろうか?個人的な3歳になり成長していないのではという憶測を吹き飛ばす結果。この上位陣は秋も引き続き、この世代で好走するはずで夏を越して、この馬たちを陵駕するような馬が出てくるのかが楽しみではある。

~予想結果~ :◎桜花賞馬の面目躍如。落鉄がなかったら2冠もあったかもしれない。血統的にも4歳までは大丈夫。この世代のトップ3の実力をいかんなく発揮した。〇フラワーC勝ちで底を見せてないところを評価も、直線の長いコースでの好走がない点に目をつぶったが、やはりこのレースは直線での瞬発力がモノを言うレース。これは改めて覚えておこう。▲桜花賞3着馬の意地を見せた今回。勝負根性は素晴らしい。キズナ産駒でも3着できることを証明した。まだまだこの馬も、世代トップだ上のとの差は、成長力でカバーするしかなさそう。キズナ産駒だけにエリザベス女王が向いてるかもしれない。△例年では好走できないスイートピーS勝ち馬だったが、桜花賞2着馬が回避で、買い目に入れたが、桜花賞組のレベルの方がやはり上だった。今年のようなレベルの高い年にはこのデータもあてにはならいか。×同じく別路線のフローラS勝ち馬。結今後、別路線組は、クラシック路線の選定レースに一度でも出ていない馬は評価を下げた方がよさそうだ。☆桜花賞惨敗から、大逆転で女王の座を射止めた。これほど、前走よりすべての面で好転すると一気の戴冠まであるのかと思い知らされる結果だった。

今年は、「虎の巻」を改訂しなくても良さそうです。

・桜花賞出走で4着以内の馬。特に、チューリップ賞、桜花賞共に掲示板の馬は買い。(阪神JFもなら尚よし)

・桜花賞出走で、マイル重賞以上で連対経験のある馬の巻きかえしあり。

・桜花賞で4着以内でも、マイル以上のレースで連対していない馬は消し。

・「桜花賞惨敗組」掲示板以下から巻き返した馬は、G1で馬券になったことのある馬か、1400m以上の重賞勝ちの馬のみ。(2ケタ着でも巻き返し可能)

・桜花賞からオークスのトライアルを使ってくる馬は厳しい。

・好走コース 阪神1600m、1800m 2000m 2200m、京都1400外 1600外 1800m 東京1600m、2000mで、連対か、勝ちクラのある馬。これらのコースを経験していない馬で、重賞未勝利馬は、大幅に割り引き。

・重賞勝ち馬とは言え、直線の長いコース(阪神1600、1800m、東京1600、1800m、2000m、京都1600外、1800m、札幌1800m)で連対実績のない馬は、評価を下げること。

・内枠で先行出来る馬は有利。6、7,8枠なら、クィーンC勝ちか、1800m以上で連対しているか、G1連対のみ。

・ただ8枠でG1未連対で2000m勝ちのない馬は消し

・桜花賞、1,2着馬が両方いなければ、桜花賞不出走の1勝馬にもチャンス。ただし、重賞連対歴のある馬のみ。

・前走、条件戦なら、2000m以上のレースを勝った馬のみ。

・フローラSなら良馬場で2:02.5以上ならいらない。(やや重なら、上がり33秒台を使える馬ならあり) あと、フローラSの前走も馬券対象には入っていること。

・そのフローラS組、マイル以上のレースで連対したことのある馬のみが馬券対象になる。(デビュー以来長い距離を意識して使われている馬ということ)

・フローラSまでに2ケタ着のある馬は馬券になっていない

・オークスで馬券になるには、フローラSの1着馬か、フローラSで4番人気までで馬券になった馬か、1番人気で掲示板に乗った馬のみ。

・そのフローラS組、それまでに、クラシック路線のトライアルレースで一度でも出走した経験のある馬は評価できるが、全くの別路線組となると無敗馬くらいでないと信頼できない。

・「スイートピーS」は、過去10年では1回しか馬券に絡んでません。その絡んだ年は、桜花賞1,2着馬がどちらかが出てない年で、その隙間に飛び込んでこれたと判断して、買えるのは、桜花賞の1,2着馬のどちらかかが出走してないときだけ。

・「忘れな草S」組は、「3勝馬かマイル以上の重賞連対経験があり、このレースを勝った馬のみ」

・さらに、その忘れな草賞の勝ち馬は「0,1秒」以上の差で勝った馬のみ馬券対象になる。あと直線の長いコースを経験して連対はしていること。

・血統的に、欧州血統(キンカメ系(ドゥラメンテ産駒)、ロベルト系、凱旋門賞勝ちの血)を持った馬が来やすい。サンデー系ならステイ系。

・当日の馬場状態に近い状態のレースを注目。Hペースの桜花賞は直結しない。

・3か月以上の休み明けは消し。

・牡馬混合のマイル以上の直線の長いコース(阪神外回り、東京コース)で好走している馬はこのレースにあっている。

・スローの瞬発力勝負になりやすいので、マイル以上で、前目(4角5番手以内)の馬なら34秒、差し馬なら長く、いい足(33秒台)を使える馬。レース上がり上位3位以内の多い馬が有利。

これで、来年はバッチリか・・?



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