みなさん、お久しぶりです。

約半年ぶりの更新になります。



更新をしようという気持ちは持っていたのですが、

昨年末あたりからチーム状況も非常に良く、

4年で主務という自分の立場を考えると

下手に情報を漏らすことはできないと感じて更新を思いとどまっていました。



やはり競技と関係の無いことを書いていても、

生活状況というのは文面に表れてくるものですからね。



そんなわけで、更新を停止しておりましたが

それでも毎日数十人の閲覧者がいてくれたことは大変嬉しく思います。


このBlogも書き始めてから4年目に入り、

カウンタの設置は途中からでしたが、

それでも延べ124700人を超える方々に見ていただきました。

本当にたくさんの方々に気にかけていただけたのだと、強く感じております。


そんな方々には大変申し上げ辛いお話ですが、

今日の更新をもって、「タカヒコ日記」の更新は終了させていただきます。

長期にわたる応援、ありがとうございました。





さて、今日は箱根駅伝のチームエントリーがありました。

既に発表にもなっておりますが、

今回自分はメンバーから外れることになりました。



関係者からの噂等で既にご存知の方が多いと思いますが、

全日本大学駅伝予選会の直後に右腓骨筋腱の故障を発症し、

競技から遠ざかっておりました。


夏合宿の序盤はある程度走れるくらいに回復していたのですが、

合宿中盤から痛みが再発し、

9月からほとんど走ることができない状態でした。


それでもひたすらバイクをこいだり

歩き続けたり

時には完全休養を続けてみたり

また走ってみたり・・・・

と試行錯誤を重ねながら練習を継続してきました。


治療に関してもできる範囲、考えつく範囲の治療は施してきました。



それでも、症状は一向に変わりませんでした。

最後まで諦めないように

どうにか箱根だけでも・・・と思い続けてきましたが、

最終的にはこういう結果となってしまいました。



正直、10月くらいから11月末くらいまでは、かなり苦しかったです。

本当に生き地獄という表現がふさわしいと感じました。

周りにも、もしかしたらそういう負のオーラを感じさせてしまったかもしれません。

もしそうであったなら、その点は反省しなくてはいけませんね。。。



自分がメンバーから外れることは、

実際は既に先月の末くらいからはもうわかっていたことですし、

もう覚悟も決めましたし

ある程度気持ちの整理をつけることもできました。



ただ、それだけ箱根に賭けてきた想いや

競技に賭けてきた想いというのが強かったんだな、

それだけ真剣に、人生を賭けて取り組めたんだな、

と改めて感じました。




最後まで頑張り続けることができて、本当によかったと思ってます。



はっきり言ってしまえば、

最後の箱根に出ることができないこと、

最後のインカレを欠場してしまったこと、

試合ではさっぱり勝つことが出来なかったこと・・・

挙げていけばキリがないくらい、結果に対する悔しさが残ってます。

これは当然です。悔しい結果が無い選手なんて存在しません。



でも、自分の競技人生における取り組みには悔いはありません。

いつも自分が良いと思った行動をとってきましたし、

故障に関しても、何かを怠った結果から起こしたものではありません。

競技結果について見ても、力が無かっただけで、その場その時においては常に全力でした。



もう充分走ったと思います。



今後試合の予定は入れなかったので、

このエントリー漏れをもって現役引退ということになります。

(もちろん部での活動や練習は箱根が終わるまで継続しますが)


またいつか走れるようになったら、

今度は記録や順位ばかりに囚われない市民ランナーとして走れたらと思ってます。



今思えば、6月の全日本大学駅伝予選会が引退レースになりました。

ベストも出なかったし・・・大雨だったし・・・予選だし・・・

でもチームに貢献して終われたと思えば。。。納得ですね。

ホントたまたまですけど、家族3人とも応援に来てくれてましたし。

これはこれで、良い引退の形になったと思いたいですね。




陸上を始めて12年余りになりました。



一番熱心に応援してくれた父

一番身体の心配をしてくれた母

走ってばかりでさっぱりわけのわからない弟を影で応援してくれた兄

力もセンスもない自分に、熱心に指導してくださった指導者の方々

最後まで自分が箱根を走ることを信じて、応援し、励まし続けてくれた仲間や関係者の方々



本当は箱根で走る姿をもって伝えたかったところですが、

この場を借りて、心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。




本当にありがとうございました。