【ヒト・モノ・カネの棚卸し】人と人は分かり合えるのか?

006アイキャッチ 仕事について

「生存戦略ー--!」がしっかりしなくては、ピンクドラムは回りません。
あなたの仕事環境で、ヒト・モノ・カネはどうなっていますか、快適環境ですか。 整理するときのポイントをいくつかご説明します。

機動戦士ガンダムで、アムロがララァ・スンに向かって「人と人は分かり合えるのか?」とささやいていました。ララァとは分かり合えてたみたいですが、ニュータイプですからね。旧人類の私たちはどうなんでしょうか。今回は人と人との関係性を考えてみましょう。

考えてみましょうとは言ったものの十人十色かつ関係が複雑過ぎて参考になるかどうかわかりませんが、いくつか提案をしてみたいと思います。

関係性の単純化

人間関係をシンプルに考えると、作戦も立てやすく効率的な解決方法が見つかります。

人間関係は複雑だと思う反面、極めて単純だなと思う瞬間もあります。その瞬間何を考えたかと申しますと、「敵か味方か」という構図です。人と何らかの接触があった時、この人は敵か味方かを最初に考えてしまうことが増えたんです。自宅訪問セールス、宗教の勧誘、パワハラ上司、無能な経営者、教えた内容を完全無視して何度も失敗する部下、公共の場の自己中老人と若者、およそ私に害を及ぼす存在は敵です。適切なアドバイスで良いものを選択できた時の電気屋のお姉さんは味方です。

敵認定した人とは、交戦に至らないように必ず避ける、可能であれば排除するようになってしまいました。会社のような閉鎖系では排除できないので、関係性を薄くすることに努力してました。この考え方は、如何に敵を排除するか、関係を断つかというところに集中できる点はメリットです。デメリットは、敵か味方かと考るのは卑しいことではないかと自己嫌悪してしまうことです。

敵の存在は未来を考える時、思考を鈍らせます。そのため、まず排除や希薄化を先に考えなくてはなりません。後ろ向き思考なので好きではないですが、守るべきもののために欠かせない作業です。

会話すること

会話を大事にしていますか。大事にしないと人間関係が希薄になりますよ。

「はじめに言葉ありき」は聖書のフレーズですが、松下幸之助も引用していたようです。言葉という単語はロゴスだったと思いますが、だとすれば、ロゴス=言葉とするのは苦しくないかと思ったことは置いといて、人間が言葉を持つ以上、会話は人間関係の中心です。ほんのちょっとで構わないので、最近会話が雑になっていないかチェックしてみましょう。

会話が雑になってきている相手はいませんか?奥さんときちんと会話してます?丁寧に会話するコツは、聞くことです。聞いて後にうなずくか横に振るだけで立派な会話です。でもきちんと聞かないと意味がありません。

メラビアンの法則とかいうのがありまして、コミュニケーションは、①何を話すか(選択する言語という感じ? ②話し方(声の質、速さ、抑揚、高低など) ③ボディーランゲージ(手ぶり、身ぶり、態度、姿勢、顔つき、外見、視線、服装など) という3つの要素で構成されていて、それぞれ8%、37%、55%の割合でコミュニケーションに影響を与えるというものです。話すにも、それなりの努力がいるんだなと思いました。でも、声のいい人って、それだけで得しているんだなと納得です。

人脈は簡単に広がるが維持は大変

技術の仕事をしていた時、問題にぶち当たる度に人脈のありがたさを痛感していました。管理の仕事をしだすと、この仕事は人脈で成り立ってるじゃないか思うほどでした。

人脈、ひとのつながり、味方でいてくれる人、大切にしてください。 人脈は、意識するだけで簡単に広がります。友達の友達は友達ってやつですよ。芋づる式に広がります。ただし、関係の深さを無視した時の話です。人脈にもレベルがあります。名刺交換は人脈の玄関という感じでしょうか。営業時代、お客様の講師をすることがありました。先生という立場は人脈として割と深いほうではないかと思いました。また、生徒になることありましたが、これも然りです。時間的にも関係性も良好なようで、いつまで経っても先生と生徒の関係は変わらないものです。ただ、関係が生徒か先生で固定されてしまいますが。

先生と生徒の関係は、長期にわたるものです。人脈は関係が長く続くことが大事です。そのため、どのように維持するのか考えておかないといけません。SNS、年賀状、飲み会、趣味の一致、スポーツ、いろいろありますが、実際に顔を合わせるというのは大事です。横道に逸れますが、東京が発展する理由の一つが、商談にしても学会の発表にしても、最後は顔を合わせないと完結しないことが多いからだと思います。交通網は、これからも発展することでしょう。

人脈で大事なことは、頭に営利なことばかりだと良い関係は結べません。どのような場面でも「心からの尊敬」は欠かせません。

自分自身

幸せになるために必要なことって何なんでしょうか。まあ、何でもいいんです、人によって違うから。とにかく行動ですよ、幸せになるための行動!SNSにあったのですが、やる気が出ないときは、まず動くことが大事だそうです。やる気が出ないって、動きたくないときのの自己弁護だそうで、やる気のせいにすんじゃねーということらしいです。私、この説を信じてしまいました。だって実体験してしまったので。

ということで、道徳の教科書に出てくるような名言のご紹介です。
ガンジーだったか、ヒンズー教だったか、誰の言葉だったか忘れてしましましたが、「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」という言葉があります。最初はなかなか胡散臭い言葉だなと思いましたが、一部賛同する部分が、行動に関してですかね。順番も違うことが多々あります。
行動変容とかいう医学用語もあるので、調べてみてください。

他にも、自分自身については、「判断を任せない。考えることを任せない。」とかいろいろ格言っぽいのがたくさんありますが、いろいろ調べると面白いですよ。 ともかく、思考回路を働かせて得た結論を必ず実行することが重要というお話でした。

まとめ

「我思う、ゆえに我あり」デカルトでしたっけ?いやー、名言だな。存在証明ですもんね。コブラというマンガにありましたね。人間関係や自分自身を考える上で、前提になるフレーズですよね。

ということで、人というのは、大変複雑怪奇で理解しがたい存在だと思います。そのため、多様な価値観を認めろ運動みたいなものが増えたと思います。でも、ニュー・オールドどちらのメディアも反社関係、法律違反は認めないようになりましたね。これは良いことだと思います。ただ、不快感に対する不寛容さは、行き過ぎのような気がします。また、ネット検索していても、ばかみたいにジャンルが増えた気がします。いや、もともとすごく広いことがネットで表出しただけなんでしょう。とにかく社会が複雑化してきているので、紐解かないといけません。今の時代、何事もなく高齢者と呼ばれるのなんて、無理ゲーですよ!複雑化した社会をどう乗り切るか、今からもっと英知を集めて対処しないと生きていけないんですよ。だから、生きていくために、英知の結集先として、生存戦略委員会作りたいです。

今回は人に関して重要度の高いものを羅列してみましたが、体系化しないとカオスになるとお解り頂けたと思います。近いうちに体系化したしたものを提示するぞ、したいな、できたらよいなと目論んでおります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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