【思考回路形成の強化】快適仕事に必要なこと

005アイキャッチ 仕事について

快適に仕事できてますか?
できていなければ今の会社で改善を試みるか、転職して環境そのものを変えるか、会社起こしてみるか、何とかしなくちゃいけません。
また、快適でなければ考える力にも大きく影響を及ぼします。
今回は、劇的に快適にするとかではなくて、まあまあ悪くないな程度まで快適に働く環境を目指そうというテーマです。

正しい知識と技量で転職スキルアップ

仕事が少しは楽しいと思える知識や技量を体得してますか?
仕事が辛い原因の一つとして「実力不足」は少なくないです。
知識や技量は職種によって大きく異なりますが、必ずしもその職種にマッチングしてなければならないわけではありません。
職種と仕事の目標に合った知識と技量を身に着けてください。

後述する「回らないピンクドラム?!」で説明します。

近年、転職はよくないことという偏見がようやく薄れてきたと思います。
終身雇用が崩れてきたからですが大企業も50過ぎの人間は不要というマネジメントをし始めたので、大企業に勤めれば安泰というわけではありません。
ブラック企業もたくさんあります。

私たちも備えなければなりません。
転職スキルを磨きましょう。スキルは業界や職種によって大きく異なります。
とりあえず人脈は転職サイトに任せるとして、知識や技量は今の会社で磨いておかなくてはなりません。
経験上、転職を考えているなら、学ぶ速度は通常の1.5倍はほしいところです。
転職には勢いと自信が必要です。
これまでの生活と異なる世界に飛び込む人生の転機ですからね。
その勢いと自信のため、転職してからその会社に馴染む速度のアップには、以前のテーマ「本質を考える」「一を聞いて十を考える」「2つ先の仕事を終らせる」がかなり使えます。
これらの実践は、学習速度が1.5倍に達します。
本質を理解した先読みの力は最強です。
弊害もありますが、そのうち説明します。

今の会社にいるにしても転職するにしても検定や技能試験は取っておいたほうが良いです。
実務に役立たんと馬鹿にしている人がたまにいますが、その人馬鹿です。
なぜか昔から言われる拍がつくってやつですよ。
無いよりあった方が有利だし、ハッタリに使えます。
そのジャンルを勉強した証でもあります。
使いようありますよ。フォークリフトは講習受けとくべきだったなー。

回らないピンクドラム?!

きっと何者にもなれないお前たちに告げる!
このセリフ結構来ますね。
アニメのセリフですがふと自分に重ねてしまいました。
私は何者にもなれませんでしたが、今のところ大変幸せです。
皆さんも今から何者かを目指しても良いし何者にもなれなくても幸せならOKです。

この何者とは、目標を達成した人だと思うのですが、仕事の目標によって技量は、職種とずれる場合があります。
以下の表は多少誇張していますが、私の考えた技量です。
なんか歪んでますね。仕事なんて、ネジの1本や2本飛んでないとやってられないんですよ。

仕事の目的特に必要な技量
営業系管理系生産技術系設計技術系
人脈作りはったり道具or機械操作想像力
仕事の内容が趣味売物の知識量破壊と創造道具or機械操作破壊と創造
将来独立人脈作り人脈作り総合力人脈作り
考えたことないコミュニケーション力鈍感力道具or機械操作道具or機械操作

皆さんもこの表を考えてみてください。
必ずしも営業だからコミュニケーション力、管理だから計画力というわけではありません。
目指す目的によって、知識も技術力も違ってきます。
この違いを理解して力量をあげてもらいたいと望んでおります。
前にも言った通り、漠然と仕事をしていると仕事は基本辛いものなのですから、「辛い」が継続してしまいます。
この「辛い」を断ち切るために学習内容を見直すを提案致します。

「辛い」は思考回路が停止しがちです。
そのため「辛い」が続くと思考回路の一時停止、さらに「辛い」、さらに思考停止の悪循環を断ち切れず、最悪、電通の犠牲者のようなことが起こります。
では、思考回路を回すにはどうしたら良いでしょうか?

入社や転職した時に、まず最初にすべきことは、何も信じないこと。何事にも疑ってかかることです。人や会社は、ろくでもないことしか考えていないと認識することから始めてください。
最初から信用とか信頼できることってありますか。
例えば、

  ・会社は常に給料以上の仕事をさせようと考えている

  ・会社はあなたに給料を払いたくない

  ・上司は、あなたを大事に思っていない

  ・何かあった時、会社も上司もあなたをすぐ切り捨てる

会社は頼れる場所ではないこと、上司はろくでもないこと、このことに社会は目をつむっていること、このような前提で物事を進めてください。
思考回路は信用できるものがないときや置かれている立場が不安定な時など、危険な状態を強く認識した時によく回ります。
そのため、危険な状態であることを意識しなくてはなりません。
そのために疑うのです。信用しないのです。
仕事していくうちに、信用や信頼できるものがわかってきます。

私は管理の世界で生きてきた結果、常に最悪の事態を想定するようになってしまいました。
最悪を想定しないと安心できないのです。
実際は、最悪の事態になることは稀です。
なったとしても想定しているので対処可能です。
信じない、疑うから始め、そのうち信じられること、疑う必要ないものが認識できてきます。
信じるとか信頼は、時間と観察が必要です。
それと今働いている会社を継続するか、転職するか、最初の段階で基準を設定しておいてください。

やめてやる!

私が3社目から4社目に転職した時の経緯です。

その会社はブラック一歩手前の会社でした。
仕事に追われると仕事以外のことを考えなくなってしまうんです。
家に帰ってもテレビを見て、お風呂に入って、ご飯食べて終わりです。
思考回路の回る余地はありません。
ただ何となくまずいという気持ちが片隅にはありました。
では、まずいという感情から転職という行動に移るまで何があったのでしょうか。

きっかけは、会社の玄関に入る時、ドアを開ける動作にわずかな戸惑いがありました。
なんか嫌だなと思ったです。この躊躇した動作の気持ちをそのままにせず、他の作業でも意識するとやっぱりいろいろと嫌だなと思いました。
これは、このままだと良くないなと現状分析の一歩を踏み出せた瞬間です。
この一歩って、たぶん数ミリだったんじゃないかな思います。
数ミリでいいんですよ。ブレイクスルーなんてそう簡単にできるものじゃない。
守るものがあると現状維持を望んでしまうんです。
だから、行動の一歩は数ミリでいいんです。
ほんのわずかな行動でも時間と共に範囲は広がり加速します。
なので思考停止をさせないために、いつも疑問を持ち続けることが大切なのです。
結果、信用しない、疑うという一見ネガティブに見える発想が大切になります。
疑問に対して答えが得られない状況に怒りが生まれた時、思考回路も回り始めます。

結局、私の場合も少しづつ思考回路が回り始め、知識と技量、転職スキルは低くなかったので、回路の回転は加速しました。
転職するという結論に至るまでそんなに時間は掛かりませんでした。

思考回路のネットワーク

今回、「思考回路を回せ!」とかっこつけてみましたが、回路だから電子が回ってるんですよね。
これって「頭痛が痛い」と同じ言い回し?ちょっと心配です。
まあ、細かいことは気にせずまいります。
「思考回路を回せ!」というのは、案外、中らずと雖も遠からずでして、回路は外部から情報を取り込む機能を持ちますが基本閉鎖系です、頭の中ですからね。
そのため、思考パターンはループします。
「知識と技術」「転職スキル」「資格」これらは、思考回路の補完ですが、思考回路を広げます。単独でもあなたの武器です。

年金、その年金も危いですが、もらえる年まで平穏無事に生活することできますか。
病気、事故、怪我、詐欺、金融恐慌、倒産、いじめ、DV、パワハラなどなど、人生の障害は馬鹿みたいにあります。
私も、交通事故、死ぬほどの大病、パワハラ、怪我、詐欺、いじめ、障害と言えるものはほとんど経験したように思います。
死にかけたことも何度かあります。
「神は乗り越えられない試練は与えない」そんなの嘘ですよ。
障害を乗り越えられたのは偶然ですよ。
ただ、回避の努力として思考回路は、それなりに役立ったと思います。

思考回路が回らなければ、「知識と技術」「転職スキル」「資格」は無意味になってしまいます。
また、思考回路がが少しでも回れば、「知識と技術」「転職スキル」「資格」は回路を加速します。
どちらも大切にしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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