蕨餅(わらびもち)の季語を使った俳句・短歌・川柳

季語「蕨餅」を使った俳句や、川柳・短歌を一覧にまとめました。「蕨餅」を使った自由律俳句や、短歌をお探しの方へ。

季語|蕨餅を使った俳句

「蕨餅」を使った俳句・川柳

・春の香り 蕨餅つつむ 柏の葉
・蕨餅に 舌鼓うつや 花曇り
・山里の 味や蕨餅 雪解水
・蕨餅の 粉ふく指に 春の風
・老舗茶屋 蕨餅添え 抹茶碗
・蕨餅を 頬張る孫の 笑顔かな
・蕨餅の 甘さ広がる 朧月
・山笑う 蕨餅売る 店先に
・蕨餅に 祖母の思い出 春の宵
・蕨餅の 香り漂う 縁側で
・山菜や 蕨餅作る 母の手に
・春の雨 蕨餅包む 若葉色
・蕨餅を 頬張る猫の 目細める
・春の市 蕨餅買う 人の列
・蕨餅に 舌つつむや 花吹雪
・山里の 味や蕨餅 春の宴
・蕨餅の 粉まぶす手に 陽炎
・春の宵 蕨餅囲む 家族かな
・蕨餅に 舌鼓打つ 花明かり
・山深き 味や蕨餅 鶯鳴く
蕨餅


蕨餅(わらびもち)は、本来「春の季語」「人事を表す季語」ですが、生成時に別表現が混在している可能性があります。ご了承ください。

「蕨餅」を使った短歌

・蕨餅の 香り漂う 春の庭 柔らかき日差し 包み込みけり
・山里の 味を伝える 蕨餅 祖母の笑顔に 懐かしさ増す
・蕨餅を 頬張る幼子 目を細め 春の喜び 全身に満つ
・蕨餅に 舌鼓打つや 花吹雪 桜の下で 春を味わう
・春の雨 しっとりと濡れ 蕨餅 和紙に包まれ 風情たたえる
・蕨餅の 粉まぶす指に 春の風 山里の香り 心に染みる
・老舗茶屋 蕨餅添えし 抹茶碗 歴史を感じる 一服の時
・蕨餅を 作る母の手 見つめつつ 受け継がれゆく 春の味わい
・山笑う 蕨餅売る 店先に 立ち寄る人の 笑顔こぼるる
・蕨餅の 甘さ広がる 朧月 夜空に溶けて ゆくかのように
・春の宵 蕨餅囲む 家族との 語らいの中 時はゆるやか
・蕨餅に 祖父の思い出 重なりて 遠き日々より 春風そよぐ
・山深き 味や蕨餅 鶯の 歌声添えて 春を祝えり
・蕨餅の 香り漂う 縁側に 猫も寄り添い 春を楽しむ
・春の市 蕨餅買いて 帰り道 袋の中に 季節を包む
・蕨餅を 頬張る度に 思い出す 幼き日々の 春のぬくもり
・山菜や 蕨餅作る 母の背に 春の陽射しが やさしく注ぐ
・蕨餅の 粉ふく指に 陽炎 揺れて春めく 山里の景
・春の宴 蕨餅囲み 酒酌みて 語らう友と 時忘れつつ
・蕨餅に 舌つつむやも 花明かり 春宵の宴 心弾ませ