僕が統合失調症になったときの体験は、独特で感動的なエピソードがありました。今回はその一部をご紹介します。

 

僕は24歳のとき統合失調症になりました。病気の急性期に、妄想の影響で自宅から東京へ向かって数日間音信不通となりました。その間、精神病院に行くことができず複数の交番に相談に行きましたが、いずれも「メンタルクリニックへ行ってください」「直接病院に行けません」という返答でした。

 

その後、ある交番で運命的な出会いがあり、そこで親身に対応してくれたA警察官に助けられることになりました。最終的に、A警察官と他の警察官たちの支援を受け僕は措置入院となりました。

 

A警察官は、僕がその時点でどれだけ危険な状態にあったかを見抜き、必要な支援を提供してくれました。彼の自己犠牲的な行動に、深く感謝しています。

 

その後、精神科で治療を受けることとなり、急性期に体験した出来事は、後から振り返ると僕にとって学びの多い経験となりました。これからは、薬で症状をコントロールし、生活を楽しみながら社会に貢献できるよう努力していきたいです。

 

統合失調症との闘病を通じて得た学びを今後の人生に生かし、前向きに過ごしていくことが目標です。皆さんも自分自身を大切にし、何かを乗り越える力を信じてください。

AD