ニュースを見ていると、どう解決すればよいのかわからない問題に直面している人々を目の当たりにします。地震や豪雨などの自然災害、紛争や貧困などです。
世界中のニュースにアクセスできる現代、理不尽なことが多すぎて落ち込みます。
自分ひとりができることなんて限られていて、ちっぽけで、何かしたって明日がものすごく変わるわけでもない・・・！と無力感に打ちひしがれる、真面目でやさしいあなたはそうなってしまうかも。
明日から全てが劇的によくなる、とはなりませんが今日から世界をちょっぴりよくすることは、できるかもしれません。しかも、１円も使わずに。
１円も使わずに世界をちょっぴりよくするにはをご紹介します。
これを読み終えたあなたは、すぐに世界をちょっぴりちょっぴりよくすることができますよ！
１）選挙に行く
かつて、選挙とは選ばれた人間しか行けないものでした。しかし、今は18歳以上であれば選挙に行き、一票を投じることができるのです。
これは、過去を考えれば凄いこと。貧しかったり特別な地位がなければ選挙権がなかったのが当たり前の時代がありました。
昔の方々が頑張ったので今があります。
当たり前に得られたものではありません。そこには、誰かの苦労があったのです。
「でも、選挙に行っても何も変わらないじゃん・・・」と思っていませんか？しかし、その一票があなたの生活に直結していることを知っていましょうか？
【選挙がもたらす影響】
選挙で選ばれた政策は、私たちの日常に深く関わります。例えば：
- 税金の使い道
- 教育制度
- 労働環境
- シニアプラン
私たちの生活に大きな影響を与える政策を決めるのが選挙なのです。
選挙に行くことは、ただの習慣ではなく、自分の未来を選ぶ大事な行動です。一票の力を大切にして、私たちの社会を形成していきましょう。
２）お世話になっている人に感謝する
適切な時に適切な言葉を言える人は少ないもの。
自分が「嬉しい」とか「助かった」と思ったときは、言葉にして伝えましょう。
いつも行くスーパーのお惣菜が美味しい、行きつけのコーヒー屋さんの店主が優しいなど、ふとした時に感じることはありませんか？
そんな時に「美味しいお惣菜をありがとう」「いつも優しい心遣いをありがとう」と伝えてください。
誰かを喜ばせることは本来すごいこと。当たり前を当たり前だと思わないあなたの姿勢が周りの人に伝わり、世界をちょっぴりよくすること間違いなしです。
３）レビューを書く
自分が購入した製品について、レビュー投稿しましょう！
製品を販売している側は、製品に対する正直な感想を求めています。
それを伝えるだけで製品を改善してくれる可能性があり、それは世界をよくすることに繋がります。
レビューとは、製品へ対する適切な感想を求めているもの。事実と異なることを記載したり、メーカーや個人への攻撃や誹謗中傷は当然ながらダメですよ。
４）クレジットカードを作る
クレジットカードを作ってそのカードを決済に使用した際、利用代金の一部をカード会社が自然保護団体や社会支援などに寄付してくれるカードがあります。
無料で作成でき、カード保有者には特別な手続きや負担が必要ありません。これまで通り普通にカード決済するだけです。
「クレジットカード 社会貢献」と検索すると、作ることによって誰かを応援できるクレジットカードがたくさん出てきます。
ちょうどクレジットカードを作ろうと思っていた！という方は、検討してみてもよいかもしれません。
寄付付きクレジットカードの仕組み
寄付付きクレジットカードとは、カードを利用するだけで、利用金額の一部が自動的に寄付される仕組みを持つクレジットカードのことです。
どのように寄付されるのか？
カード会社や発行元によって仕組みは異なりますが、大きく分けると以下の3つの方法があります。
1. カード利用額の一部をカード会社が寄付
• ユーザーは普段どおりにクレジットカードを利用。
• カード会社が利用額の一定割合（例：0.5%～1%）を負担し、指定の団体に寄付する。
• ユーザー自身の負担はゼロ。還元されるポイントからの寄付するタイプもあるので、ポイント減少の可能性あり。
2. カードの年会費の一部が寄付される
• カードの年会費がかかる場合、その一部をカード会社が社会貢献団体に寄付する。
3. ユーザーがポイントを寄付できる
• 通常のクレジットカードと同様にポイントが貯まる。
• ユーザーの意思で、貯まったポイントを寄付として活用できる。
寄付の対象となる団体の例
• 環境保護（WWFなど）
• 医療支援（日本赤十字など）
• 教育支援（ユニセフなど）
• 災害復興（赤い羽根共同募金など）
・難民支援（国連UNHCR協会など）
＜注意点＞
• どこに寄付されるのかはカードによって異なるため、申し込む前に要確認！
• 還元率が一般のカードより低い場合がある（例：通常1%還元のカードが0.5%還元＋0.5%寄付など）。
• 寄付はあくまでカード会社が行うため、税制優遇は受けられない（ユーザーが直接寄付するわけではないため）。
豊富なデザイン・社会貢献 エポス公式サイトへ５）今あるものを大切にする
人間は悲観的になると、失ったものや失敗と思うことについて目が行きがちです。
ですが、今あなたが持っているものもたくさんあるはずです。
３年間愛用中のお気に入りのコート、思い出の写真がたくさん入ったスマホ、おこづかいやバイト代を貯めて買ったパソコンなど。
見回すと自分の周りは大好きなもので溢れています。人は「無い！」と思うと悲しくなりますが「愛用している大好きなものがこれだけある！」と認識できると心に余裕が生まれます。
それらを大切に長く使うことで資源の削減にもあなたの心の豊かさにも繋がり、一石二鳥です。
「行動しないこと」も世界をよくする方法？
行動しないことで、世界をよくすることもあります！何をして、何をしないのか。これは深いテーマです。
・無駄な消費をしない（フードロスを減らす）
・SNSで安易にデマやネガティブ情報を拡散しない
・環境に負荷をかける行動を控える（短距離の移動なら歩く・自転車を使う）
「無料でできる知識のシェア」
あなたが思っている以上に、あなたの知識は有益です！良いものはどんどん紹介しましょう。
・SNSやブログで役立つ情報を発信する
・「この本すごく良かった！」と周りに紹介する（図書館で借りられる本など）
・家に眠っている使わないものを、必要な人に譲る（フリマアプリの無料出品など）
まとめ：人を助けようとしている、優しいあなたへ
誰かに褒められるわけでもなく、感謝されるわけでもなく、それでもあなたは今日も小さな善行を積み重ねているあなたへ。
道端のゴミを拾ったり、困っている人をそっと助けたり、ほんの少しの気遣いで誰かの一日を明るくしてくれています。
そんなあなたに伝えたいです。
「あなたの優しさは、たとえ誰の目にも触れなくても、確かに世界をあたたかくしている」ということを。
人は、誰かに見てもらえることで努力を続けやすくなります。
ですが、見返りを求めずに行う善行は、本当の意味での「優しさ」「愛」です。
それは決して無駄にはなりません。
目には見えなくても、あなたの行動は確実に誰かの心に影響を与えています。
たとえば、あなたがさりげなく助けた人が、次に誰かを助けるかもしれません。
その優しさの連鎖が、気づかぬうちに広がっていきます。誰も見ていないからこそ、そこには純粋な善意が宿ります。
だからどうか、自分の行いを誇りに思ってほしいのです。
誰かが見ていなくても、あなたの優しさは、この世界を少しずつ良くしているのですから。
