この週末に読んだ漫画


ヤマシタトモコの短編集とか、
1〜2巻だけのものを全て読みたいと考えてた時期があって
その頃読んでなかった

「WHITE NOTE PAD」を読んだ。

38歳の男性と 17歳の女子高生の 
中身が入れ替わる、話。

((   ネタバレを含みます、
    というかネタバレです。  ))

戻らなかった。


入れ替わった中身が
1巻(1話・2話・3話)、
2巻(4話・5話・最終話)
で戻らなかった。

少女は38歳から40歳の男性へ、
男性は17歳から19歳、職業は読者モデル。

= = = = = = = =

オレがアイツで アイツがオレで、的なものを見たことがあるかないかすら覚えてないけど、
設定だけ聞いて見たいとは思わない。

でもこのマンガを手にとったのは、
中身が(体が?)入れ替わってから/お互いの認識すらない状態から、
ストーリーが始まるのはそれから1年後、からなのだ。

つまり、本人の過去も、描かれていない空白の1年も、その現在の様子や記憶として合間に時折出てくる。

だからこのマンガはあくまで
「あー入れ替わった!」
のビックリ要素というよりは、
その人がその人の目線で何をどう感じるのか、というところに重きが置かれている。

だから見つけてすぐ棚に戻したし、2度目にようやく読もうと思った。

そしたら中身は、戻らなかった。

自分の体が誰かと入れ替わる。
環境が変わり、性別も違うから周囲も接し方も違い、
体が変わって同化するもの(記憶など)があれば
変わらない"ワタシ"がいる。

とにかく読んだ、ということを
その日のうちに書いておきたかった。

WHITE NOTE PAD_感想メモ
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言わずもがな(全11巻・完結)

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