妊活とは？不妊治療としてのカイロプラクティック

不妊治療としてのカイロプラクティック

米国ではカイロプラクティックは不妊治療としても知られています。

ホルモンバランスの崩れが、妊娠に大きく影響を及ぼすという事が広く知られているからです。

女性のホルモンの分泌をコントロールするのは、間脳（脳の中心で第一頸椎のすぐ上にある）であり、間脳と生殖器との情報のやり取りは背骨の中を通る神経を介して行われています。背骨とその土台の骨盤の歪みは脳と生殖器との情報伝達を遮断してしまう神経圧迫を起こす事があるのです。

それは妊娠に必要なホルモン分泌機能の低下を招き、不妊や生理不順などの症状を引き起こします。この様なケースは自律神経が正常に働いていない可能性も高くなります。

骨格や骨盤のズレによる神経圧迫を取り除く事によって、人体が本来持つ自然な働きを取り戻し、これまで何をやっても駄目であった方が妊娠に至るといった事も起こっているのです。

米国では不妊治療としてもカイロプラクティックは有名ですが、日本ではまだまだ知られておらず、未だその様な原因で苦しんでいる方が大勢いるのも現状です。

米国では薬や手術に頼りたくなく自然なお産を望まれる方の多くが、カイロプラクティックを受診されています。カイロプラクティックは薬を使わず、人間の本来持つ生命力を取り戻す自然療法です。

初めての方はなかなか勇気がいると聞いた事がありますが、当院にもたくさんの女性がいらしています。いつでもお気軽にご相談下さい。

なぜ産前にカイロプラクティック？

① 骨盤の歪みによる難産の防止

骨盤が歪んだままの状態で出産を迎えると、赤ちゃんの通るスペースが狭くなり、帝王切開となることもあります。また、骨盤が歪んでいると赤ちゃんが産道を通るときに、子宮頸管が圧迫され大出血を引き起こすこともあります。出産に向けて、骨盤を整えておくことが大切ですね。

② 胎児の発育への影響

骨盤に歪みがあると、子宮の形や位置に影響を与え、赤ちゃんが成長するためのスペースが狭くなりその結果胎児の姿勢が偏ったり、発育がスムーズに進まなかったりする可能性があります。

また、血流や酸素の供給が十分に行われにくくなることで、赤ちゃんの発育に与えることもあります。妊娠中は整った骨盤で、赤ちゃんが快適に育つ環境を整えることが大切です。

③ 妊娠中の腰痛を改善

妊娠をするとリラキシンというホルモンの影響で骨盤を繋ぐ靭帯が緩むので、体重を支える骨盤が不安定となり筋肉への負担が急激に強くなります。

更に子宮が大きくなって体重も増加することにより、大きくなったお腹が前に出て重心が変わり、腰椎の前弯カーブ（反り腰）がキツくなり過ぎて腰痛を引き起こします。

米国のカイロプラクティックオフィスでは、妊婦さんへのカイロプラクティックもまた当たり前の様に施されています。

当院でも妊婦さんの腹部に圧迫をかけず母体に負担の掛からない施術が可能です。臨月間近の妊婦さんまで安心して受けて頂く事が出来ます。いつでもお気軽にご相談下さい。