中学生の娘が起立性調節障害で学校を休みがちになっています…

起立性調節障害の娘さんを持つお母さまからメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。

起立性調節障害に整体は有効的ですか？

起立性調節障害についての質問

はじめまして、中学生の娘を持つ母親です。

娘が最近、起立性調節障害と診断されました。この状況で、学校に行けない日が増えており、どのように対応すべきか悩んでいます。

朝起きるのが特に大変で、起床時にめまいや立ちくらみを訴えることが多くなりました。また、日中も疲れやすく、授業に集中できないようです。

娘の症状の原因や、自分で出来る症状を和らげる方法があれば助かります。

また、整骨院ふじたさんでの施術が起立性調節障害に効果的かどうかも知りたいです。もし効果が期待できるのであれば、どのような施術が適しているのか、そして施術の頻度などについてもアドバイスいただけると幸いです。

娘の状態を改善し、日常生活や学校生活を円滑に送れるようにしたいと考えています。

ご多忙のところ恐縮ですが、ご回答いただけますと大変ありがたく存じます。

どうぞよろしくお願いいたします。

院長：藤田

こんにちは　ご質問ありがとうございます。
当院には起立性調節障害や頭痛、めまい、耳鳴りなど自律神経の症状でお悩みの方も多く来院されています。

起立性調節障害は、自律神経系のバランスが崩れることで引き起こされる症状です。主に思春期の子どもたちに見られ、立ちくらみやめまい、頭痛などの不調を引き起こします。

この症状は、体内の血液の流れが大きく変動する際に顕著に現れます。例えば、横になった状態から急に立ち上がったときなどに症状が出やすくなります。

起立性調節障害の主な原因は、ストレスや急激な身体の成長によるホルモンバランスの変化と、あまり知られてはいませんがストレートネックや猫背などの姿勢的要因が関係しています。

思春期は特に身体の変化が著しい時期であり、これらの要因に加えて姿勢的要因が重なることで症状が現れやすくなります。

また、遺伝的な要素も関係していると考えられています。起立性調節障害の子どもの親にも同様の症状があったという例も少なくありません。

起立性調節障害の症状は多岐にわたります。朝起きられない、立ちくらみがする、気分が悪くなる、頭痛がするなどが代表的です。

特徴的なのは、症状に日内変動があることです。多くの場合、午前中に症状が強く現れ、午後になるにつれて軽減していきます。

また、季節の変わり目や天候の変化によっても症状が悪化することがあります。低気圧の日は特に注意が必要です。

起立性調節障害の改善には、生活リズムを整えることが重要です。規則正しい就寝・起床時間を設定し、睡眠の質を向上させることが効果的です。

朝は日光を浴びることで体内時計をリセットし、朝食をしっかり摂ることで血糖値を上げエネルギーを補給します。特に、塩分やタンパク質を含む食事が推奨されます。

また、ストレス軽減も大切です。リラックスする時間を作ったり、趣味の時間を持つことで、心身のバランスを整えましょう。

整体院での施術も起立性調節障害の改善に効果があります。全身のバランスを整えることで、自律神経系の乱れを改善していきます。

当院での施術は、神経そのものに働きかける優しい施術です。頭から足先までの神経の滞りを解消させ、症状改善に繋げます。

ただし、慢性化した起立性調節障害は早期改善が難しいため、根気強く取り組むことが大切です。

起立性調節障害は決して珍しい症状ではありません。適切な対処と周囲のサポートがあれば、必ず改善への道が開けます。焦らず、じっくりと向き合っていくことが大切です。

起立性調節障害について詳しく記載しています。ぜひご覧になってみてください。

整骨院ふじた・春日院

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