人間はあることに意識を向けると、それに関連する情報が自然と目に付くようになります。これを「カラーパス効果」といいます。例えば、今日の「ラッキーカラーは赤です」と言われると、その日はなぜか赤いものに目が行ってしまったり、旅行に行くと決めると、普段は通り過ぎて目にも入らない旅行会社のパンフレット棚やポスターが気になってしまったり・・という現象です。皆さんもご経験があると思います。
昨日、「富裕層(億り人)のアンダーヘア事情」という記事で、お金持ちになるためにアンダーヘアの処理をした経験を書きました。これだけを読むと、単に「変な人」認定で終わってしまう可能性があります。でも、私は処理をすると決断したとき、それによって得られる効果は何で、どの程度のものかをしっかりと検討しました。その時の検討材料の一つとなったのが、この「カラーパス効果」です。
実際に処理をしてみるとわかるのですが、今まであったものが急になくなると、それなりに「違和感」を感じます。毛の場合は、その後伸びてくる過程でチクチクしたりしますから、その違和感の期間がより長く続きます。
ということは、その間ずっと意識がそこに向かうという事です。スースーする、或いは何となくチクチクする、それを感じ続けることによって、自分の目標「富裕層(億り人)になる」ということが常に意識されるようになります。
スースーする・・・あっそうだ、自分はお金持ちになるために処理したんだ
チクチクする・・・あっ、そうだ、たしかお金持ちって処理率が高いんだよな
というように、常に意識が目標(富裕層)に向かうようになります。
カラーパス効果を狙ってスマホの待ち受け画像を札束の山に変える人もいると聞きますが、実際に身を張ってやった行為というのは、単に見たり眺めたりするのと違って、迫力感が全然違います。私がチャートを敢えて手書きしているのも同じことです。
本当は頭を丸めてボウズにしてもよかったくらいですが、それは仕事の関係上できなかったので、アンダーヘアをエイヤっとやってしまったわけです。
パンツの中なんて人様に見せるものではないし、やったからといって特段デメリットがあるわけでもない。むしろプラスの効果が期待できるのであれば、取りあえずはやってしまえ!ということで実行したわけです。
やってみると、確かに目標到達に向けての意識が高まったような気がします。
街を歩いていても股間はスースーするので、否応なく意識が向いてしまいます。すると「何故この人は上品なお金持ちに見えるんだろう?」「何故あの人は成金ギラギラに見えてしまうんだろう」と考えるようになります。或いはレジに並んでいても「何故お金持ちに見える人はお金を丁寧に扱っているんだろう」「何故貧乏そうに見える人の財布はレシートでパンパンに膨れていて、お札もしわくちゃなんだろう」と考えるようになります。
意識が向かわなければ、単にすれ違っただけの人ですが、同じ光景を見ていても、意識のあるなしで見える世界は全く異なってきます。こうした生活をしていたので、私のマネーに対する感度は一般の方よりもかなり高い状態にあったと思います。それがいまの成功につながっているかな、という気はします。
それにしても・・・「絶対に目標到達する!」と決意して頭を丸めたと聞くと、「おおすごいね!」となるのに、下の毛を処理したと聞くと「変人だね!」となるのは、どういう違いなのでしょうか?
同じ「毛」なのに・・・アンダーヘアがちょっとかわいそうな気がします。