へっぽこ富裕層の頭の中

貧乏を脱して億越えの資産をいかに築くか

億り人が経験した2回の破産危機

最近、ある相場師の方のブログをずっと読んでいます。ひょんなことから見つけたこのブログ、私が理想とするリタイア後の生き方が描かれていて、なかなか奥深いです。その方は静岡にお住まいのようで、毎日温泉に入って、好きな相場をちょこっとだけやって人生を楽しんでいらっしゃる、とても羨ましい方です。こうしたブログを見つけると、「ブログはオワコン」といわれて久しいですが、まだまだ捨てたものじゃないな、と思います。

その方の今日の記事に、「何度も人生を狂わせるような大きなリスクを経験しないと、本物の相場師にはなれない」という深い一文がありました。やはり実際に相場を「張っている」方の言葉には重みがあります。私も本当にそう思います。

私は今、野村総研がいうところの富裕層(億り人)ですが、実はここに至るまでに、相場関連で破産目前の危機を迎えたことが2回あります。

このブログはカッコつけるためのものではないので率直に書きますが、やはり大きな成功をするためには、人生のどこかで一定のリスクを取らないといけない場面はあると思います。もちろん、置かれた環境は個々人で大きく異なりますから、皆が大きなリスクを絶対に取るべきだとは言えませんが、「大きく」成功したいのであれば、避けては通れない道なのかな、という気はします。マス層→アッパーマス層→準富裕層→富裕層という社会階層の「超分厚い壁」を一気に突き破るためには、やはり「決断」しないといけない時期はあると思います。

リスクを取ればいまの私のように「億り人」になれるチャンスはあります。しかし、後述するような破滅目前の危機を迎えてしまう事もあります。私は自分で言うのもどうかと思いますが、リスクに関しては意外と鈍感?で、最悪の事態になっても「まあ、どうにかなるでしょ」と、開き直りにも近い感じでいることができるのが、成功の一つの要因であるような気がします。それでも後述するように危機を迎えた時は、体調に異変を起こしました。

ちなみに私が危機を迎えたときの光景は、2回とも、今でも鮮明に頭の中に残っています。いずれの危機も野村総研がいう「マス層」にいた頃のものですが・・とにかく生きた心地がせず、「人生終わったな」と思いました。

人間というのは、極度のストレスにさらされると、実際の身体にも影響が出てきます。

一度目の危機の時は、同僚から「どうしたの??顔が真っ青だよ!!」と言われて気付いたのですが、確かに鏡を見ると完全に血の気が引いた真っ青な顔でした。こんな顔を見たのは私の人生の中でこの1回だけです。よく話の中で「顔が青くなる」といいますが、本当にそうなんだな、という事をまさに実感しました。本当に真っ青です。あの時の同僚の驚いた顔、声…などは今でも鮮明に覚えています。

二度目の危機の時は、首の後ろの皮膚が真っ赤になってしまい、半年くらい治りませんでした。かぶれたようになってしまい、かなり目立っていたので、外出をしたり髪を切りに行くのがとても憂鬱だったのを覚えています。

そんな危機を乗り越えて私の「いま」があります。入院するほどのものではなかったのがまだ救いですが、皮膚などの目立つ部分に影響が出ると、なかなかシンドイものがあります。

投資で成功して億り人!というと、一見華やかな感じもしますが、実はその裏にこうした人には言えないような失敗もある、という事を知っていただきたくて、今回の記事にしました。

 

ちなみに、こうした大きな危機を何回か経験すると、やがて耐性?が付きます。「まあ、そんなものだよな」という諦め?にも似た境地となり、物事に動じなくなります。妻からは「頭の中の糸が切れてんじゃないの?」とよく言われます。