人気の通信講座である「LEC」と「ネットスクール」を５つの項目で比較してみました。
今回は、税理士講座を申し込む際に基本となる「1.料金」「2.教材」「3.フォロー体制」「4.合格実績」「5.他資格講座の評判」を徹底比較しています。両社の良いところ悪いところ包む隠さずお伝えしていきます。
これからどちらを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
「LEC」と「ネットスクール」を5つの項目で比較しました！
| 1.料金で比較 | 講座の受講料で比較してみました。 |
| 2.教材で比較 | 教材のボリュームや内容を比較してみました。 |
| 3.フォロー体制で比較 | 通常の講義のほかに学習サポートの内容を比較してみました。 |
| 4.合格実績で比較 | 合格率や合格者の声などを比較してみました。 |
| 5.他の資格講座で比較 | 他の資格講座での評判も参考がてら比較してみました。 |
上記の５つの項目で、LECとネットスクールを比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
1.「LEC」と「ネットスクール」を料金で比較！
| 比較項目 | LEC | ネットスクール |
| 講座料金 | 【簿財横断 速習コース【Webで受講】】 154,000円 【簿記論パーフェクトコース＜Webで受講＞】 136,400円 【財務諸表論パーフェクトコース＜Webで受講＞】 136,400 円 【法人税法パーフェクトコース＜Webで受講＞】 136,400 円 【所得税法パーフェクトコース＜Webで受講＞】 136,400 円 【消費税法パーフェクトコース＜Webで受講＞】 110,000 円 【簿記論（財務諸表論） 上級コース】 112,200 円～ 【法人税法 上級コース】 112,200 円～ |
【簿記論 新規申込 標準コース】 145,600円 【簿記論/財務諸表論一括標準コース】 201,700円 【税理士法人税法標準コース】 155,800円 【消費税法標準コース】 96,500円 【相続税法標準コース】 148,700 ※上記は教材費込みの値段です。複数科目割引やキャンペーン等で安くなることがあります。 また再受講用の値段もあります。 |
| 決済方法 | クレジットカード、銀行振込、コンビニ支払い、PayPay、教育クレジット | クレジットカード決済、コンビニ決済、銀行振込、代金引換、Amazon Pay、LINE Pay、PayPay、JACCS WeBBy(ショッピングローン) |
受講料の差はそこまで大きくなく、コースの種類の数で言えばLECに軍配が上がりますね。
ネットスクールは決済手段が多いですね。
2.「LEC」と「ネットスクール」を教材で比較！
| 比較項目 | LEC | ネットスクール |
| 教材媒体 | 2色刷りのシンプルなテキスト 「基礎的」知識と「新しい」知識をバランスよく押さえられた構成 |
ネットスクール出版で教材のみでも販売されている |
| 倍速視聴 | ～2倍速 | 倍速視聴 |
LECはWEB講義で伝えるべきことと、テキストなどの教材で学ぶべきところのメリハリをつけているので、最近のデジタルに傾倒したやり方にとらわれず、昔からの王道のやり方を大事にする学習スタイルとなってます。
ネットスクールはテキストや問題集が会員でない方でも購入できるようになってます。
教材を先に購入された方は上記の受講料ではなく、テキストなしの料金で申し込むことができるようになってました。
3.「LEC」と「ネットスクール」をフォロー体制で比較！
| 比較項目 | LEC | ネットスクール |
| 学習環境サポート | AI実力スコア機能 勉強仲間機能 |
アンケート機能、SNS「学び舎」 |
| 質問環境 | 教えてチューター | チャット質問 |
「LEC OnlineStudy SP」とは動画・音声のダウンロード機能で、オフライン環境でも視聴することができます。
「教えてチューター」とは何回でも質問メールを送ることができ、フォロースタッフが丁寧に回答してくれる機能です。
ネットスクールには独自のSNS（学び舎）があり、学習の管理や質問できる環境が整ってます。
4.「LEC」と「ネットスクール」を合格実績で比較！
| 比較項目 | LEC | ネットスクール |
| 合格者の声 | 合格者の顔出し実名＆イニシャル表記での体験談有り | 合格者の顔出しインタビュー |
LECもネットスクールも顔出しで合格体験談が掲載されてます。
どちらも合格を勝ち取れたエピソードなどが語られていて参考になります。
5.「LEC」と「ネットスクール」を他の資格講座で比較！
| 比較項目 | LEC | ネットスクール |
| 他の講座の評判 | 司法試験、公認会計士、税理士、社労士、公務員試験などの難関資格の実績あり | 日商簿記や全経簿記も高評価 |
LECの特徴はその守備範囲の広さですね。司法試験、会計、不動産、福祉、労務、IT、電気など幅広く講座を展開して、多数の合格者を出してきてます。
ネットスクールは日商簿記や全経簿記、建設業経理検定などの講座もあり、会計に強いことがわかります。
「LEC」をおすすめの方はこんな人！
- 簿・財の同時受験の効率化を実現する「横断テキスト」で2科目合格を目指したい方
- 合否結果に伴う科目・コース振替制度を利用したい方
- 自習室を利用したい方
初めて税理士試験を受験される方は簿記論と財務諸表論を同時に学習することが効率的で、LECにはそれに適したコースがあります。
「ネットスクール」をおすすめの方はこんな人！
- すでにネットスール出版の教材で勉強されている方
- ネットスクールで簿記を学んだ方
- 気軽に質問できる環境をご希望の方
ネットスクール受講生出ない人も教材を活用していることから、テキストのクオリティの高さがうかがえますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は人気の通信講座「LEC」と「ネットスクール」の違いを５つご紹介してきました。
どちらがベストなのかは、あなたのこれまでの経験や知識、予算、価値観によって変わってきます。いろいろ比較してみて下さい。