読売333

読売新聞社が2025年3月24日から新しい株価指数「読売333」の公表を開始しました。本日はこの「読売333」について私見を述べたいと思います。

読売333とは

読売333について調べてみた概要は以下の通りです。

主な特徴：

等ウェート型の採用：構成銘柄333社を均等な比率で組み入れる「等ウェート型」を採用しています。これにより、特定の巨大企業の値動きに左右されにくく、国内株式市場全体の動向をバランスよく反映します。
銘柄選定基準：国内上場の日本企業から、1日平均売買代金の上位500銘柄を選出し、その中から浮動株時価総額の上位333銘柄を構成銘柄としています。これにより、流動性と市場価値を兼ね備えた企業が選ばれています。
幅広い業種と地域のカバー：東証の17業種すべてからバランスよく銘柄を選定し、東証プライム市場だけでなく、東証スタンダード市場の銘柄も含まれています。また、全体の37%が東京以外に本社を置く企業で構成されており、地域経済の動向も反映しています。
定期的な見直し：銘柄の入れ替えは年1回（毎年11月）、ウェート調整は年4回（2月、5月、8月、11月）行われます。

さらに、この指数に連動するETF「MAXIS読売333日本株上場投信」（銘柄コード：348A）が2025年3月27日に新規上場する予定です。これにより、投資家は「読売333」に連動した投資成果を目指すことが可能となります。