【 問題 】4年生向け
三角形ABCは、∠A=60°、∠B=90°、∠C=30°の直角三角形です。
三角形ABCの内部に点Pがあり、∠APB=∠BPC=∠CPAです。
三角形ABPと三角形CAPと三角形BCPの面積比はいくつですか。
【 解答 】
小学生にとってはパズルみたいなもんだね。では、いきましょう。
∠CPA=∠APB(=∠BPC)=120°
∠A=60°
ここに着目する。
∠PAB+∠PAC=60°
∠PAB+∠PBA=60°
⇒ ∠PAC=∠PBA
そう、つまり、二角相当だから△CAPと△ABPは相似なんだ。
CA:AB=2:1
⇒ △CAPと△ABPの相似比は2:1
⇒ PB:PA=1:2
⇒ PB:PA:PC=1:2:4
△CAPと△ABPの相似比は2:1
⇒ △CAPと△ABPの面積比は4:1
できました☆
△BCPの面積は△ABPの面積の2倍なんだけどわかるかな。
たとえば、△ABPをAPがCP上に重なるようにBP固定で折り返してあげるとわかりやすいかも。
△CAPの面積:△ABPの面積=4:1
△BCPの面積:△ABPの面積=2:1
⇒ △ABP:△CAP:△BCP=1:4:2
図を凝視ながら以下の点をしっかりと押さえる。
・ △CAPと△ABPは相似、相似比は2:1、面積比は4:1
・ PB:PA:PC=1:2:4
・ △ABPと△BCPの面積比は1:2
よって、答えは1:4:2となる。

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