アラサー女性・ワーホリの心構えノート

ワーホリ実行3STEP講座~お金・心構え・帰国後の仕事~30歳でカナダワーホリをしたからこそ自己肯定感があがった私が言える海外生活成功のコツを伝授します

顔のコンプレックスがあるなら環境の変化が一番!留学体験も踏まえて海外へ行く大切さを語ります

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自分の顔をすきになることができない。
周りと比べて自分の顔が気になってこのコンプレックスをどうにか解消したいけど、方法が見つからない。

とあるアンケートによると9割以上の女性が「自分の顔にコンプレックスがある」と答えた結果があるそうです。

まぁコンプレックスを解消しようといろいろなことに挑戦することはダメなことではありません。でもそのコンプレックスのせいで、心身ともに支障をきたしていませんか?実際、私自身も同じような悩みを持っていましたが行動と考え方を変えることで一歩前進、悩みを解決することができました。

この記事のポイント
  • 異なる文化圏での「美の価値観」を知ることで視野が広がる
  • 海外経験を通じて得られる自信と新しい自分との出会いがある
  • 「自分の力で何かを行った」という成功体験を得ることが大切

 

顔のコンプレックスに悩む理由とその影響

顔のコンプレックスに悩む方は想像以上多いです。特に日本では「顔の良さ」が個人の価値と結びつけられることが少なくありません。

職場や学校で何気なく交わされる会話の中で、自分の外見について不安を感じたことはありませんか? 多くの人がこうした悩みを抱えながらも、なかなか口に出せずにいます。

日本社会における外見至上主義の現実

日本社会では「見た目が9割」という言葉があるほど、外見が重視される傾向があります。

就職活動では「身だしなみ」という名目で外見の評価が行われ、SNSでは加工アプリの普及により理想の顔に近づける文化が根付いています。

ただ、誤解してはいけないことは「顔に何らかのコンプレックスを持っている」と考えることは決して珍しいことではなく、むしろ多くの人が共有している悩みということ。

問題なのは、その悩み闇の深さです。

  1. もうちょっとこうであればいいけれども、まぁ自分の顔はすき
  2. もうちょっとこうであればいいのでメイクでカバーできた。解決!
  3. もうちょっとこうであればいい。このせいで自分の顔が全部嫌い
  4. もうちょっとこうであればいい。自分には生きている価値がない

さぁみなさん、4つの事例をあげてみましたが、「自分の顔にコンプレックスがある」のレベルはどれに当てはまりましたか?

ここでいいたいのは、3,4の状態になるととても危険だということです。

日本の外見至上主義の特徴
  • 「第一印象」を重視する採用文化
  • メディアやSNSでの画一的な美の基準
  • 「清潔感」という名の下に行われる容姿評価
  • 年齢による容姿の価値づけ

こうした環境の中で育ち、生活していると、知らず知らずのうちに「自分の顔が評価の対象になる」という価値観を内面化してしまいますよね。

コンプレックスが自己評価を下げる心理メカニズム

顔のコンプレックスが自己評価を下げるメカニズムは、心理学的に説明できます。

人は自分の外見を他者の目を通して評価する「鏡映的自己」を持っています。周囲から否定的な評価を受けると、それが自己イメージとして定着していくのです。

特に日本社会では、集団の中での調和が重視されるため、「みんなと違う」ことへの不安が強く働きます。顔のコンプレックスを感じる多くの人は、「標準からの逸脱」を過度に気にしているケースが多いのです。

「美しくなければ価値がない」「完璧な外見でなければ愛されない」といった考えは、実は現実に基づかない思い込みであることが多いのです。それなのに、この思い込みが自己評価を不必要に下げてしまいます。

コンプレックスが自己評価を下げる過程
  • 他者からの評価を過大に受け止める
  • 自分の長所よりも短所に注目してしまう
  • 「顔=価値」という誤った等式を信じる
  • 比較対象を不公平に選んでしまう(モデルやタレントなど)

こうした心理メカニズムを理解することで、自分の考え方のクセに気づくことができます。顔のコンプレックスは、自分自身の認知の問題から生じていることも多いのです。

職場での外見評価が与える精神的ダメージ

すごく性差別的な発言をしますが、「女性は若くてなんぼ」みたいな考えをがメディアを中心に当たり前のように根付いている日本。

学校や職場環境での外見評価は、時に深刻な精神的ダメージをもたらします。私自身、海外留学から帰国後、日本のとあるドメスティック企業に就職した際、女性社員の「顔面ランキング」が密かに行われていたことを知りました。

その中で最下位だと知らされた時のショックは想像を超えるものでした。そのあと行った行為はひどいもので、エステに行っては暴飲暴食を繰り返してまたエステに大金をつぎ込んで…という日々でした。

こうした経験は単なる「いじり」と片付けられることが多いですが、受ける側にとっては自己肯定感を根底から揺るがす出来事になり得ます。

これ、小学校とかでも行われることですからね。でも大人になって卒業アルバムをみかえすと、当時かわいいといわれていた女の子も他の人も「ん?ぶっちゃけ大差ないよね?」って思ってしまいましたw特に日本企業の閉鎖的な環境では、一度ついたレッテルから抜け出すのが難しく、長期間にわたって苦しむことになります。毎日顔を合わせる職場で自分の外見を否定され続けることは、パフォーマンスの低下だけでなく、うつ症状や社会不安につながることもあるのです。

職場での外見評価がもたらす影響
  • 業務パフォーマンスの低下(集中力散漫)
  • 職場での発言力や存在感の減少
  • 昇進・キャリア形成への悪影響
  • 人間関係の構築における消極性
  • 長期的なメンタルヘルスへのダメージ

このような環境に長くいると、自分自身の価値を外見だけで判断するようになってしまいます。

海外に出ると顔コンプレックスから解放される理由

では本題に入ります。どうすればこの、顔のコンプレックスから解消されるのかというと「自分で自分を認めること」と「他者から自分を認めてもらうこと」のどちらかが大切だと思います。

  • 自分で自分を認める:「自分で何かをやりきった」という成功体験を得る
  • 他者から認めてもらう:「恋人を作る」

と、まぁ、わかりやすくいえばこの2つのどちらかが解消されるとコンプレックスがどうでもいいものになったり、うまくつきあえたりするようになるのでは?というのが持論です。

今回は1つ目の話をしてみますね。海外に出ると、不思議と顔のコンプレックスから解放されることがあります。なぜ海外に出ると顔コンプレックスから解放されるのでしょうか?その理由と効果について考えてみましょう。

美の基準は文化によって大きく異なる事実

美の基準は普遍的なものではなく、文化や地域によって大きく異なります。例えば、西洋では彫りの深い顔立ちが好まれる傾向がありますが、アジアでは小顔で凛とした顔立ちが理想とされることが多いです。一重と二重も、その基準によっていろいろな評価があります。

文化人類学の研究によれば、美の基準は「希少性」と「社会的地位」に影響されることが多いとされています。例えば、食料が豊富な社会では痩せた体型が、食料が不足している社会では豊かな体型が美しいとされる傾向があります。日本でコンプレックスに感じていた特徴が、別の文化圏では魅力的な個性として受け入れられることは珍しくありません。こうした「価値観の相対性」を体験することで、自分の外見に対する固定観念から解放されるのです。

異なる文化の美の基準に触れることで「美しさは多様である」という認識が芽生え、自分の外見に対する執着から解放されていくのです。

あと、留学あるあるですが、数ヶ月したらおしゃれをしなくなりますよ。これは本当に!!!!!本当なんです!!!!!!

自己評価を外見以外の価値観で構築する方法

海外では、スキルや人間性など「内面の価値」が重視される文化に触れる機会が増えます。例えば欧米では、積極性やコミュニケーション能力、チャレンジ精神などが高く評価される傾向があります。こうした環境に身を置くことで、自分の価値を外見以外の要素で見出せるようになります。

私の留学経験でも、最初は言葉の壁に苦労しましたが、異文化への適応力や問題解決能力が評価されることで徐々に自信を得ていきました。一人旅を何度もしていく中で、内面が成熟していく感覚をつかむこともできました。

「何ができるか」「どんな考えを持っているか」という点で他者と関わることで、顔の特徴を気にする余裕すらなくなるのです。

自己価値を多角的に捉える視点は、心理的レジリエンス(回復力)を高めることにもつながります。一つの要素に自己評価のすべてを依存させないことで、精神的な安定を得られるようになるのです。

外見以外の自己価値の見つけ方
  • 異文化コミュニケーション能力の育成
  • 新しい言語や技術の習得にチャレンジする
  • 多様なバックグラウンドの人々との交流
  • 自分の強みや才能の再発見と活用

こうしたことからも、海外経験を通じて「自分は顔だけの存在ではない」という当たり前の事実を体感的に理解することができるのです。

文化体験は、自分自身を外側から見る機会を与えてくれます。この「メタ認知」が、顔のコンプレックスに縛られていた自分を解放する鍵となるのです。

留学後も自信を持ち続けるための帰国後の対処法

海外で得た新しい視点や自信は、日本に帰国すると徐々に薄れてしまうことがあります。いわゆる「逆カルチャーショック」です。私も帰国後、日本の「顔面評価文化」に再び直面し、せっかく得た自信が揺らぐ経験をしました。では、どうすれば留学で得た新しい価値観を持ち続けることができるのでしょうか?

似た価値観の人と交流して逆カルチャーショックを防ぐ方法

帰国後に最も効果的なのは、海外経験者や多様な価値観を持つ人々との交流を意識的に続けることです。同じような経験を持つ人々は、あなたが海外で得た視点を理解し、共感してくれるでしょう。オンラインコミュニティも選択肢の一つで、SNSグループや定期的なオンライン交流会などが各地で開催されています。 大切なのは「自分の変化を理解してくれる人」との関係を継続的に持つことです。価値観の近い人々との交流は、海外で培った自己認識を維持する上で大きな支えになります。

このような交流を通じて、「日本の価値観だけが全てではない」という視点を保ち続けることができます。それが顔コンプレックスに縛られない生き方につながるのです。

留学経験者が行っている具体的な自己肯定感を維持する方法

多くの留学経験者は、帰国後もどのようにして自己肯定感を維持しているのでしょうか。

ある元留学生は、帰国後に外資系企業に就職することで国際的な環境を維持し、多様な価値観の中で働き続けることを選びました。また別の方は、定期的に海外旅行や短期留学プログラムに参加することで、「視野の狭窄化」を防いでいるといいます。

自己肯定感を維持するための実践例
  • 定期的な国際交流イベントへの参加
  • オンラインで海外の友人との関係維持
  • 多言語・多文化環境での仕事や活動
  • 留学経験を活かしたボランティア活動
  • 国際的なニュースや情報への継続的な接触

これらの事例から学べるのは、「意識的な環境選択」の重要性です。自分の価値観を尊重してくれる環境を積極的に選ぶことで、顔のコンプレックスに縛られない自己肯定感を維持できるのです。

日本にいて日本の価値観にんどっぷりつかりすぎないことってめちゃくちゃ大切ですよ。

顔コンプレックスのまとめ:海外で視野を広げる具体的な行動プラン

この記事では、顔のコンプレックスに悩む方が海外体験を通じて新たな視点を得る方法についてご紹介しました。多様な価値観に触れることで、外見だけに縛られない自己肯定感を育むことができます。

この記事のポイント
  • 日本社会の外見至上主義から解放されるには、異なる文化の価値観に触れることが効果的
  • 海外経験を通じて「外見以外の自己価値」を発見し、多角的な自己評価を構築できる
  • 帰国後も似た価値観の人との交流を継続することで、逆カルチャーショックを防ぎ自信を維持できる
  • 日本国内でも、多様な文化に触れる機会を意識的に作ることが可能

まずは小さな一歩から始めてみませんか?オンラインの国際交流イベントへの参加や、外国人コミュニティとの交流など、自分のペースで取り組める方法はたくさんあります。顔のコンプレックスに悩む時間を、新しい世界への一歩を踏み出す機会に変えてみましょう。あなたの価値は、顔だけで決まるものではありません!!!!