「ゲーミングPCを買いたいんだけど、MDL.makeって評判とかどうなの?」
「MDL.makeのゲーミングPCってなんで安いの?品質とか大丈夫?」
本記事ではそんな疑問を解消します。

格安BTOパソコンメーカー『MDL.make』
2023年に事業をスタートしたばかりのため大手ショップに比べるとまだまだ知名度が低く、品質やサポート内容に不安を覚える方も多いのではないでしょうか?
本記事では、MDL.makeの特徴や良い点、悪い点までしっかりと解説していきます。
執筆にあたり、MDL.make公式LINEから取材にご協力をいただくことができました。
結論としては、MDL.makeはコストパフォーマンスと品質を両立した優良メーカーで、初心者でも安心して購入できるBTOメーカーと言えます。
ゲーミングPCの購入を検討している方、できるだけ安いゲーミングPCを探している方の参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
MDL.makeとは

MDL.makeはメタデータラボ株式会社が運営するゲーミングPCショップです。
2023年に事業をスタートした新しいショップで、BTO(受注生産)のゲーミングPCを取り扱っています。
新規参入したばかりのメーカーのため知名度やシェアは低めですが、コストパフォーマンスと品質を両立したBTOパソコンショップとしてSNSを中心に人気が高まっています。

(2025年2月12日時点のもの)
事業元であるメタデータラボ株式会社は大阪に本社を持つITベンチャー企業で、経済産業省のHPにも正式に法人番号が登録してあるため信頼性が高いです。
有名なBTOパソコンのメーカーにはドスパラやパソコン工房などもありますが、MDL.makeにはどんな特徴があるのでしょうか?
ここからは、MDL.makeの特徴について、良い点、悪い点の両方を解説します。
MDL.makeの特徴
MDL.makeの良い点
他ショップよりも圧倒的に安い
MDL.makeの最大の特徴とも言えるのが、業界最安値クラスの価格です。
同じ性能のゲーミングPCが他ショップよりも10~20%安い価格で購入できるため、予算が限られる方や、コストパフォーマンスの高いゲーミングPCを求める人には最有力な候補になります。
しかし、「これほど安いってことは何か裏があるんじゃないの?」と疑問を持つ人もいるかもしれません。
しかしMDL.makeのゲーミングPCは安いからといって品質や性能が低いということはなく、低価格でありながら他ショップと遜色ない高品質なPCを販売しています。

低価格での理由があまりにも気になったので、公式LINEから取材してみたところ、納得の理由を教えてもらうことができました。
- 1.広告費の削減
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MDL.makeでは外注の広告費を一切かけておらず、自社にてSNS運用や広告活動を行っています。そのため経営的な変動費が極端に少ないのです。
- 2.工場を地方に置くことで固定費を削減
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MDL.makeの製造工場は鹿児島にあるため、都心よりも固定費を大幅に節約することができます。
- 3.自社製造パーツで高品質、低価格を実現
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PCケースやファンなどはMDL.makeが自社で製造しているため、高品質なパーツを低いコストで作ることができます。
- 4.オンライン販売特化することで固定費を削減
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MDL.makeの実店舗は鹿児島に1店舗あるのみで、基本的にオンライン販売に特化しています。そのため大手ショップと比較して固定費が非常に小さいことが特徴です。
MDL.makeがゲーミングPCを低価格で提供できる理由は、小規模ベンチャーとオンライン販売のメリットを最大限に生かして経営コストをスリム化しているおかげなのですね。
確かに大手ショップではここまでの経営コスト削減は難しいでしょう。

コスト削減を図りつつも、製品品質には全く手を抜かない姿勢が素敵です。
PCケースがおしゃれなモデルが多い

MDL.makeのゲーミングPCはケースデザインがおしゃれなことも特徴です。
自社製造のオリジナルケースを採用しているため、コストを下げつつも他ショップでは買えないようなおしゃれな見た目のゲーミングPCが手に入ります。
オプションでLED装飾を追加することもできるため、ゲーミングPCの見た目にもこだわりたい人にもおすすめです。
自作PCでも人気な北欧メーカー「フラクタルデザイン」の木目調ケースを採用したラインナップもあるので、「インテリア性が高いかっこいいゲーミングPCが欲しい!」という人にも最適です。
カスタムが豊富
MDL.makeでは予算に合わせてパーツをアップグレードすることができ、その選択肢も豊富です。
- ケースLED
- CPUクーラー
- メモリ
- SSD
- 追加SSD
- 電源容量
- Wi-fi・Bluetoothの有無
デフォルトのままでも十分ゲームをできる構成で組んでありますが、予算や自分のゲーム環境に合わせてカスタムできるのがいいですね。
個人的には電源容量を増量できるのがありがたいですね。
将来的にグラフィックボードなどのメインパーツをアップグレードすることでゲーミングPCを長く使うことができます。
グラフィックボードも現在主流のNVIDIA製だけでなく、コスパの高いAMD製のRadeon搭載モデルも取り扱っているのが素敵です。
PCを探しやすいサイトデザイン
MDL.makeはサイトデザインがきちんと整理されており、買いたいモデルを簡単に探せるようになっています。

ゲーミングPCを選ぶ時によく見られるポイントである「CPU」「グラフィックボード」「価格帯」これら3つのポイントからすぐにラインナップの一覧に飛べるため、欲しいモデルがすぐに見つかります。
LINEで迅速なサポート対応
MDL.makeは実店舗が無い分、電話や公式LINEによる迅速なサポートに特化しています。
特に公式LINEサポートは非常にレスポンスが早く、基本的に15分以内に返信をもらうことができます。

実際に、私が取材を申し込んだ時にも10分ほどでご返信をいただくことが出来ました。
購入後のサポートだけでなく、「CPUってなに?」「プレイしたいゲームがあるけど、どのパソコンを選べばいいのかわからない…」など、購入前の相談でもでも親身に話を聞いてもらえます。
MDL.makeの悪い点
ここからは、MDL.makeの気になる点についても解説していきます。
パーツの詳細情報が非公開
MDL.makeでは使用されているマザーボードやグラフィックボード、SSDなどのメーカーや詳細な型式が公開されていません。
ドスパラやパソコン工房など他の大手ショップでは、基本的にすべてのパーツについてメーカー名や型式まで細かく公開されています。
自作PC経験のある筆者としても、マザーボードなどの主要パーツの型式やメーカーを表記してほしい気持ちはあります…
商品詳細を見ると各パーツはゲームに適した性能を満たしているため特にプレイなどには影響はありませんが、パーツにも細かくこだわりたい人には気になるポイントになるでしょう。
パーツ情報が非公開な理由について取材してみたところ、以下のような回答をいただきました。
受注生産の関係上、特定のパーツでは仕入れが間に合わない場合があります。
仕入れ状況によりパーツのメーカーが異なるため、公開は行っておりません。

仕入れの状況によっては、同じモデルでも個々のパーツのメーカーや型式が異なる場合があるということですね。
大量のパーツ在庫を持つ大手ショップであればパーツまで完全に統一してPCを組み上げられますが、パーツ在庫の少ない小規模ショップでは仕方がないのかなと…
実店舗が少ないため故障時に持ち込みできない
MDL.makeの店舗は鹿児島に1件あるのみで、基本的にはオンラインでの販売やサポートに特化しています。
そのため故障やトラブル時などに店舗への持ち込みや対面でのサポートを受けられません。
代わりに電話やLINEでのサポートを展開しており、レスポンスの速さが売りとなっています。
故障した場合であっても保証期間内であればMDL.makeに送り返して修理をしてもらうこともでき、これらの保証内容は大手ショップと遜色ありません。
実店舗の拡大も計画されており、東京への出店も予定されているそうです。
在庫が不安定
2025年2月現在、在庫がかなり不安定で、特に高性能モデルやコスパの良いモデルは慢性的に売り切れが続いています。
これは2025年1月に最新グラフィックボードRTX5000番台が発表され、同時にRTX4000番台が生産終了したことにより急激に日本国内で在庫が枯渇しているためです。

これはMDL.makeに限らず、他の大手ショップでも同様のことが起きています。
RTX5000番台の流通が安定すれば、在庫状況も安定してくるでしょう。
MDL.makeの口コミ
XにてMDL.make購入者の口コミについて調べてみました。
良い口コミ
公式キャンペーンとして「#MDLで買ってみた」というハッシュタグで購入者の満足なレビューがたくさん投稿されています。
多くの人は商品の到着も問題ないようで、購入後の不具合なども無くゲームを楽しめているようでした。
PCの品質の高さにだけでなく、購入時の相談やサポートなどの対応にも満足している人が多かったです。
悪い口コミ
XにてMDL.makeの悪い口コミについても探してみました。
この方々は部品の納期が遅れて発送が予定よりも遅延したみたいですね。
その後無事に届いたようで、メモリの無償アップグレードの補填などもあったそうです。

補填がメモリ増設…なかなか太っ腹だな…
この方はどうも届いたPCの構成が注文と違ったようですね…
返送の手間も面倒ですし、何よりPCが手元にない期間ができると非常に不便なので組み立てはミスのないように行ってほしいものです…

その後きちんと組み立てなおしたものが返送されてきたようでした。
原因はなんとも言えないところですが、1週間でこういった症状が出る場合はパーツの初期不良か自然故障かなと思われます。
この方がどのような対応をされたのかは追えなかったのですが、こういった症状であれば無料修理保証の対象になると思うのでMDL.makeに返送することで修理できるでしょう。
ここまでご紹介したように商品到着時の悪い口コミも散見されましたが、いずれのケースでもMDL.makeが対応を放置したりすることはなく、きちんと補填や組み換え対応をしていることも確認できました。
Yahoo知恵袋の投稿について確認
Yahoo知恵袋にて「MDL.makeは怪しくないですか?」といった旨のページがありました。
ここでは回答者の方がMDL.makeの「特定商取引法に基づく表記」のページの会社住所や電話番号の表記がおかしいことが指摘されていました。
当時どのような表記だったのかを確認することは出来ませんでしたが、現在の特定商取引法に基づく表記ページには、適切な会社住所や電話番号が表記されています。
Yahoo知恵袋の投稿が2023年10月末の投稿で、MDL.makeがサービスを開始したのが同年9月からだったため、まだHPが整備されていない時期だったのかもしれません。
少なくとも現在は特に表記に問題は見られず、きちんと経営実態のある法人として活動していることが確認されています。
MDL.makeの総評
BTOパソコン業界に参入したばかりですが、高いコストパフォーマンスと品質を両立して既存の大手ショップとは異なるポジションを確立しています。
ただ低価格なだけでなく品質にもこだわっており、SNSなどでの購入者の反応を見ても好意的な声が多いため製品やサービスのクオリティの高さの裏付けも十分です。
個人的にも昨今のゲーミングPCがマジで高すぎる問題が気になっていたので、MDL.makeのようなベンチャー企業が参入してくれたことで、大手で固まっていたゲーミングPC業界の新しい刺激になってくれるといいなと思います。
これからゲーミングPCを購入するときは、有力な候補としてMDL.makeのゲーミングPCを一度見てみるといいでしょう。

今回、MDL.makeの公式LINEから取材をさせていただき、今後の展望について以下のコメントをいただきました。
今後、RTX50シリーズやデザイン性の高いモデル、AMD製GPUなど幅広い選択肢を展開し、お客様一人ひとりに最適なモデルをご提供させていただきます。
予算、使用用途などを弊社公式LINEにお送りいただけましたら、弊社スタッフが最適なモデルをご提案させていただきます。
既存ショップとの差別化を図り続ける姿勢を私も応援していきたいです。
私も今回の取材と執筆を通じて、よりMDL.makeのファンになりました!
これからもお得なゲーミングPC情報をウォッチしていきます!
MDL.makeについてのQ&A
なんでMDL.makeのゲーミングPCは安いの?
MDL.makeはITベンチャー企業の強みを活かして徹底的な経営コスト削減に取り組んでいるからです。
経営コストを下げた分、高品質なゲーミングPCを低価格で提供できています。
- 広告費の削減
- 自社工場の固定費削減
- パーツ自社製造で高品質&低価格を実現
- オンライン販売に特化することで固定費を削減
MDL.makeって怪しくない?
MDL.makeの事業元はメタデータラボ株式会社で、経済産業省のHPにも法人登録されています。
小規模なITベンチャー企業ではありますが、れっきとした法人なので信頼性は高く、購入者のレビューなどを見ても製品やサービスの質の高さが分かります。
電話や公式LINEなどのサポート体制も迅速で手厚く、購入後のトラブルにも素早く対応しています。
分割払いや他の支払方法は使える?
MDL.makeでは以下の支払い方法が使えます。
- 銀行振込(一括のみ)
- クレジットカード決済(最大24回払い)
- コンビニ決済(一括のみ・30万円未満)
- PayPay決済(一括のみ)
- Paidy後払い(最大12分割)
- 代金引換
買ったゲーミングPCはいつ届く?
通常、7~14日での発送が目安になります。
MDL.makeの店舗はあるの?
MDL.makeは基本的にはオンライン販売に特化していますが、実店舗が鹿児島県鹿屋市に1軒あります。
今後東京や福岡への出店も計画しているそうです。
MDL.makeで買ったゲーミングPCには保証はつくの?
MDL.makeのBTOパソコンはすべて自然故障に対して1年の無償修理保証期間があります。
延長保証プランに加入することも可能です。
初期不良を始め、商品到着までの輸送中の衝撃などが原因と考えられる不具合も保証適用内です。
修理の際にはPCをMDL.makeに返送してから修理を行い、その際の送料はMDL.makeが負担します。(保証期間外の有償修理ではユーザーが送料を負担)
詳細な保証内容は公式ページをご確認ください。
MDL.makeのおすすめゲーミングPC
ここからは私がMDL.makeのゲーミングPCを精査して、コスパの良いモデルを整理したのでご紹介します。

性能に余裕を持たせるなら「メモリを32GB」「SSDを1TB」にアップグレードするのがおすすめ!
MDL.makeセール情報
\お得すぎて売り切れ御免/
エントリークラス~初心者や予算を抑えたい方におすすめ~

低価格でも性能は十分で、モンハンワイルズなどの最新ゲームも快適にプレイできます。
2月限定モデル Ryzen5 5500 × RTX4060

他ショップでもここまで安いモデルはない!
とにかく費用をおさえながらゲーム環境が欲しい人におすすめ!
性能 | ⭐⭐⭐ |
CPU | Ryzen5 5500 |
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 500GB |
OS | Windows 11 |
価格 | ¥126,800 |
2月限定モデル Ryzen7 5700X × RTX4060Ti

ゲームに大人気なCPU&GPUを搭載!
予算に少し余裕があればこちらがおすすめ!
性能 | ⭐⭐⭐+ |
CPU | Ryzen5 5700X |
GPU | RTX 4060Ti |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 500GB |
OS | Windows 11 |
価格 | ¥169,800 |
ミドルクラス~より高画質やゲーム配信をしたい人におすすめ~

私が使っているのもこのあたりの性能のPCです。
2月限定モデル Ryzen7 5700X × RTX4070

ゲーム実況配信を余裕の性能!
性能とコスパを両立したい人におすすめ!
性能 | ⭐⭐⭐⭐ |
CPU | Ryzen7 5700X |
GPU | RTX 4070 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 500GB |
OS | Windows 11 |
価格 | ¥199,800 |
【NEO47TS57】 Ryzen7 5700X × RTX 4070 Ti SUPER

RTX4070 Ti Super搭載で30万円以下はあまりに破格!
最新ゲームを最高グラフィックでプレイしたい人におすすめ!
性能 | ⭐⭐⭐⭐+ |
CPU | Ryzen7 5700X |
GPU | RTX 4070 Ti Super |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 500GB |
OS | Windows 11 |
価格 | ¥276,800 |
ハイエンド~とにかく最高の環境でプレイしたい人におすすめ~

性能がかなり高くて陳腐化しにくいので長く使えます
2月限定モデル Ryzen7 9800X3D × RTX5080

2025年発売の最新グラボ搭載モデルがもう出た!
最新最高の環境でプレイしたい人は必見!
性能 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
CPU | Ryzen7 9800X3D |
GPU | RTX 5080 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 500GB |
OS | Windows 11 |
価格 | ¥518,800 |
【NEO4978】 Ryzen7 7800X3D × RTX 4090

まだまだ現役のRTX40シリーズの最上位モデル!
性能 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
CPU | Ryzen 7800X3D |
GPU | RTX 4090 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
SSD | 500GB |
OS | Windows 11 |
価格 | ¥566,500 |