中国ドラマ「後宮の涙」18・19・20・21・22話 感想とネタバレ・あらすじの紹介です。
陸貞は八品女官になりました。
あっという間に楊宮女の地位を超えてしまいましたね。
でも後宮はそんなに甘くありません!案の定、貴妃との確執、皇太后との対立に巻き込まれていきます。
さらに陸貞は高湛の正体を知って怒り拒絶します。気持ちは分かりますが、ちょっと怒りすぎでは?
さて高湛との仲は戻るのでしょうか?新たなライバル沈嘉敏の動向も目が離せません。
それでは18話からお楽しみください。
後宮の涙 登場人物・キャスト
・陸貞(りく・てい)
北斉の豪商・陸家の長女。
演:趙麗穎(チャオ・リーイン)
・高湛(こう・たん)/長広王
北斉の皇太弟
演:陳曉(チェン・シャオ)
・高演(こう・えん)孝昭皇帝
演:喬任梁(キミー・チャオ)
・婁昭君(ろうしょうくん)/皇太后
演:劉雪華(リウ・シュエホア)
第18話 不条理な苦難
沈嘉敏、司宝司へ
長公主は沈嘉敏(しんかびん)を連れて婁太后に会いに行きました。婁太后は沈嘉敏の口のうまさを褒め六品司珍に任命、司宝司を管理させることにしました。
太后の本音
婁青薔(ろうせいしょう)は婁太后に沈嘉敏を司宝司の管理者に任命した理由を尋ねました。
婁太后は、沈嘉敏は長公主が高湛(こうたん)に嫁がせたいと思っているのだと言いいます。
太后はそうすれば長公主の面子を立てられるし、沈家は都に勢力がないので高湛が沈嘉敏と結婚しても高湛は力をつけることはできない。また沈嘉敏は愚か者であの性格では皇太子妃になれば問題になると考えていました。
でも、高湛と沈嘉敏の結婚は本当に避けられないのでしょうか?
沈嘉敏の傍若無人な振る舞い
沈嘉敏は司宝司に着くと大声でわめき散らし、陸貞と琳琅(りんろう)が侍女の芳華(ほうか)に無礼を働いたと言って非難します。
また自分を迎えに来なかったと言って陸貞に二時間跪くように命じます。
夜、高湛が陸貞に会いに行き昼間のことを話すのですが。高湛は陸貞に、嘉敏を子供だと思って大目に見てほしいと言うのでした。
陸貞は怒って立ち去ってしまいます。
高湛も高湛です。陸貞に大目に見てほしいとは、あまりにも無責任です。陸貞が怒るのも無理はありません。
第19話 事件の謎
迎春の宴での毒殺未遂事件
迎春の宴で、呉繡(ごしゅう)が琴を演奏しましたが毒を盛られて倒れてしまいます。
司正は沈嘉敏の住む嘉福殿と、陸貞の住む青鏡殿を徹底的に調べるよう命じました。司正が陸貞とお茶を飲んでいると、部下が青鏡殿でトリカブトが見つかったと報告します。
陸貞はハンカチとトリカブトは自分のものだと認めましたが、人を害するつもりはなかったと言うものの投獄されてしまいました。
陸貞を助けようとする高湛
高湛は陸貞が捕まったのは自分のせいだと責め。琴に毒が塗られていた事件を自ら調べようとしました。
長公主が高湛を止め「高湛の妃は沈嘉敏でなければならない」「陸貞は上柱国将軍の娘を殺そうとした」と言います。
でも高湛は姉に陸貞が人を殺すはずがないと怒って言いました。長公主は立ち去ろうとする高湛を引き止め、この件には関わらないように命じるのですが。
第20話 新たな挑戦
陸貞の無実が証明され、釈放されました。
高湛と陸貞の仲直り
陸貞が皇帝との謁見から戻ってくると、高湛が現れ強引に抱き上げます。女官たちはその様子を見て集まり、陸貞は恥ずかしくなります。
丹娘が窓の外で盗み聞きしていると元禄がやってきたので耳をつねりました。
陸貞が沈嘉敏の処分を願わないのは長公主への配慮からでした。
陸貞はもう高湛に腹をたてなくなり、高湛も二度と苦労はさせないと誓い、陸貞が自力で六品女官になるまで待つと約束します。
司衣司に異動
陸貞は婁青薔に今回の琴の弦のクラゲの汁は王尚儀が仕組んだもので、迎春の宴で彼女に恥をかかせようとしたのだと言い、トリカブトの入ったハンカチは貴妃の物だったので自分が罪を被ったのだと言いました。
楊女官はそれを聞いて陸貞の大胆さに感心します。しかし楊女官はこれからの陸貞を心配。陸貞は婁尚侍にお願いして司衣司に異動させてもらうことにしたのでした。
陸貞は司衣司に異動することになりました。でも司衣司ってあの沈碧がいるところですよね。大丈夫?
第21話 忍び寄る陰謀
陸貞は司衣司に異動。掌飾となりました。そこで用勤院で因縁のある沈碧と再会します。
沈碧は過去の誤解を謝罪し陸貞との仲直りしようとします。高湛に対しても大人しく反省している態度を見せます。
昭陽殿では棚が倒れたので陸貞をかばって怪我をしました。陸貞はそんな沈碧を信用して過去のことは水に流すのでした。
でも丹娘は沈碧に警戒しています。
陸貞は太后の衣装製作で沈碧の助言を得て五色の衣装を完成させました。宴会で衣装は絶賛され陸貞は皇帝から褒美を受け七品の典侍に昇進。
高湛と陸貞の親密な様子を見た沈嘉敏は嫉妬に狂い陸貞を陥れようとします。長公主は沈嘉敏をたしなめ蕭貴妃に近づかないよう忠告しまするのですが、沈嘉敏は蕭貴妃に近づき陸貞を陥れるための協力を求めるのでした。
第22話 挫折と焦燥
失敗の連続で降格
司衣司の服がシロアリに食い荒らされ陸貞は王尚儀から叱られました。
さらに刺繍のミスで職務停止を命じられ服の修復を一人で行うことになります。
杜司儀は陸貞の甘さを指摘し宮中での生き方を教えるのですが、陸貞は自分の信念を曲げません。
さらに王尚儀は試験に答えられなかった陸貞を八品女官に降格させ、同時に沈碧を八品女官に昇格させるのでした。
高湛とすれ違い
司衣司の仕事で思わぬ失敗が続いて落ち込む陸貞。王尚儀(おうしょうぎ)の抜き打ち試験でも結果を出せず、八品に降格となった彼女は心労で倒れてしまう。
その間に沈碧が昇格、陸貞は司衣司での居場所を失うことに。そこで、困った陸貞は婁皇太后(ろうこうたいごう)に相談に行くが、それを知った高湛は陸貞が婁皇太后に昇格をねだったと誤解して…。
陸貞は司衣司での立場を失いました。困った陸貞は婁太后に相談に行きました。婁太后から女官試験での好成績を条件に官位返還を約束されます。
高湛は婁太后に取り入って昇格しようとしていると誤解。さらに婁太后は敵だと言います。二人は激しい口論になってしまうのでした。
後宮の涙 22話までの感想
第18話から22話まで陸貞の苦難と成長が描かれていて、目が離せませんでした。
沈嘉敏の登場で後宮の人間関係が複雑になり、陸貞はさらに困難に立ち向かうことになってしまいます。
高湛が沈嘉敏と結婚したら苦労しそうですけどね。なんで長公主はそこまで沈嘉敏を庇うのでしょう。
異動した司衣司でも陸貞はさらに追い込まれてしまいました。シロアリ被害や刺繍のミスなど、彼女を陥れようとする陰謀が次々と起こり、見ていて胸が痛みました。
考えが甘すぎるように思えますね。今まで簡単に昇進してきたぶん、落ちるときも一瞬です。
高湛とのすれ違いも切なかったですね。お互いを想う気持ちがあるのに、なかなか上手くいかない二人の関係にハラハラしました。
今後の展開としては、陸貞がどのようにして司衣司での信頼を取り戻していくのか、高湛との関係はどうなっていくのか、沈碧の真の目的は何なのかなど気になる点がたくさんあります。
今後の展開が楽しみです。
コメント