イルカのハニー【水族館】 | VEGAN(畜産動物問題)

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残酷な動画は定期的に上げているので閲覧注意。

命日は3/29ですが、明日更新できるか分からないので今日記事をあげておきます。

 

 

 

イルカのハニー

 

おそらくこの映像がハニー最後の姿です。 背中の皮膚は、何か所もめくれあがり、皮膚も口周りも酷い状況に見えます。 2020年 2月29日に撮影しました。 ハニーは、この1ヶ月後の3月29日に亡くなりました。

 

2005年、太地町の追込み漁船により捕らえられたイルカです。若い女性のイルカだったハニーは、水族館関係者によって選別され、生捕りにされました。

 

ハニーは捕らえられた時、すでに妊娠していました。トラックで16時間の長距離輸送を耐えて、犬吠埼マリンパークで息子を産み、その息子はショーに利用され、ハニーより先に亡くなりました。

 

ハニーは水族館廃業後、2年間もプールにひとりぼっちでした。海で生まれて、イルカ追い込み猟で生け捕りにされ、水族館のプールで亡くなります。

 

ハニーの生涯も子どももイルカショーに奪われました。

 

ハニーの苦しみは水族館にいるイルカすべての苦しみです。いまもイルカショーの裏側で人知れずイルカたちが葬られています。ハニーの死を悼むことを通じてイルカの未来を変えていきましょう。

 

 

 

 

イルカ追い込み猟

 

イルカ追い込み猟が初めての方は、長いですが下記リブの2つの記事(リンク先に飛び)を必ず全て読んでおきましょう。

 

イルカ漁の目的は2つです。

 

①遺体販売(鯨肉食。伝統)

②生体販売(水族館等に販売し、伝統ではない)

 

収入が多いのは生体販売です。

 

太地町、推進派等が主張するのは伝統(①遺体販売)であり、本当の目的は収入が多い②生体販売です。

 

生体販売されたイルカたちは、水族館・リゾートホテル・ドルフィンセラピー・ふれあい体験・ドルフィンスイム施設によって娯楽商材として搾取され続けます。

 

 

和歌山県太地町では、例年9月〜2月末までの半年間、毎年600〜900頭ものイルカが追い込み漁で捕獲され、水族館のショーや食用として利用されています。

 

捕獲されたイルカは水族館に高値で売り飛ばされ、それ以外のイルカは殺害され「イルカ肉」として販売されたり、ペット用のフードとして使用されたりしています。

 

イルカ漁が一番儲かるのは、水族館用に捕獲し、世界中の水族館に売ることです。その際に選ぶのは、若くて肌つやが良い女性のイルカです。若い女性のイルカは従順で、人間の支配下に置きやすく、技を仕込みやすいからです。

 

また、女性のイルカの場合、妊娠して子どもを産んでくれる可能性があります。そうすれば、無料でイルカという「商材」が手に入るため、水族館にとってより都合がいいのです。

 

イルカを水族館用に販売する場合、200万円から、高いと1000万円以上の値段がつきます。イルカ漁が続いているのは、この利益のためです。

 

 

 

娯楽に使われる動物

 

娯楽に使われる動物はイルカだけでなく、他の動物も同じです。

 

例えば、下記の象(タイク)は米国のサーカス業界に売られ、20年間虐待・搾取され続けます。

 

 

虐待に耐えられなくなったタイクは脱走を図り、ハワイの街中を30分以上も逃げ回りましたが、地元警察はついに発砲し、80発以上発砲して撃ち殺します。

 

 

消費者にできること

 

水族館、動物サーカス等、全ての動物娯楽サービスに言えることですが、

消費者がサービスを利用し続ける限り、動物への残虐行為が延々と続きます。

 

逆に利用するのを止めることで動物への残虐行為に終止符を打つことが可能です。

 

しかし、ご自身が水族館に行かないだけでは、終わらせることは難しいです。

 

なぜなら、「動物問題の裏側」を知らない人がほとんどだからです。

 

現在はネット全盛期なので、SNS等で情報発信(シェア等)をするのは有効ではありますが、SNSをやらない層、ネットで情報を調べない人が非常に多いのが現実です。

 

そのため、周りの人に動物問題のリーフレット(チラシ)を配布する事も大事です。

 

ネットでの情報発信に加えて、チラシ配布(路上活動、ポスティング、知人・同僚に配布、動物病院、自然食品店・VEGANレストランに置いてもらうよう交渉する等)も行うと良いでしょう。

 

 

 

 
自分も今年に入って数千枚はチラシ配布していますが、動物問題のリーフレットは下記団体から簡単に手に入ります。
 

 

 

 

 

 


チラシのポスティングが禁止な団体もあるので、注意事項は必ず読んでおきましょう。

 

 

また、さっち~さんを支援してイルカを守る活動を推進するのも重要です。

 

 


 

 

 

3月29日はハニーの命日です。2020年、閉館した犬吠埼マリンパークでハニーがひとりぼっちで亡くなってから5年がたちました。

 

ハニーが閉会した水族館に取り残されているとわかったとき、テレビやニュースでも話題になり、海外メディアからも注目され、一時は世界一有名なイルカだったといえます。

 

「ハニーを助けて!」多くの人が声をあげましたが、ハニーは犬吠埼マリンパークの所有だったためどうにもなりませんでした。しかしハニーは野生のイルカでした。ハニーは誰のものでもありませんでした。

 

ハニーの悲劇があってなお、イルカショーもイルカ追い込み猟も続いています。ハニーの苦しみは水族館にいるイルカすべての苦しみです。

 

いまもイルカショーの裏側で人知れずイルカたちが葬られています。ハニーの死を悼むことを通じてイルカの未来を変えていきましょう。

 

「ハニー追悼アクション2025」の水族館のイルカ問題について、ぜひ拡散をお願いします。(画像はこのままお使いください。写真の他の画像への転用や加工はご遠慮ください。)

 

 

微力は広がれば大きな力となり、無力に思える小さな行動も積み重ねれば大きな変化になります。

 

祈っているだけでは何も変わらないです。

 

 

お忙しい中、最後までお読み頂きありがとうございました。

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