サメは主に漁業のせいで驚くべき割合で死んでいる。捕獲禁止が助けになるかもしれない
サメは人間に恐怖を与えるかもしれないが、サメが人間を恐れる理由はそれよりはるかに多い。
世界中でサメの約3分の1が絶滅の危機に瀕しており、そのほとんどが漁業によるものだ。
カリフォルニア大学サンタバーバラ校の研究者が率いるチームは、捕獲したサメを放流する命令だけでは、この重要な海洋捕食者の減少を防ぐのに十分ではないことを発見した。
一部のサメは漁業の標的となっているが、圧力はこれらの種だけにとどまらない。「漁業で捕獲され殺されるサメの半分以上は、偶然捕獲され、その後廃棄されている」と、研究の共著者で、ブレン環境科学・経営学部の非常勤講師、ザ・ネイチャー・コンサーバンシーの主任科学者であるダーシー・ブラッドリー氏は説明した。
捕獲後に死亡する可能性が最も高かったのは、小型のサメといくつかの絶滅危惧種である。これにはオナガザメやシュモクザメが含まれる。小型の種、深海に生息する種、呼吸するために常に泳いでいる種では死亡率も高かった。
「スムースハウンドシャークなど一部の種の死亡率は驚くほど高く、30~65%に及んだ」と、ブレンスクールの博士課程の学生で共同筆頭著者のレオナルド・フェイトサ氏は述べた。
この研究をまとめる過程で、アカエイ、ガンギエイ、ギンザメなど他の軟骨魚類の死亡率に関するさらなるデータの必要性も浮き彫りになった。「世界で絶滅の危機に瀕している軟骨魚類の57%はサメではない」とコーマン氏は説明した。研究チームはデータ不足のため、これらのグループを論文に含めることができなかった。
論文
Fish & Fisheries誌(捕獲禁止は有益だがサメの乱獲を止めるには不十分)
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