ダマスカス鋼ナイフのブレード磨きが完了しました。
耐水ペーパー#200から#10000まで順番に研磨し、次に固形金属研磨剤を使用してバフ掛けを行いました。その後、液体金属磨きで仕上げることで、ブレードの表面が滑らかに輝きを増しました。
研磨が完了した後は、ダマスカス模様を浮き出させるためのエッチング処理を施しました。酸性の液体に漬け込み、適切な時間放置した後、重曹で中和してから真水で洗浄しました。その結果、ダマスカス特有の美しい模様がはっきりと浮かび上がりました。
次はいよいよグリップの制作に入ります。黒檀、ウォルナット、鉄刀木等の中からダマスカスの模様と調和するデザインを目指します。握りやすさやバランスを考慮しながら、丁寧に仕上げていきたいと思います。
完成が待ち遠しいですが、一つ一つの工程を丁寧に進めることで、納得のいく一本に仕上げたいです。次回はグリップ制作の詳細をお届けしますので、お楽しみに!