新型ツナ缶アルコールストーブでほったらかし炊飯の燃料量を調査

今回は、メスティンを使用したお米のほったらかし炊飯に必要な燃焼時間を調べるために、新型ツナ缶アルコールストーブでのテストを行いました。目標は、約10分間の燃焼で自然に鎮火するように燃料を調整することです。







前回のテスト結果
前回のテストでは、20mℓの燃料を使って燃焼時間を計測し、その結果は「4分14秒12」という短い時間でした。これではお米を炊くには十分ではなかったため、今回は倍量の40mℓを使用し、燃焼時間がどう変化するかを確認しました。



今回の燃焼テスト
倍量の燃料を投入した今回のテストでは、以下のような結果が得られました。


・着火~二次燃焼開始まで:2分10秒52
・二次燃焼終了:13分04秒18
・燃焼終了:13分27秒43


予想通り、燃料が倍になったことで燃焼時間も大幅に延び、13分を超える結果となりました。二次燃焼開始までの時間はやや遅くなりましたが、最終的な燃焼時間が十分に伸びたため、40mℓでほったらかし調理が可能であることが確認できました。





考察
今回の結果について少し掘り下げて考察します。


1・二次燃焼までの時間が長くなった理由
燃料の量が増えたことで、燃料が気化するための温度に達するまで時間がかかったと考えられます。このため、二次燃焼開始までの時間が遅れました。

2・燃焼時間が大幅に伸びた理由
新型ストーブでは、旧型よりも内部空間を広く設計したため、気化したガスが内部に多く蓄積され、長く燃焼する結果になったと考えられます。

まとめ
今回の40mℓでのテストにより、新型ツナ缶アルコールストーブは、メスティンを使ったほったらかし炊飯に十分対応できることが確認できました。今後は、さらに燃料の最適量や他の調理方法との組み合わせも試してみたいと思います。


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