今回のブログ記事で紹介するのは、マレーシアで食べられている伝統スイーツ「クエ(Kuih)」です。
マレーシア1か月お試し移住期間にニョニャクエが気軽に購入できるお店「ニョニャカラーズ」に3回行ってみました。
マレーシアのニョニャカラーズで購入できるおすすめのクエの種類や実際に購入してみてわかった味や値段を紹介します。
ニョニャクエ(Nyonya Kuih)とは?
今回紹介する伝統菓子ニョニャクエは、マレーシアで食べられている米粉やココナッツを使用した蒸し菓子です。
もちもちとした食感が特徴で、甘い系からしょっぱい系まで楽しむことができます。
クエはマレー語ではKuih-Muihと呼ばれているそうです。
KLでニョニャクエを買うならニョニャカラーズ
マレーシアの首都クアラルンプールには、気軽にニョニャクエを購入できる「ニョニャカラーズ(Nyonya colors)」というお店があります。
ショーウインドーにたくさんのクエが並んでいるので、指差し注文でテイクアウトできますよ。
ニョニャカラーズではテイクアウトのニョニャクエや伝統菓子をはじめ、イートインスペースもありマレー料理を楽しむこともできます。
ニョニャカラーズの店舗
スリアKLCCやパビリオン、ベルジャヤタイムズスクエアなどのショッピングモールに店舗を展開しています。
旅行者ならばスリアKLCCかパビリオンを利用することが多いと思います。
スリアKLCC店に19時頃訪問したところほとんどのクエが売り切れていたのではやめの時間がおすすめです。
ニョニャカラーズのクエと値段
ここからは実際にニョニャカラーズで購入して食べたクエの食レポと値段を紹介していきます。
※2025年2月現在のレートは、1RM=約34円です。
Talam Cendol Kuih
唯一ニョニャカラーズでリピートしたクエが「Talam Cendol Kuih」です。
茶色い方が甘めのコーヒーと黒糖(グラマラッカ?)で、緑がマレーシアの人気スイーツチェンドルにはいっているチェンドルゼリーを使用したものだと思います。
正直な感想を言うと「食べられなくはないけど特段美味しくはない」というクエが多かったですが、これなら3日に1回くらいは食べたいと思いました。
チェンドルのつぶつぶ食感もやみつきになります。お値段は1.8RMでした。
Angku Kuih(アンクークエ)
続いて紹介するのは、「赤龜粿(アンクークエ)」というクエで亀の甲羅のような見た目が特徴です。
とても明るいピンク色のアンクークエを購入してみました。お値段は1.65RMでした。
アンクークエの中にはさつまいもペーストのような餡がはいっていて、甘さも控えめでもちもち食感が楽しくてまあまあ美味しかったです!
アンクークエは緑や黄色、オレンジなど様々な色のものがあるので食べ比べしてみるのも面白いですね。
Pulut Tai Tai with Kaya
続いて紹介するのは、もち米と青・白のクエが3層になっている「Pulut Tai Tai with Kaya」です。(写真右下)
甘い系を想像していたら赤飯の味がしたのでびっくりしました。
小腹が空いた時におにぎりみたいな感じで食べるのが良いかもしれません。
お値段は1.9RM。私は意外にも好きな味でした。
Putri Ayu
パンダンリーフとココナッツの甘い系クエ「Putri Ayu」はかなりおすすめです。
「富士山みたいなかわいい形だな~他のクエとは全然見た目が違うけどこれもクエなんだ」というのが第一印象でした。
味はココナッツの甘さがほんのり香るふわっふわなシフォンケーキ。
Kochi Pulut Hitam
続いて紹介するのはチマキのように葉っぱに包まれていたクエ「Kochi Pulut Hitam」です。
黒もち粉が使われていて、中にココナッツのフィリングがはいっていました。
見た目は完全に和菓子ですがそこまで甘くなかったです。
ココナッツフレークのシャクシャクした食感が好きな人にはおすすめです。
お値段は2RMでした。
Sweets Potato Kuih
続いて紹介するのは3食のカラフルなスイートポテトのクエ。
鮮やかな見た目ですが味は優しいさつまいも風味でした。
すごく美味しいわけではないけど素朴な甘みでクセが一切ないのではじめてのクエにおすすめです。
お値段は1.8RMでした。
Talam Kuih
続いて紹介するのは「Talam」というクエです。
緑色と白色の2色の層になっていてとても鮮やかです。(写真左)
食感はもっちもちでココナッツの味がします。比較的美味しく食べられました。
お値段は1.8RM。とてもリーズナブルです!
Sago Rose Kuih
最後に紹介するのは個人的には美味しくなかった「Sago Rose Kuih」です。
見た目は鮮やかなピンクのクエにココナッツがまぶしてあっておいしそうです。
Sagoというのはサゴヤシからとれるデンプンのことだそうで、もちもち食感と他のクエにはなかった謎のぷちぷち食感が楽しいなと感じました。
ただRoseの風味が個人的には合わずおしゃれな石鹸を食べているような気持ちになりました。
お値段は1.8RMと安いので、経験としてチャレンジしてみるのもおすすめです!
まとめ
マレーシアの伝統菓子ニョニャクエを気軽に買うことができるお店「ニョニャカラーズ」を紹介しました。
ニョニャカラーズで色々な種類のクエを試してみて、1つ1つ味が全然違ったのでどんな味なのか想像しながら購入するのも面白かったです。
今回紹介したクエ以外にも多くの種類のクエがあったので、ぜひクアラルンプールに行く際は自分の目で選んでみてくださいね。
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