・いもこ(明智光秀)
「急に更新します。どうもいもこです。」
・吉乃ちゃん
「このブログってこんな形式でしたっけ?」
「今回はスキル考察をやるからこの形式のほうが書きやすいし読みやすいんだよね。
この形式でブログを書いていたいろんな先輩ブロガーさんへのリスペクトでもある。」
「なるほど。で、急に更新して何を考察するのですか?」
「僕は後発鯖中心にやってるんだけど、陣払いをする同盟って結構多いんだよね。
片倉を持ってない城主が多いから、有効な作戦なんだ。」
「ちなみにいもこさんは陣払いしないですよね?」
「・・・」
「・・・ お被害にあわれた方、申し訳ございません。」
「さて、本題に入っていこう。
今回は題名の通り松永と片倉についてやっていくよ。
一応松永を知らない人のためにスキルを貼っておきます。」
「攻撃戦闘に勝利したときに追加ダメージを加える効果ですね。
模倣可能なので、主にたくさん真似られて使用されます。」
「下のような飛翔のついた片倉は負傷させるのが難しくて、一日中殴っても陣が落とせない状態になる。」
「ほんとに一日中殴ってくる方もいますが・・」
「追加ダメージは飛翔効果を貫通するから、その対策として松永さんを模倣して使うわけだね。松永マネ部隊と火力部隊で合流すれば簡単に松永さんを負傷させられる。」
「こんなに模倣数いらないと思いますが・・」
「ただもちろんカウンター武将も存在する。それが本願寺さんだ。」
「部隊内ダメージを20%減少させるスキルですね。これも模倣可能なんですよね。」
「計算方法は乗算(掛け算)になるから、5枚で100%減少、とはならないんだけど、
片倉部隊で本願寺さんを模倣すれば相当飛びづらくなるね。
若干ダメージをくらっちゃうから壊滅保護で名古屋さんもいれたいね。」
「これで片倉部隊は飛ぶことはないですね。」
「・・・と思ったそこのあなた、甘いですね。」
「言い方がムカつきます。」
「この片倉部隊、松永多重マネが相手だとかなりダメージをくらってしまうから、茶人レベルが低いと、往復されて飛んでしまうんだ。」
「普通陣払いする側はもっと払いやすい陣を払うのを優先するので、何度も往復してくるのはレアケースだと思いますけどね。」
「ダメージの計算方法は、
ダメージ=(通常ダメージ+追加ダメージ)×ダメージ減少スキル分
ダメージ減少スキル分は一つ一つ掛け算で行われる。
例えば気丈な決意(ダメージ軽減12%)が2個発動したら、
(1-0.12)^2=0.88×0.88=0.7714となる。
これと通常ダメージと追加ダメージの合計を掛け算すれば、ダメージが計算できる!」
「よくわかりませんが気丈2個発動したらダメージが約0.77倍、
つまり約23%軽減されるってことですね。」
「一応計算式が合ってるか陣触で確認するよ。
攻撃側は松永スキルが2つ発動、防御側は本願寺スキルが1つ、不死鳥が3つ発動したようだね。防御側は全員飛翔10以上持っているので通常ダメージはなかった。」
「ここから計算されるダメージは59ですね。報告書と比べても計算式は合っているようです。」
ダメージ=(通常ダメージ+追加ダメージ)×ダメージ減少スキル分
=(0+45×2)×0.8×0.94×0.94×0.94
=90×0.664...
=59.80...
「じゃあ松永マネと本願寺マネを戦わせてみよう。
攻撃側は松永10発動、防御側は本願寺10発動で、
通常ダメージが100だったとするとこれも59ダメージが入る。」
「本願寺スキルが10個も発動しているのに相当なダメージになりましたね。2発で負傷してしまいます。」
「ちなみに本願寺7発動以下だとこの場合ダメージが100を超えるので一発で負傷しちゃうね。他の場合も見ていこう。
本願寺の真似数は片倉の初期、名古屋の初期と自真似を考慮して最大12、発動数は13になるかな。」
・通常ダメージ150 松永10発動 本願寺10発動
・通常ダメージ200 松永10発動 本願寺10発動
・通常ダメージ200 松永16発動(最大) 本願寺10発動
・通常ダメージ200 松永10発動 本願寺13発動(最大)
・通常ダメージ200 松永16発動(最大) 本願寺13発動(最大)
「相手が松永15マネ16発動でも本願寺スキル13発動ならダメージもまあまあ抑えられるんですね。」
「通常ダメージを増やすとダメージも増えるんだけど、そこまで影響は大きくないね。
このことから本願寺マネは真っ先に天元突破とゆのじいの合成が必要だということ
がわかる。
マネ数が少ないとダメージも大きくなってしまうから、本願寺マネをするんだったら
10真似、できれば12真似(最大)までもっていきたいところだね。」
「最近は模倣スキルもかなりつけやすいですからね。」
「一番重要なところは終わったから後は読み飛ばしてもらってもいいんだけど、茶人レベルなど実戦的な話もしておきたい。」
「ダメージを最小限に抑えても、回復できなければいずれ負傷してしまいますもんね。そもそも茶人レベルって何でしたっけ?」
「デッキ上武将回復速度上昇スキルの数のことだね。
例えば一期一会が1枚増えると、一定時間内に回復できるHPが1.2倍になるんだ。
ちなみに僕は一期一会を5枚、天の福音を3枚、茶人の教えを2枚もってるから茶人レベルは10になる。厳密には茶人の教えはちょっと効果が小さいんだけど、面倒くさいから一緒にしてカウントしよう!ってことだ。」
「一定時間内・・・
単にHP回復に必要な時間が0.8倍になるってことではないんですか?」
「違うね。例えば1分間に20HPを回復できる人がいるとしよう。この人は一期一会を一枚増やすと1分間で24HPを回復できるようになるんだ。
必要な時間は 20÷24 で0.833...倍になる。」
「難しいですね。じゃあどれくらい茶人レベルがあれば松永さんの往復に耐えられるんですかね?」
「最近は速度マネスキルも通常極から移植できるし、松永15マネでもある程度足を速くすることができる。短ければ2分くらいで往復できてしまう。」
「ある程度茶人力がないと2分でHPを20も30も回復できませんよね。」
「受けたダメージ分を2分で全回復できる茶人レベルを表にまとめてみた。レアリティは極、位階効果はなしで計算しています。」
・通常ダメージ100 松永10発動
「結構な茶人力がいりますね。いもこさんの茶人レベル10程度じゃまだまだダメじゃないですか?」
「思ったより茶人力は必要みたいだ。その他の設定でもやっていくよ!」
・通常ダメージ200 松永10発動
・通常ダメージ100 松永16発動
・通常ダメージ200 松永16発動
・通常ダメージ0(武将最大HP200) 松永10発動
・通常ダメージ0(武将最大HP200) 松永16発動
「実戦的には松永部隊は覇道系スキルや壊滅防止スキルも積んでると思うので、16発動ということもなかなかないと思いますが、意外と茶人レベルは必要ですね。位階をいれると2ほど必要な茶人レベルは下がると思いますが。」
「今の所飛翔付き自真似スキルはないので飛翔が効いたときの本願寺13発動のところは空欄です。飛翔をつけると一発負傷する可能性が若干減るんだけど、本願寺の模倣数を減らしてしまったら意味がないよね。飛翔付き模倣を頑張ってつけてもあんまり効果がないことがわかるね。飛翔効かないかもしれないし。
あと、ここでもHPを200にする利点が良く出てるね。必要茶人レベルが3くらい下がる。天元突破してゆのじいを使うのは大変かもしれないけど。」
一応茶人レベルの計算式も書いておきます。
おおまかな実測もしましたが、合っているようです。
回復時間(秒)=ダメージ÷1秒間に回復するHP量
=ダメージ×HPを1回復するのに必要な時間(秒)
=ダメージ×通常時HPを1回復するのに必要な時間(秒)
÷茶人レベルの効果(%)
120(秒)=ダメージ×(156×60÷武将最大HP)÷茶人レベルの効果(%)
茶人レベルの効果(%)=ダメージ×(156×60÷武将最大HP)÷120(秒)
1.2^茶人レベル=ダメージ×(156×60÷武将最大HP)÷120(秒)
茶人レベル=log[1.2]{ダメージ×(156×60÷武将最大HP)÷120(秒)} ※[ ]は底
ダメージの出し方は先ほどの計算方法と同じです。
「logって対数ですか・・・」
「対数なんて初等幾何で習うでしょ」
「"初等"でも"幾何"でもないと思いますけどね。
本題に戻ると、松永さんの往復はかなりの脅威ということですか?」
「茶人の揃っている城主も多い天下鯖や無双鯖では微妙なところだけど、どうしても陣を払いたいのであれば往復するのもありだね。
でも通常ダメージを200にするには火力部隊と合流する必要があるから、それも考えると本願寺片倉入りの陣を攻略するのは結構難しいね。葵陣ならなおさら難しい。」
「本願寺片倉部隊だけじゃなくて他の防御部隊を積んでる可能性もありますし。」
「2部隊いれておけばそれだけで松永さんのスキル効果自体分散させることもできるね。そうするといよいよ絶対に落とせない陣になってくる。
他城主と合流して松永の数を増やしたり、松永以外のダメージ追加スキルを持つ武将を模倣したりすれば、また話は変わりそうだけどね。
ちなみに本願寺13発動も松永77発動で一発負傷させることができる。」
「77発動って少なくても5合流必要ですよね。どれだけ恨みがあったのか・・」
「でも本願寺片倉以外の部隊も積めばすさまじい松永合流でも耐えることができそう。
今回はこれで終わります!
ちなみにダメージ増加スキルなんてものも存在するんだけど、検証が難しいので今後の課題にします。」
「長文お読みいただきありがとうございました。」
訂正:図中一部、気丈な決意が気丈ノ決意になっております。