副業にピッタリの古物商

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ここ2ヵ月古物商をやってみて思ったのは副業にピッタリということです。

 

これは回転率の都合が大きいですね。古物商として本格的に在庫を持とうとするとどうしても場所を取ります。私の場合は、居住スペースをそのまま転用していますが部屋の半分以上を在庫に占領されることもあります。もうこうなっては在庫の回転率を常に高水準に保たねば仕入れができません。おまけに、在庫というものはあるだけで精神的に圧迫してきます。売れなければ丸損ですから・・・。

 

破れかぶれでやっているならともかく、この状態を続けるのは普通に生活している人には不可能でしょう。

 

しかし、ある程度の収入がある状態だと話が変わってきます。

 

収入の中から生活費を確保し、余剰資金で金融資産に投資をするのと同じように設備や仕入に投資することが出来ます。

 

倉庫にしても、月に1~2万円前後払えば都内であっても半畳~2畳程度のスペースを借りることが出来る訳ですから在庫の置き場には苦労しませんし、在庫の回転率をあまり気にしなくてよくなります。特に、在庫の回転率は重要な問題で資金繰りのために捨て値をつけて販売するという苦行を避けることが出来るのです。

 

なんにしても、ここ数年で投資をしている人が多いですが、それに加え副業で小商いをするというのは結構よい選択肢だと思います。

 

正直、YouTubeやTwitterでブイブイ言わせている投資系インフルエンサーの殆どは経済新聞や雑誌がベースだったり、情報が比較的早いものでも海外の英語情報を翻訳しているものが殆どでそれを自分が分析したように話しているにすぎません。彼らは、もっともらしく損をしないとか乗り遅れるなといいますがその根拠はあまりにも儚いものです。彼らが情報源にしているであろう国内外の新聞や雑誌、海外のエコノミストなどは、リーマンショックやその他の崩壊を予想なんてしていませんでした。

 

ただ、あれを買えこれを買えと言っていただけです。

 

もちろん、投資は否定しませんし、私も過去投資をやっていたこともあります。ただ、これから投資をするとしても個人向け国債や長期積み立て前提の投資信託などの手堅いもの以外はやるつもりはありません。結局、投資と博打の違いというものは無いと思っているからです。

 

脱線しましたが、中古品の販売というものはリスクもありますが少額から始められる点やペースを自分で決められる点で優れた副業です。極端な例を言えば、今のような引っ越しシーズンに転居をする知人やジモティー経由で不要な家具家電を引き取って売るだけでも利益は出ます。

 

商材の分野や数は無数にありますから仕入れ方や売り方も無数にあるのです。もちろん、仕入れが高額になるブランド転売や貴金属転売なら大損の覚悟がいるでしょうが、古物市場で売られているものでも少額のものに狙いを絞れば大損することはあまりないです。

 

まあ、古物商の許可をとるのは平日に警察署に行くか行政書士に頼むしかないのでその点だけは面倒ですが、古物市場自体は土日にやっているところもありますし、ネットの市場も同様で土日しか休みが無いから仕入れ先に困るということは無いかと思います。

 

まして、働き方改革で有給を半ば強制的にとらされる職場も多い世の中(私にはついぞ縁の無い職場)ですから休みを取った日にダラダラとネットの古物市場に参加して良い物があったら買うみたいな緩い副業として初めて見てはいかがでしょうか。初めに倉庫の話をしましたが、別に必須ではありません半畳程のスペースに収まる程度に仕入れを押さえればワンルームの賃貸でも可能です。

 

あとは、スマホがあれば始められますから副業としてはかなり気楽な部類でしょう。

(まあ本格的に始めると台帳の管理などもあるのですが副業というものはそういうものかと)

 

ただ、インフルエンサーのやっている情報商材やコンサルにお金を払うのは辞めた方がよいですね。彼ら全員が悪いとは言いませんが、副業としてやるのに高額な情報商材を買うというのは本末転倒ですし、何よりネットで全部しらべることが出来ます。

 

というか、やってみればわかります。

 

やってみて損をしたとしても情報商材よりは安いですから・・・・。