不動産会社は、先ず、希望条件に沿った物件をレインズで検索します

レインズとは？

不動産取引をスムーズにする「プロ専用ネットワーク」

レインズ（REINS：Real Estate Information Network System）は、不動産会社同士が物件情報を共有するための専用ネットワークシステムです。

これは一般の方が直接利用するものではなく、不動産業者間で円滑に情報をやり取りし、売主・買主にとってより良い取引を実現するための仕組みです。

取り扱う物件種別は、居住用賃貸物件、事業用賃貸物件（テナント等）、土地売買物件、土地建物売買物件、マンション、ビルや一棟もの物件など、駐車場以外の物件は殆ど網羅されています。

レインズの役割とは？

1. 物件情報の共有
   不動産会社は、売主から預かった物件情報をレインズに登録します。これにより、他の不動産会社もその物件を確認し、買主を見つけることができます。

2. 大手も中小も“同じ情報”を扱える公平な仕組み
   レインズに登録される情報は、大手不動産会社も中小零細の不動産会社も同じ条件で閲覧・活用できます。つまり、不動産業界の規模に関わらず、すべての業者が公平に物件情報を扱える環境が整っているのです。

3. 取引の透明性向上
   物件情報が広く共有されることで、特定の業者が情報を独占することを防ぎ、公正な市場環境が守られます。

4. 売却のスピードアップ
   物件が広く流通するため、買主が見つかりやすくなり、売却までの時間が短縮されることが期待できます。

レインズを活用するメリット

• 中小の不動産会社でも豊富な物件情報を活用できる
  レインズでは、大手不動産会社と同じ物件情報を共有できるため、中小零細の不動産会社でも豊富な選択肢を提供できます。特に、地元密着型の中小業者ならではの細やかな対応と組み合わせることで、よりスピーディーかつ丁寧な取引が期待できます。

1. 売主にとってはより多くの買主候補にアプローチ可能
   物件情報がレインズに登録されることで、多くの不動産会社を通じて買主を探すことができ、スムーズな売却が期待できます。
2. 買主にとっても幅広い情報を得られる
   レインズに登録された物件情報は、不動産会社を通じて紹介してもらえるため、大手業者だけでなく中小零細の不動産会社でも幅広い物件を取り扱うことができます。

中小の不動産会社だからこその強み

レインズを活用することで、大手と同じ情報を持ちながら、中小不動産会社ならではの**「小回りの利く対応」**が実現できます。例えば、
✅ 地域に根ざした親身なサポート
✅ 柔軟な対応やスピーディーな対応
✅ 個別の事情に合わせた交渉や提案
といった点で、大手にはない強みを発揮できます。

レインズを利用するには？

一般の方が直接レインズを閲覧することはできませんが、不動産会社に依頼すれば、レインズに登録されている物件の情報を確認してもらえます。

特に、中小の不動産会社では、レインズの情報と地域特有の市場動向を組み合わせた「最適な提案」を受けられる可能性が高くなります。

まとめ

レインズは、大手・中小に関係なく公平に物件情報を共有できるシステムです。

大手の豊富なネットワークも魅力ですが、地域に密着した中小不動産会社ならではの**「スピーディーで柔軟な対応」**を活かせば、より満足度の高い不動産取引が可能になります。

物件の売却・購入を考える際は、大手だけでなく、地元の小さくても信頼できる不動産会社にも相談してみると良いでしょう。

特に売却の場合は、依頼しようと思う不動産会社が大手であっても中小零細であってもレインズの売りの情報を登録すれば、極端に言えばすべての動産会社がその情報を知ることができるようになるシステムということです。

※当社でも「レインズ情報」のご提供を行っています。お気軽にお問合せご相談ください。