(2025年03月09日記録)

みなさん、こんばんは。わたしは、アシュタール第一部隊隊長のスコルピーニです。

さて、前回冬期休暇をいただきますというお話をさせていただいたかと思います。そして、そのときの前回のお話は、いろいろなお話をさせていただきましたが、2月上旬に戻ってくる予定でしたが、すばらしい梅があるという話を聞いたものですから、2月の辺りはですね、日本人に化けて太宰府天満宮に行って参りました。

一応日本の元旦、1月1日ですね、などもわたくしの研究の中に含まれていますので、いわゆるトラディショナルな文化と言えばいいでしょうか、伝統的な文化ですね、そして、そこで菅原道真公とお話をしてきました。

じつは、梅の花を愛でながらこの方とお会いしたいと思っていたので、わたしにとっては、願ったり叶ったりでした。だって、皆さん、凄いと思いませんか? 彼が「東風吹かば……」という歌を詠んだときに、彼を慕って梅が飛んで来たという「飛梅」の伝説がある方ですし、なんといっても『文章博士』[編注:もんじょうはかせ(平安時代の役職で、定員2名。当時の官僚候補生に漢文学及び中国正史などの歴史学を教授。また、天皇および高官への教授や、その依頼を受けた漢詩の作成なども行った。)] なのです。

わたくしが会いたいと思う人物に決まっているじゃないですか。

そして、日本のオタク文化についても、お尋ねしてみました。とてもよくご存じでした。ただ、彼が話してくれたことの中で、ひとつだけとても興味深い点がありました。ここは、わたしが、実は着目していなかった点であり、「あとでいいや」と思っていたことなのですが、「2ch 用語の研究」でした。

 

 

そして、言葉というものは、常に特にこの国では変化するものなので、2ch というものが大人だけに限られていた頃のことになりますが、その頃は、閲覧者や書き手にお子様はいなかったわけですので、その頃に生まれた言葉とかは、たとえば「既出」と「ガイシュツ」とか、要するに、ルイス・キャロルの書いたような言葉遊びが結構盛んだったということです。

そして、そのうち、架空の歴史上の人物である「ググレカス(ggrks)」が登場し、どうやら今に到るようです



そのあたりは、どうやら過去ログというものがあったようですが、いろいろあったそうで、全部見れるとは限らないらしいですが、まあネット社会ですから、何とか調べられることもあるのでしょう。

ちなみに、皆さんは、「ググレカス」の意味はご存じでしょうか? たぶん、知らないという人は、そういうサイトに行ったことがない人か、あるいは、そういうこを言ったことがない人だと思います。

というわけで、「ググレカス」の話に戻りますが、これは、実はネットスラングなんですね。一応まとめてあるサイトに、『pixiv百科事典』があります。ここのサイトの内容は後でゆっくり読んでいただくとして、「自分の疑問を自分で調べもしないで検索もせずに軽々しく聞くんじゃない、このカス、Google でも使ってろ!」と、まあ、そのような意味です。

要するに、Google で検索することを当時は、「ググる」と呼んでいましたが、ここで「ググる」が「ググれ」になり、罵倒語が付き、「ググレカス」になったわけです。

たとえば、Yahoo 知恵袋などは聞いていい場所なので、まあ、変な聞き方とか、ネタだなと思われるようなことを書かない限りは、皆さん丁寧に答えています。そうでなければ、知恵袋として意味がないですからね。

この話について、非常に丁寧にわたしは教えていただき、「このようにネットスラングというものが出ていますので、最近は非常に面白いのです。」と菅原道真公は語ったのです。

「日本語の乱れという言い方も出来ますが、新しいジャンルの日本語だと捉えています。当時は、ただのネットスラングですが、いまは、各種SNSで使われるような言葉にもなりましたので、ネット語という分野にまとめてもいいかもしれません。」そうおっしゃりながら、梅の花を愛でている彼は、どこからどう見ても、『文章博士』そのものでした。



そして、和歌のことについては、あっという間に和歌をあたりまえのようにいくつも詠み、「これが平安貴族というものです」と教えてくれました。「逆に言えば、これが出来ないと、誰ともお付き合いできなくなってしまいますので、大変な時代だったのですよ」と教えてくれました。

この平安時代の辺りは、昨年のNHK大河ドラマでも題材になっていますから、資料になりそうな本がたくさん出ていますので、是非お読みください。

そして、神様としての菅原道真公からのお願いも、ふたつ預かってきました。預かったときは、「とても真剣なことなのです」と仰ったのですが、私もお伺いして驚いたことです。内容はこれから書きますが、



1.「人の絵馬をひっくり返して見ない」

「これは神職の方に理由を聞けばよく分かりますが、神様に対してお願いしている第三者の気持ちや願いなどを見るということは、好奇心にしかすぎませんし、そのようなことは相手の方に大変ご無礼なので、親子連れで自分の絵馬を掛けながら他者のを見て『みんないろいろ書いてるね』というのは、まったく微笑ましい光景ではありませんので、絶対に止めていただきたい」ということでした。

「また、個人情報の侵害に当たりますので、お写真も撮ってはいけませんが、SNSにアップした場合、大変なことになるので、止めておいて欲しいと思います。こういうことが多発してしまうと、日本から、絵馬という文化がなくなる可能性もあるということを意識しておいていただきたいです。」 そして2番目ですが、



2.「自分の実力をよく把握し、志望校を決めましょう」

「はっきり申し上げますが、東京大学だけが大学ではありませんし、国公立に受かることだけが全てではありません。また、自分が国公立を受験するから、私立大学志望の人とは違って、自分は偉いのだという謎の万能感に包まれないように」とのことでした。

「なぜ、この言葉が出てきたのかと申しますと、学生は勉学に専念し、入学後も学問に専念できる時間は人生の中で非常に短いので、精一杯学んで欲しい。それからもうひとつありまして、強制されて、大学は行くようなところではありません。本当にやりたいことがある人や、研究などがある、もっと勉学がしたい、そういった人のための学び舎であり、サークル活動や合コンなどをする場所ではないということです。」

「また、東大の出身の女性を毛嫌いしている人は、己の器の小ささをよく考えなさい。だからこそ、モテないのです。そのまま放置していると、そういった人は、まあつまり男性が多いのですが、モラ男、結婚したらモラ夫、になる可能性が高いので、恋人や妻も不幸ですが、その人自身が一番不幸です。」

「ですから、肩書きに踊らされず、自分の方向性や本当に魂が求めるやりたい学問に進むべきです。別に、専門学校に行っても構わないことというのがいっぱいあります。専門学校でなければ学べないこともあるからです。」

「専門学校は、大学に入った人は自分たちより下だと見做していますが、そんなことはありません。真面目に勉強した大学生なら、この意味はよく分かると思います。専門学校の生徒は、即戦力です。つまり、学問もせず、遊び呆けていた輩が敵う相手ではありません。最初の給与が差が付いていたとしても、あなたより先に昇進するのは彼ら・彼女らかもしれません。わざわざ大学を出た後に、専門学校に入り直す人もいる時代です。そういったことを受験生にはよく考えていただきたいと思います。」

このようなことを、さらりとおっしゃる辺りは、なんというか、やはり神様なのだなと感じる部分と、『文章博士』にまでなったくらいの方ですから、学問の達人がお感じになったことでもあるのでしょう。

他には、いろいろお話をお伺いさせていただきましたが、とてもお優しい、常に笑みを絶やさない方でした。

「また、お会いしましょう」ということで、わたしたちは、言語学を愛する者として、堅い友誼を結んだわけです。



お土産もいっぱいいただき、わたしが教えている学生のために、学問の御守りまでいただいてしまいました。大変有り難いことでした。

さて、今回は、本当は、春分の話をメインにしようかと思っていたのですが、文章博士との話があまりにも面白かったので、わたくしのハートが燃えるままにお話させていただきました。

次回は、16日になりますが、予習として、2つの記事を読んでおいてください。

 

スコルピーニさんの第九十一夜 - 春分の日に願掛けを

スコルピーニさんの第九十三夜 - 牡羊座の新月に願うべきこと
 

まあ、似たようなお話をさせていただきますが、「春分の日と牡羊座の新月にこそ書いて欲しい願い事」を少しお話させていただく予定です。

どうぞ、楽しみにしていてください。

何しろ、「ソース」[編注:Source 源、起源;sauce 調味料](日本で言うと天之御中主の神)とも話をしてきましたので、叶いやすい書き方を伝授できそうな気がいたします。

では、花粉症の方は花粉対策を充分に取って、お過ごしください。

では、桃の花を愛でながら、来週のサンデーナイトにお会いしましょう。

皆さんに、心から感謝を込めて

プロフェッサー・スコルピーニ

追伸:これからは、プロフェッサー・スコルピーニというように署名することにいたしましたので、よろしくお願いしたします。

 

 

 

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