（2024年04月07日記録）
みなさん、こんばんは。わたしは、アシュタール第一部隊隊長のスコルピーニです。
今日は、お花見日和だったようで、どちらかというと少し暑めでしたね。わたくしも、どことは言えませんが、アシュタールと一緒に師弟としてお花見をしていました。いつもの司令官と部下という関係でも構わないと思うのですが、いろいろな伝統行事や伝統食を食べるときは、彼は自然にわたしのことを「プロフェッサー」とか「先生」と呼んでくれるので、そのときだけ、師弟関係に戻る感じです。
これは彼なりの息抜きの方法のようですから、わたしもそれに付き合うのですが、やはりわたし自身もリラックスして話せる時間になっています。まあ、二人で息抜きというのも悪くはないと思っています。
今日は、みなさんの世界で大人気な YouTube のことをお話したいと考えています。
もちろん、このブログはスピリチュアルなブログという位置付けですので、いわゆるスピリチュアル系 YouTuber に集中したお話になります。
そして、あくまでわたしの視点であることをご理解いただければと思います。
さて、ある動画を見たのですが、タイトルはかなりセンセーショナルでした。日本でも、台湾でも、今年は大きな震災があったわけですが、震災の話に触れるのであれば、それなりの手順というものがあると思います。亡くなった方もおられるのですし、まずはそのことについて述べて、亡くなった方を悼む気持ちというのは、先ず必要であると思います。
これは、スピリチュアリストであれば、当然行うべきことです。
そして、次に、そのような大きな震災は、いつ起こるのかは、いま現在の地震予知ではまだ正確な判断が下せませんし、予想が非常に厳しいものです。また、気象庁が震災後にメカニズムや地震の原因など深く分析できるようになっていますが、それでも予測することはできないのです。それほどまでに難しい学問なのです。
例えば、毎日地震が来ると言い続ければ、いつかは当たるでしょう。ただ、それを見た人は不安感を抱きますよね。特に、被災地域の方が見たら、「もしかして自分たちの地方にまた地震が来るのだろうか？」という大きな不安をかきたてる原因にもなります。
ですので、「まず常識としても、科学的にも、そしてスピリチュアル的にも、地震の予言をするようなことはしてはならない」と、わたしは考えています。
もちろん、「予言ではなく予知である。」とか、「自分のビジョンである。」とか、いろいろと言い方はあると思います。でも、いずれにせよ、人々の心に大きな不安をかきたてることになりますから、そういったことを公言しているスピリチュアリストのことを盲信するのはやめましょう。
また、信用するのも止めておいたほうがいいでしょう。たしかに、「地震の後によいことが起きる」というような話であったとしても、少なくとも地震大国である日本で話すことではないと思っています。
あえて言うのであれば、地震関係の学者さんなどは、気象庁などの会見で、「以前に本震のあった地域に余震が来る可能性があるので、警戒して欲しい。」 そういった呼びかけしか、今現在の科学ではできないと思います。
ですから、自分の霊能力やスピリチュアルな能力、どのように言い換えても、「大地震が起きる」というのは、NG です。それは、自分に注目をさせ、不安商法と言いますか、そういったことにも繋がりかねません。あるいは、自分の信者を作り出す行為にしかなりません。
スピリチュアリストであるのであれば、せめて黙祷をするくらいの心配りはあって当然であり、これから起きるかどうかも分からない大地震のことを述べて、いたずらに第三者を不安にさせてはいけません。
わたくしは、そのように思います。
言い方を変えれば、霊感商法とも言えるかもしれませんね。いわゆる、詐欺的なものですね。
たとえば、「この護符を買ったら、どんな震災時でも、あなたは無傷でいられる」と言って、護符を購入した人がいるとしましょう。この場合は、霊感商法にあたる可能性が高いです。要するに、詐欺ですね。これは、実際の例があるのかまでは調査していないので、あくまでわたしの観測の範囲です。
法律にお詳しい方なら、あるいは法律の専門家なら、こういったことを○○という風に定義できるのでしょうけれども、わたくしからは、そういったお品物は買わないでください、と申し上げることしかできません。
また、こういったことは、YouTube の規約などに照らし合わせてどうなのか、ということをよく考えて、必要であれば通報するのが妥当ではないかと思います。
大衆の不安を煽るというのは、非常によくないことなので、スピリチュアリスト（肩書きとして、霊能者や占い師さんなども入ると思います）は、自ら一流ではないと言っているようなものです。
そこで、「すごい」と思ったり、「そんなことが起きるのか。怖いな」と思う必要はありません。また、そういった人の SNS などをフォローする必要もないです。その人が本当に真実を言っているのかどうかを見極める目を持っていただきたいと思っています。
また、これは以前、わたくしが見たことですが、とある神社を散策していたとき、神社の実況中継をしている方がいました。神社さんに許可を取っていなかったようで、社務所の方から神職さんに話が行ったようで、宮司さんにめちゃくちゃ怒られているのを見たことがあります。
これは著しく駄目な例ですが、自分が神仏のいらっしゃるところに行き、それを実況中継するというのは、神仏はお喜びにならないでしょう。また、宗教施設ということもあるので、他の方から、警戒されたり、不審に思われる行動ですので、止めておくほうが一番いいです。神聖な場所における TPO もよく考えておきましょう。
昨今は、スマートフォンが普及し、誰でも簡単に実況中継ができますし、動画を撮ってその場でアップすることもできます。ですから、まず施設に許可を取ること、他者を勝手に映さないこと、こういったこともスマートフォンを持っている人全員が、注意しておきたいことのひとつです。
まず、他人の土地や建物を許可無く写真や動画に収めて、SNS にアップする行為は、とてもリスキーだということを覚えておきましょう。後々、法的に面倒くさいことになる可能性があります。
また、第三者が映り込んでいるにもかかわらず、その人をモザイクやぼかしなどをして、誰だか分からないようにしない限り、NG であることが多いはずです。肖像権の問題が関わってくるからです。これも、法的に面倒くさいことになることが多いので、たいていの SNS では、規約に NG である旨が記載されていることが多いと思います。その辺りは、実際に自分が利用しているプラットフォームの規約に従いましょう。
また、「社会通念上、どうか？」ということも考えておいた方がよいと思います。わたくしの観察範囲内での話ですが、YouTuber の中で、承認欲求が非常に強い方の場合だと、社会通念上おかしい、と思うようなことでも、フォロワー数稼ぎのために行ってしまい、場合によっては訴訟に発展するケースもあるようです。そうなっては、Win-Win の関係は成り立ちませんし、自分が犯罪者になってしまう可能性もあります。示談で終わるのか、相手が示談に応じなくて法廷の場で決着をつけたいという場合もあり、あなたに何らかの法的責任が生じる場合もあります。
そうなってからでは遅いので、当たり前のことですが、「相手の立場になって考える」ということを、スマートフォンを出す前に考えましょう。そして、相手が嫌がりそうだなと思ったら、しなければよいのです。
昨今、どうしても、こういった問題が増えてきているので、今回このお話をさせていただきました。
また、個人情報ということについて言えば、占い師さんがやりがちなことですが、公人でも私人でも、第三者の生年月日などを元に算出する、いわゆる命術にあたりますが、命式や誕生時のホロスコープは、許可をもらわない限り、不特定多数の見える場所である SNS にアップするべきではありません。個人情報が読み取れますから、Wikipedia に載っているような有名人であっても、自分自身の研究として個人で行い、その結果をネット上にアップしないという態度は、非常に大切です。
ましてや、故人の亡くなった時のことを分析する方もたまにいらっしゃいますから、それは故人を悼む行為ではありませんので、絶対にすべきではありません。遺族の方が不快に思う可能性がとても高いでしょう。
また、そういった職業の人のモラルが問われることもあるので、自分はアマチュアだからという考えで大丈夫とは思わないことです。他の方から見れば、アマチュアもプロも関係ありません。ただ個人情報を晒している人という風に見られます。
人を勝手に占い、ブログや SNS などで、あれこれ分析するのは、NG です。結婚などのお目出度いことであったとしても、自分が当事者だったらどう思うのか、をよく考えてみて欲しいと思います。
相手の方のプライバシーをまず尊重し、バラエティー番組などで有名人が結婚をして、とても素晴らしい相性なんですよ、そういった程度に留めておくのがいいと思います。
詳しい分析をして、だから相性が良い悪いというのは、社会通念上ふさわしいとは思えませんので、如何なる場合であっても、公表しないことをお勧めします。
また、マスメディアの方も、気軽に仕事として占い師などに頼むのかもしれませんが、やっていいことなのか悪いことなのかを考えず、視聴率が上がるからいい、売上になりそうだからいい、と思わないようにしてください。企画をする方も、よく考えるべきだと思います。
たとえば、有名人が結婚し、個人情報が晒され、自分の配偶者が有名人ではなかった場合、出生地の命式やホロスコープ、または、結婚時の命式やホロスコープを勝手に出され、相性などを勝手に占われて、報道などを見て我慢ができず、メンタル的にまいってしまうこともあります。その場合、配偶者のために、もう片方の有名人が法的手段に出ることもあり得ますので、たかが占いで、と思わないことが重要です。自分がされて、嬉しいかどうかを、よく考えてみてください。
もし、ここであなたが嬉しいと思う人であった場合は、何らかの観念が間違っている可能性があります。あるいは、想像力が及んでいないということもあります。NG だと思った人は、そのまま NG 行為になるので、止めておきましょう。それは、正しい判断だからです。
不謹慎なことをしないというのが、今回の話のテーマですが、多分、みなさまには伝わっているのではないかと思います。法的解釈の専門家の方に尋ねていただきたいと思うのですが、わたくしからの視点は、マナーやモラルなどに反しているよ、ということを強く今回は訴えたかったので、このお話を提案させていただきました。そして、チャネラーと書き手が、この話をすることは OK と判断してくださったので、こうしてお話した次第です。
だいぶ厳しい話になってしまいましたが、いつでも基本はシンプルです。要は、「相手の立場になって考える」、それだけなのです。
みんなが仲良くできるように考えていくのが、占い師も含め、スピリチュアリストの役目だと思います。
では、次のサンデーナイトにお会いしましょう。
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