今年の2月に都内の病院でカテーテルアブレーションを受けました。
なぜカテーテルアブレーションを受けることにしたのか、そこまでの道のりをぼんやりと思い返しています。
今回はアブレーション後 その①:入院編‐人生で最も待ち遠しかった夜明け‐です。
術後4時間が経過した夕方、ようやく右足の固定が解除される。
少し身体が動かせるようになって気が付く。
病室は暖かく乾燥しており喉が渇く。が、絶飲食の為、水すら飲めない。
看護師さんにお願いして、スポイトのようなもので水分を口に含ませてもらうことで、なんとか喉の潤いを保つ。
その一方、一定量の水分が点滴で強制的に体内に入るので、頻繁に尿意を感じるのだが、なぜかカテーテルでうまく排出されない。
膀胱が破裂しそうなぐらいの尿意、排尿したいのに排尿できない苦しさで寝ることができない。息をしたいのに息ができない溺れるような苦しさに似ている(大げさではない。)
あまりにも酷い下腹部の痛みに耐えられず、ナースコールを押し、カテーテルから強制的に尿を出してもらう処置を30分に1回程度してもらうことになった。
痛みと膨満感、不快感で結局一睡もできず。
こんなに夜明けが待ち遠しかった夜はなかった。
今だに夢に見るぐらい。
朝5時過ぎにようやくカテーテルが抜去され、その後爆睡。 昼過ぎにようやく目が覚める。