ひとりごとの書き散らかし

還暦で現役引退した専業主婦が、日々頭の中にぐるぐるするあれこれを書き散らかすブログ。

久しぶりの大阪、映画を観に。

2024-04-24 16:43:03 | 映画

「湖の女たち」という映画の「舞台挨拶付き先行上映会」というのに行ってきた。

福士蒼汰推しなので、当たればナマ蒼汰くんが見れる、という邪な気持ちで応募したのだったが、めでたく当たった。

会場は大阪のテアトル梅田。

以前はロフトの地下にあった映画館だが閉館してしまった・・・と残念に思っていたら、梅田スカイビルにある「シネ・リーブル梅田」という映画館がいつの間にかテアトル梅田になっていた。

なんだかややこしい。元のテアトル梅田が閉館したのを知らないでいたら、何も考えずにロフトの方に行って慌てていたと思う。

この梅田スカイビルというところは、大阪の駅からは良く見えるのだけどそこまでの道順がややこしい所だ。

私の頭にある道順は、とにかく駅に着いたらグランフロント大阪に向かって歩き、宝塚歌劇の大階段のような外階段を下りて広場を突っ切り、右方向へ歩くと、スカイビルへの地下道に入る、というものだった。

雨が降っているのでだれも使ってない大階段を一人、傘をさして降りる。

みんな、雨の当たらないビルの中を通っているが、極度の方向音痴な私は知らない景色の中に入ったら迷う可能性がある。

もう数年前からこの辺は絶賛工事中なのだが、今も柵が張り巡らされていて、一方向にしか行けない感じになっているのを不安に思いながら歩いて行くと、ちょっと不気味だった地下道がなくなっていて外を歩いて行けるようになっていた。

迷うことなく無事、到着。

小さな映画館なので、人もそんなに多くない。

シアターも狭いので、登場した福士蒼汰くんと松本まりかさんがすぐそこにおる!

還暦過ぎて毛がボーボーになったと思っていた心臓がドキドキ

まだ私の中に乙女要素が残っていたわ。

「湖の女たち」は、福士くんが主演するのを知った時に、本を買って読んだ。

難しかったし、この役を?あの蒼汰くんがするの?、という感じで正直不安だった。

でも舞台挨拶でのお話で、すごく意欲的にこの役を受け止めて挑んだ感じが伝わってきて嬉しくなった。

原作への理解もしっかり掴んでいるみたいだった。

松本まりかさんも凄く考えて苦しんでこの役を自分の中に落とし込んだようだった。

俳優さんが役になるという感覚が少しわかった気がした。

 

原作小説は、現実にあったいくつかの事件と社会問題を扱っているので、そういう問題意識を孕んでいるものだと思って読んでしまうのだけど、そうすると主人公とされている二人(蒼汰くん演じる圭介と、松本まりかさん演じる佳代)の存在が浮いてしまってわけがわからなくなった。

だけど今回の舞台挨拶付きというので、主役の二人の生の声を聴いてから観たことで、観る心構えとしてもまず二人を観よう、という姿勢で臨んだら、この作品の真意が少しだけわかった気がした。

とはいえ、理解には程遠い。

原作、難しいし、映画もほぼ原作通りで観客におもねってないから、観終わってスッキリできる映画ではないかも。

 



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