見出し画像

指導日誌

微分と円安と日本人

経済

いよいよG・Wも始まります。
毎年のようにこの時期は海外旅行客でごった返す国際空港。

今年は海外旅行するマヌケはいないでしょう、と思いきやそうでもないらしいです。
「経済学」ミクロ経済でもマクロ経済でも「微分」これは必須です。微分が解らないのに経済学、これは結構厳しいです。                               逆を言えば数学が得意な高校生なら経済も理解できる訳なんですけど。

今、為替相場、結構大変、本当にそう思う。

僕は数学を勉強して、なんだか入試問題だけ解き続けるのはつまらんな~、何か面白いものないかな~、と考えていた時に出会ったのが「株式」でした。

何だか、良くわからないけど面白い。                      それで「証券外務員」という資格があるのを知り、受験してみたら合格した。

証券取引法などは覚えるしかなかったけど、あとはね、計算問題とかは高校数学のレベルで充分かと思います。

でも、新NISAというものが始まり、全ての口座を締めました。                      

世間は違った。この新NISAなるものを期に投資を始める人がいるのに驚いた。
その理由は解りません、ホントに。

みんなそんなにお金持ちなんだ、ちょっともう入り込めないな、僕はそう考え利益確定させて口座を全て閉鎖しました。

もうこれ、エンドレス投資よ。そんなお金あるの?
redcrossで思い切って損切できるのかな?
すごいな、僕の財力では続けられない、迷わずさようなら~でした。悲しい・・・。

素人、初心者でも、みんなでお金出し合っていれば上がります。損はしないです、当たり前か。そんなお金ないでしょ?あるとしたら定年廃止、一生働くしかないです。日本人大丈夫かな。


約30年前のバブル景気とは違い、株式市場が高値を付けたのは日本の景気が良くなっているから、これは間違いないです。                             いわゆる「バブル状態」ではないです。

ただ、景気が良くなっているのは日本人の力ではないんです。                       日本経済の力ではあります。でも日本人の力ではないんです。
日本の国力ではあります。でも日本人の力ではないんです。

都心のマンションの登記簿とか見たことあります?
中国人の投資マンション、結構あります。
「タワマン!!」
とか言って海外にお金垂れ流し、それは、もう、日本という国が信用されなくなりますって。


人のふんどしで相撲とっても客観的に見れば白けた目で見られるだけでしょう。

投資信託一つとっても、海外株式・外国債券ゼロの商品を購入している人って少ないと思います。
リターン無くても…そういう人は投資に手を出さないので。

もう、日銀も財務相もダンマリ、何も言えないんでしょうね。
政府も何も言わないんじゃないかな?だって欲望の塊の日本人が自分で自分の首絞めただけ、こんな事言ったら選挙落ちるもん。

政策的に失敗、という経済対策も特になかったもん。

今年のG・Wは、海外からのお客さんにペコペコ、それが終われば閑古鳥。
どれだけの企業が倒産するんだろう?

日本人は「日本」という国が好きではないのかな?

高校で「情報」という科目を新設するか「金融」という科目を新設するか、そういう議論もありました。
「金融」という科目の方が良かったんじゃないかな。

コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るったときには、飲食店ものすごいダメージを受けて、学んだはずなんだけどな。

喉元過ぎれば熱さ忘れる、よく言ったものだな。

新NISAって、年間非課税投資枠が120万円なんでしょ?

みんなで120万円捨てましょう!
中国からの我が社の新社長を拍手でお迎えしましょう!
かな。

僕は、この国が大好きだからな~。

G・W明けに、どかんと日経平均が下がって、日本企業が海外からのお金で遊ばれちゃった、悔しいけど、そんな現実を受け入れるしかないんだろうな。




ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
人気記事