ウグイスの鳴く時期は? 渡り鳥なの?
ウグイスの鳴く時期
うぐいすのホーホケキョと鳴く時期は早いところでは2月に始まります。大阪や東京では3月あたり。桜が咲く少し前からと考えると覚えやすいと思います。
このホーホケキョはオスによる繁殖期の縄張りアピールの鳴き声と考えられていて、夏が始まるころまで聴くことができます。
ただ、ウグイスの鳴き声はホーホケキョだけではなくチャッチャという鳴き声もあり、こちらはもっと長い期間聴くことができます。
が、あまりウグイスの鳴き声とは意識されていません。
渡り鳥なの?
鳴き声が聴こえる時期が限定されているため、渡り鳥と考えられることもありますが、それは半々です。
寒い時期には日本国内の山地から平地に移動することもある反面、日本の寒い冬を避けるために台湾や大陸側まで移動するウグイスもいます。
梅にウグイスだ!いいえ違います。。
3月に梅の木を見ると緑の鳥を見ることがあります。
そして周りで写真を撮っている人たちがウグイスだ、と言うのを毎年聞きます。そして自分も、お、ウグイスだ。と思います。
そして毎年、あ、違うと思い出します。彼らの目の周りを見てください。
そう、目の周りが白い。
ということで、この鳥はメジロなんです。
わかっていてもウグイス色がメジロの色そのものだし、この投稿者さんのように、わかっていてもついついウグイスと間違えてしまうのです。。
こちらが本物のウグイスです。ウグイス餡の色はメジロ餡だと覚えておきましょう。
その他ウグイストリビア
体の色は上記の写真の通り、主に褐色で特に目立つ特徴はありません。
スズメの赤ちゃんみたいな感じです。
この地味な外見は、森の中での保護色として機能しており、天敵に見つかりにくくする効果があります。
食事は昆虫や小さな果実が中心です。特にカイコの幼虫など、樹木に生息する昆虫を好んで食べるため自然の中で重要な役割を果たしています。
森林の健康を維持するのに一役買っているわけです。低い木や茂みに巣を作って一度に2-6個の卵を産みます。
オスは繁殖期以外は非常に静かで、メスと共に子育てに励む姿も見られます。
ウグイスはなにげに他の鳥の鳴き声を模倣する能力があると言われています。
特に、自分の縄張りに侵入する他の種の鳥の鳴き声を真似ることで、その鳥を追い払う戦略をとることが知られています。
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