脳梗塞で救急搬送されたと母から電話が | 介護家族日記 〜脳梗塞→後遺症→障がい者生活〜

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2015年クリスマスイブ前日に父が脳梗塞で倒れ、救急搬送され、緊急手術を行い、その後、後遺症に対抗するための出来る限りの治療方法について、現在に至るまでの約9年間の家族による介護や後遺症の治療について日記形式でしたためます。

2014年のクリスマスイブの前日、デスクワークをしている最中に、母からの一本の電話。

リーン♪リーン♪

受話器を取ると、いつものように母から、いつものような声のトーンで、

こんにちは。
今日は、○○へ行ってる日?

と聞かれ、私は、

○○じゃないよ。
事務所でデスクワーク。

と答えると、

お父さん、倒れた。

と言うではありませんか。私は、

えっ!なに?どうしたの?

と聞くと、母から

さっき、お昼を食べた後、

 

お茶を入れようか?

 

と、お父さんに聞くと、様子が変で、


お父さん、大丈夫?
 

と肩を押すと、

 

バタッと倒れたのよ。
 

その時、全く反応もないし、目もうつろだったから、これは、いけない!

 

って思って、以前、片目が突然見えなくなったときに、お世話になった脳神経外科に連絡したら、

 

救急搬送

 

って事になって、今、初期治療しているところ。

と言うんです。

 

母からは、

先生が言うには、MRIを撮って説明してくれたんだけど、右脳の脳梗塞だって。


今からやる投薬が効けば後遺症は残っても、最終的には、その人のやる気次第だけど、寝たきりにはならないところまで回復するってことみたい。

ということなので、とにかく今できる可能な限りの治療を始めてもらいました。

 

実をいうと、今回の脳梗塞から数年前に、一度、脳梗塞をしているんです。

 

その時の症状は、踏み台に立ったときに、右目が見えなくなって、数分後には、普通に見えるようになったんだそうです。

 

一応、何が起こったのか調べてもらおうと、近くに脳神経外科があったので、そちらに、かかりつけ医に紹介状を書いてもらって連絡を入れ、直ぐに検査をしてもらったんですが、血栓もなく、先生曰く、軽い血栓で、詰まったときに見えなくなって、その後、血栓が流れて、見えるようになったんだと思います。とのこと。

 

一応、3日ほど、血液をサラサラにする点滴をして退院するようにしましょうか。

 

ということで、即入院!即治療!をして、このときには、生活習慣などを指導され、退院したんです。

 

父は、この入院時までは、

 

タバコを1日3箱

瓶ビール(大)2本

 

といった感じの生活をしていたんです。

 

それを改めることになったんです。

 

病気にかかると本人も自覚があったのか、タバコにお酒をパタリと止めたんですから。

 

それでも、長年の蓄積があるためか、病院の先生からは、また詰まることがあるかもしれないので、気をつけてくださいね。

 

とのことでした。

 

それが、気をつけていたけど、今回のような自体になってしまったんです。

 

2014年12月23日