こんにちは♪
パーソナルトレーナー・インストラクター向け
売上アップコンサルタントの
山越理紗(やまこしりさ)です
私は現在
都内のフィットネスクラブで
「関節痛を改善するパーソナルトレーナー」
として活動しています
またお客様の痛みを改善してあげたいと悩む
治療家・トレーナー・インストラクー向けに、
独自に開発した関節痛改善エクササイズ
「関節調整メソッド」を教えています
このブログではこちらをお伝えしていきます
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前回の記事では
経験を積んだ治療家が
今後の方向性に悩んだら、
今ある治療技術に
「運動指導を組合わせること」
を提案しました
今回の記事では
そんな方に治療効果を高めるのに
有効な3つのエクササイズについて、
深掘りしていきたいと思います
治療家・セラピストにおすすめのエクササイズ3選
治療家・セラピストが
取り入れやすいエクササイズは
以下の条件に当てはまることが
望ましいです
・治療効果を上げてくれること
・治療効果を継続してくれること
そのために必要となる効果は
・関節可動域の改善
・関節安定機能の向上
・代償動作の修正
・運動連鎖の正常化
・姿勢・アライメント改善
上記の効果を出せる
身体の機能改善のエクササイズとして
3つの運動指導方法
をおすすめしていきます!
①ストレッチ
ストレッチは、
大きく分けて2種類あります
・スタティックストレッチ
(静的ストレッチ)
筋肉を伸ばして筋肉の柔軟性を高めます。
関節可動域の拡大に有効です
自分で行う
セルフストレッチ
施術者が行う
ペア(パートナー)ストレッチ
があります
また静的ストレッチは、
運動で収縮した筋を伸ばすので
運動後のクールダウンに最適です
・アクティブストレッチ
(動的ストレッチ)
関節の可動域を拡大し
筋温を上昇させます
静的ストレッチは
単一の筋を伸ばすのに対し、
動的ストレッチは
筋を伸ばす・縮めるの
両方を行います
また単関節運動だけでなく、
多関節運動もあるので
動作改善にも有効です
動的ストレッチは
運動前のウォ―ミングアップに最適です
※PNF(神経筋促通法)を使用する
治療家・セラピストもいると思いますが、
今回はお客様が家でひとりでも行える
エクササイズをご紹介しています
②コレクティブエクササイズ
コレクティブエクササイズは、
姿勢や身体のバランスの不均衡や
誤った動きのパターンの根本原因から
改善していくエクササイズです
コレクティブエクササイズの
資格団体NASM-CESは
以下のように定義しています
コレクティブ・エクササイズは、解剖学、運動学、バイオメカニクスの理解を活用して、身体の不均衡や代償動作に対処、修正し、トレーニング中や日常生活における運動の全体的な質を向上させる手法です。
姿勢、バランス、および全身の協調の問題につながる不均衡や誤った動きのパターンの根本原因を評価・特定するために使用されます。
引用:NASM
その手段として特徴的なシステムが、
評価⇨活性化⇨統合
という流れです
・身体評価(スクリーニング)
⇨評価に基づいて機能不全を予測
・筋肉の活性化(アクティベーション)
⇨機能不全を起こしている部位を活性化
・統合運動(インテグレーション)
⇨全身運動で動きを統合し、
正しい運動パターンを身につける
アクティベーションのエクササイズは
単一の動作や筋に対して行います
インテグレーションのエクササイズは
複合運動を通して全身の身体の使い方を
運動学習していきます🧠
筋力アップというよりは
”動きやすい身体づくり”
のトレーニングになります
③ピラティス
ピラティスは、
大きく分けて2種類あります
道具を使わない
マットピラティス
専用のマシンを使う
マシンピラティス
マシンがあった方が
よりできることは多いですが、
道具なしでも十分に
運動効果が得られますよ
ピラティスは
身体の深部にある
インナーマッスルを強化し
骨格のバランスを整えます
正しい動きの再学習をするので
動作改善・姿勢改善に
とても有効なエクササイズです
ピラティスは関節への荷重がない
エクササイズも多いため、
リハビリ初期から
患部外トレーニングとしても
使い勝手が良いです
さらに代償動作の改善や
動きの連動性アップには
とてもよいエクササイズなので、
リハビリとトレーニングの
間をつなげられます
運動指導を取り入れる効果
これら3つの運動の特徴は
特別な道具が無くても
小スペースで実施できるところです
マット1枚のスペースで出来て
ベッド上で行えるエクササイズも多いので、
治療後に1〜2つの運動指導を加えるだけで
手軽に治療効果を出すことが可能です
また運動指導の中で
可動域制限や代償動作を通して
身体評価も行えるので、
日常の動作や姿勢から
痛みの原因を予測することが出来るので
日常生活指導やセルフケア指導も
行えるようになります
治療家が目指すべき運動指導とは
治療の時にお客様に
「○○筋が弱いですね」
「○○筋が使えてないですね」
と伝えるだけで、
具体的な鍛え方が分かっていないことが
よくあると思います
例えば運動部の学生で
選手が怪我をして
整形外科や接骨院に受診しても、
湿布の処方や電気治療だけで
怪我の対処法や具体的な復帰方法を
医師や施術者から指示されることなく
”本人の感覚で競技復帰しようとする”
ことがよくあります
また一般の方の
パーソナルセッションで多いのが、
怪我や疼痛が改善してくると医療機関で
「予防(症状改善)のために鍛えてね」
と言われても
”どうすればいいのか分からない”
という訴えが非常に多いのです
※実はパーソナルトレーニングや
スタジオレッスンなどで指導されていても
医療従事者ではない指導者では
身体の評価が出来ない人が多いので、
”専門家に指導してもらっていたのに痛めた”
ということがよくあるのです…
そのため治療に加えて
鍛える(運動指導)が出来るようになると
「長年の悩みだった痛みの原因を知れて
具体的な解決方法が分かった」
「今まで自分に必要な運動のやり方を
教えてくれる人はいなかった」
「治療してくれて身体の状態を知ってる人に
運動指導してもらえた方が安心」
このような嬉しいお言葉を
もらえるようになりました
まとめ
運動指導ができるようになると
身体の機能の改善に向けての
対応ができるようになります
ストレッチ
コレクティブエクササイズ
ピラティス
この3つの運動指導の技術
を組み合わせることで、
痛みの改善だけでなく
痛みの再発予防
をできるようになりますよ
さらに動ける身体づくりまで
トータルにサポート出来る
治療家を目指せます
ただ身体が機能していないことを
指摘するだけの治療家から脱却して、
「ここを機能させる(鍛える)ためには
こういう運動方法があるよ」
と問題解決を
出来るようになりましょう
今ある治療技術に
「運動指導」
を組み合わせるのも
治療家としてのひとつの道ですね
それでは、またー
山越 理紗(やまこし りさ)
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