将棋に学ぶ勝利への道「両取り逃げるべからず」

最近、藤井聡太八冠の将棋を見て納得した格言がこれです。

将棋には数々の戦略が存在し、その中でも「両取り逃げるべからず」
という言葉があります。これは、相手から2枚の駒を同時に取られそ
うになった場合、必ず逃げるのではなく、他の手を探すことが重要だ
という教訓を示しています。

将棋の世界では、局面ごとに最善の手を見つけることが求められます。
たとえ相手から2枚の駒を取られるような形勢であっても、そのまま
逃げるだけではなく、逆に有利な手を見つけ出すことが可能です。

例えば、その逃げる駒を使って相手の駒を取る、あるいは攻めの手を
仕掛けるなど、着想次第で逆転のチャンスが生まれることもあります。

この教訓は将棋だけでなく、人生にも通じるものがあります。困難な
状況に直面した時にただ逃げるだけでなく、新たなアプローチを模索
することが重要です。そのような状況こそ、自分の力や創意工夫が試
される絶好の機会と捉えることができます。

「両取り逃げるべからず」という言葉はただの将棋の戦術だけでなく、
人生の指針としても価値があります。逆境に打ち勝ち、新たな可能性
を開拓するために、決して逃げずに立ち向かうことが大切なのです。

藤井聡太八冠が相手が指した桂馬で自陣の金と銀の両取りになったと
き、一向にひるむことなく相手を攻め続けた彼の棋譜に、八冠として
の真骨頂を見た気がします。

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