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メンテナンス

バイクのタイヤ交換でビードが上がらないときの対処方法

バイクのタイヤ交換をセルフでやる場合、
工具不足で苦労することが多い。

タイヤチェンジャーなんてものはもっていないだろうから、
ビード落とし機とタイヤレバーでなんとかするしかない。




小排気量車だとビード落としを使わずに
体重でビードを落とす猛者もおられるそうだが、
私には土台無理な話なので、
ビード落としはアストロプロダクツの専用工具を使っている。


これがあるとビード落としは難なくできる。

タイヤレバーでのタイヤの付け外しはコツが60%、体力勝負が40%で、
パワーが無くともてこの原理をうまく使えば何とかなるが、
結構な重労働である。

何とかタイヤを付け外した後、最後に待ち受ける難関がビード上げである。
ビードがホイールのリムに密着せず、
ホイールの溝の深い部分に落ちてしまっているので、
空気を入れても漏れてしまい、一向にビードが上がらない。

バルブの虫を外してガソスタのエアコンプレッサー等で
一気に空気を入れてビードを上げる方法が一般的だが、
車で持っていくのが面倒だし、
その間、バイクにホイールを付けず不安定にさせておくのは嫌なものだ。
あと、ものすごい爆音でビードが上がるので、あれもちょっとねぇ。

裏技的な方法が一つあって、これは家でもできる。

ビードを上げるためには、要はタイヤとホイールが密着していればよいので、
ラチェットタイダウンベルトを使ってキツく締め上げて空気を入れればビードを上げることができる。

このときにはバルブの虫はつけたまま空気を入れる。
タイヤにいつもどおり空気を入れる要領で入れていくと、
漏れずに空気が入っていくので、2~3キロくらい空気を入れたら、
ラチェットを外すとビードがポンッと上がる。
このときに出る音も大きくないのでご近所への配慮も問題無しだ。
一つ注意点があって、このときにタイヤとホイールの間に
指等を挟まないようにする必要がある。

私は150サイズまでのタイヤはこの方法でビード上げをしている。
200を超えるサイズだと可能かはわからないが、
結構なサイズまでこの方法でいけるんじゃないかと思う。

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