このブログを始める前に 軌道修正が必要でした

 離婚を切り出されて、すぐにこのブログが始まりました。
読者の方々と同じ目線でみれば、離婚を切り出されてすぐによくこんなブログを始められるな、と思われるかもしれないなと思いました。そうなんです。私も、すぐに始めるということなら、きっと今のようなこの場所は、出来ていなかったと思います。とてもじゃなく、そんな気持ちにはなれなかったと思います。
この記事は、実は、ブログを書き始めた初日に、一番最初にひな型だけを作って、いつか書こうと思っていたものです。少し自分が落ち着いたら、読者の皆さんにお伝えしたいなと思って、取っておきました。
 離婚を切り出されてから26日が経ちます。
まだ、何も離婚についての条件や話し合いもできていませんので、状況は変わっていないのですが、私の気持ちが少し以前よりは落ち着いてきたので、今日は、このブログのことについてお話ししようと思います。

 もともと、このブログは、「まるとさんかく ときどきしかく」というサイト名でした。
自分でワードプレスを導入し、調べては挫折し、何度も嫌になって放ったらかしにしていた経緯があります。
2年くらい、足踏みをしていました。
1行も文章を書けずに。
それくらい、ブログサイトを作るのは、私にとっては、本当に難しいものでした。適当にすれば、必ず後で、その適当にした個所のトラブルが起き、もう前に一向に進まない、本当に苦しい作業でした。
 でも、2024年年始に、今年で無理ならブログを諦めよう、でも諦める前に人に作ってもらえないか頼んでみよう、辞めるのはそれからにしよう、と思い、今お世話になっている方と出会います。カタさんとします。
 2024年1月14日のことです。サイト上で、同じ内容で3人の方に依頼しました。一人の方は内容的に無理、もう一人の方は予算が高すぎ、そして、カタさんだけが「できますよ!」というお返事でした。その言葉の通り、カタさんは、このブログの前景となる「まるとさんかく ときどきしかく」というサイトを、2024年1月23日に完成させてくれます。わずか10日でした。私が2年かけても完成しなかったものを、10日で仕上げてくれました。
 2年ももったいなかったなと正直思いましたが、この2年のおかげで、ブログのコンセプトやコンテンツの内容まで、書こうとしている方向性は、はっきりしすぎるくらいに決まっており、もうあとは書くだけという状態でした。子どもたちを主人公としてキャラクターを作り、子どもたちと記事を作成し、読んで頂く読者さんもお子さんとご家族で一緒に楽しんでもらえるような内容にしようと思っていました。

 息子の「さんかく」は、文章を読むことが、昔からとても好きでした。また、物事を文章でまとめて表現することもとても上手なように思います。話し方が、少しロボットのようだなと思うくらいに、いつもぺちゃくちゃとおしゃべりをしてきます。スイッチオフボタンがあればいいなと思うくらいに(笑)、本当に本当に本当によくしゃべります。
ここ数日であったことと言えば、アルミホイルとサランラップがありました。アルミホイルとサランラップとセロテープが必要というので、渡しました。キッチンの横で、作業を10分ほどして、にやにやしながら私に作ったものを持ってきました。大人の手のひらほどの四角いアルミホイルの片面に、サランラップを貼ってあるだけの(と言っては怒られますが)ものです。

さんかく:「これな発明やで。あんな、、、待って、その前にこれなんやと思う?」
しかく:「光反射させるやつかな」
さんかく:「あーここな(アルミホイル部分を指して)。ちゃうねん。これな、災害用の皿やねん。アルミホイルだけでもあかんし、サランラップだけでもあかんねん。両方ついてることがポイントでな、アルミホイルがあることである程度形が固定されるやろ、そして、サランラップは衛生的、何度でも洗って使える。ほら、こうするとコップにもなるし、もう少し広げたらカレーも入る、自由自在やねん。」
しかく:「へえーー、、で、、、」
と私の続きを聞かず、早口で説明し、それで満足したのか、さっさとあちらに行ってしまいました。


 娘の「まる」は、物語を作り、想像の世界を楽しみ、それを表現することが上手です。私には、恥ずかしくてできないことを、いとも簡単に言ったりしたりできます。最近、私のお誕生日だったのですが、自分のお誕生日にいつも私は普段の感謝を込めて、手紙やプレゼントを(もらうのではなく)子どもたちに渡しています。今年、「まる」に買ったのは、ココという名前のロボット犬です。毎日幼稚園から帰ってきて、手洗いをすると、すぐに「ココ!」と言って抱っこしに行きます。そう呼びかけると電源が入り、ワンワンと鳴き、様々な動作をしてくれるおもちゃです。
昨日、幼稚園から帰ってくると、ココが、ココのお家(商品が入っていた段ボールの箱)から出ていました。出ていました、というより、もともと「まる」は、お家に戻していかなかった(片付けをしていかなかった)だけなんです。すると、「まる」が話していました。

 まる:「ココ、お家から出たらだめじゃない。怖い人がたくさんいるのよ。あなた一人でどうにもできないでしょ。もう、お母さんが早く帰ってきたからよかったけど、ちゃんとお家に入っていないとだめよ。」
ココ:「ワンワン♪」
まる:「何?お母さんに会いたくなって出ちゃったの?そうなの、そんな気持ちになる時あるある、しょうがないなあ。おいで。」(抱きあげます。)
ココ:「ワンワーン♪」

 こんな二人の子どもたち。
この子どもたちの素敵だなと思うところを、どんどんと大きくしてほしい。その大きくすることは、子どもたちの持っている力で十分だと思うのですが、実際に、表現できる場所を作ることは、私がしてやりたいなと思いました。文字にすると少し大げさになりましたが、子どもたちを見ていて、すごいなあと思うことを文章で書いたり、何か別の形で彼ら自身が表現し、その記事や作品たちを見て、一緒にげらげら笑って、楽しく過ごせたらなと思っただけなのです。
子どもたちのことをいつも見てて思うのは、私は、どちらかというとお母さんとしてではなく、一人の人間として、そして、子どもたちのことも、自分の子どもとしてではなく、一人の人間として、素敵だなと思ってみているところがあります。なので、私が子どもたちに何かを話すときにも、「これは一人の少し長く生きたおばちゃんの一つの意見でしか無くて、他にもたくさんの素敵な考え方があるから、いろんな人に聞いたり、本を読んだりしてみてね。」と伝えています。

 話をもとに戻します。
カタさんのおかげでサイトも完成し、記事の方向性も決まっている。
そんななかでの、離婚の話でした。突然でした。そして、その日に、夫が出ていき、別居が始まりました。
 私は、なんとしても、このブログを、やめたくありませんでした。子どもたちにも会えなくなるかもしれない、自分もどうなるか分からない、全然整理のつかない状況や気持ちでしたが、でも、どうしても諦めたくなかったです。

 すぐにカタさんに連絡をし、事情を話し、ブログのコンセプトや読者層を変更せざるをえないことや、それに伴うサイトデザインの修正をお願いしました。すぐに取り掛かってくださり、今のこのブログに至ります。
カタさん、いつもありがとうございます。
そうして出来た今のブログであり、離婚という出来事があっても、今こうして記事を書き続けることができています。
今はまだ数記事ですが、こうして自分が話せる場所があること、それを読んでくださる方々がいることが、本当に幸せです。そして、今は離婚という色合いが強いブログとなっていますし、しばらくはお付き合い頂かざるをえないと思いますが、ゆくゆくは、子どもたちとコンテンツを作ったりすることを楽しみにしています。読んでくださる方と交流したりできるような場所になれば、もっと幸せです。
 これからも、このブログをどうぞよろしくお願い致します。

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