現在、iPhone の YouTube アプリを使って動画を見ると、「動画がぼやける」「画質が低下する」「画質がガビガビ」といった問題が報告されています。この現象は日本国内でも確認されており、特に iPhone ユーザーの間で発生しているようです。また、一部では Android タブレットでも近い症状が出ている情報もあります。この問題の原因、修正予定、そして現時点での対処法について詳しく解説します。
この現象の概要
2025 年 3 月現在、iOS の YouTube アプリで動画を視聴すると、以下のような問題が発生することがあります。
- 動画が低解像度(144pや360p)で再生される
- 画面がぼやけたり、端が白く光る現象が見られる
- 高画質設定に変更しても画質が向上しない
つまり、この問題が起きると、どれほど高速な回線や Wi-Fi で接続していても、低画質(144p や 360p)で配信されるため画面がぼやけたような感じになります。
この問題は、無料ユーザーと Premium プラン(有料プラン)を利用しているかどうかに関係なく、通常の動画とショート動画で発生しています。
YouTube の対応状況
この問題ですが、YouTube 側もこの問題を認識しており、現在解決に向けて対応中です。
ビデオやショート動画を視聴しようとすると、通常よりも画質が落ちるという現象が発生していることを確認しています。
以下のような現象が発生している可能性があります:
・強力なインターネット接続にもかかわらず、YouTube のストリーミングが 144p または 360p で表示される
・高画質に変更するとバッファリングが発生する
・iOS モバイル、デスクトップ、またはスマート TV でビデオの画質に影響が出る可能性がある
このように声明は発表していますが、具体的な修正時期については明言されていません。しかし、過去の事例から推測すると、数週間以内にアップデートが提供される可能性が高いでしょう。
Android でも発生中?
この問題は、公式の声明だと iPhone で発生しているということになっていますが、X(旧 Twitter)などを見ると、Android 端末(主にタブレット)でも、「動画の再生ができない」「別の動画を再生してしまう」といった現象も起きているようです。これも、YouTube 側の問題の可能性が高そうです。
現在できる対処法
もし高速な回線を使っているにも関わらず、YouTube アプリで見ている動画が突然ぼやけた場合は、Safari など別のブラウザを使って動画が高画質で再生できるか試してみましょう。もし、問題なく再生できた場合は、解決するまでブラウザで視聴するのがおすすめです。また、PC など、別の端末が使えるなら、そちらで再生を試してみてください。
なお、一般的なトラブルシューティングとして、「キャッシュクリア」「アプリの再インストール」「VPNの利用」といった対処法が紹介されることがあります。しかし、今回の問題はYouTube(Google)側のトラブルなので、これらの方法では解決しない可能性が高いです。
むしろ、設定のリセットや別の不具合を招く可能性があるため、おすすめしません。現時点では Safari などのブラウザを使って視聴するのが最も確実な方法です。
まとめ:YouTube の対処を待つしかない
今回の問題は、YouTube 側の問題なので、ユーザー側ではどうすることもできません。
したがって、現時点では YouTube 側の修正を待つしかありません。原因も明らかにされていませんので、当面はブラウザでの視聴を試してみるしかなさそうです。ブラウザでの視聴方法は、👇の記事にまとめてありますので、併せてご参照ください。
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