全力疾走しなくて良い

 


自分のペースで良いよ。心地よく過ごしてみようよ。休みの日は寝たら良い。美味しいコーヒー飲んでみよ。明日からは頑張らない。肩の力抜いていこ。

仕事の日はなかなか自分のペースを保てないあなた。頑張り過ぎてないですか?なんか人に合わせてばっかりだな、自分のペースってわからない。

なんて方、人に合わせることが出来るのはとてもあなたが柔軟な対応が出来ている証拠。

これからも自分らしく頑張りすぎず、深呼吸して。

なんて言ってる私は、10数年前、精神科に入院してました。心と体が仕事に行くのを拒んでしまいました。半年の入院でしたが、どん底を味わったからこそ、今の自分があります。

退院後5ヶ月後に結婚して仕事も開始しました。

入院中に、何も自分は出来ないとの思いを抱え、何か人の役に立つことで、収入を得て、社会に順応していきたい。それはそれは強い想いでした。

恵まれていたのは、入院中も、現在の主人がお見舞いに来てくれたり、退院しても変わらず、いや、以前以上に私に優しく接してくれていたことです。

そう、こういった経験があるからこそ、身体を大切にすること、社会に順応していくことを大切にしています。

頑張りすぎないこと。自分のペースであること。人に合わせれる柔軟性があること。

これらが社会では必要だと私は思います。

転職経験のある方なら良くわかるかもしれませんが、新しい仕事をしだすというのは非常にパワーがいりますよね。全部の会社が全部最初がきつい、とまでは思ってはいませんが、やはり、初めてのことが多いと心も体も少なからず負担になります。

私は結婚と同時に未経験の介護の仕事をし始めました。わからないことが多すぎたのが幸いで自分が仕事が出来ているのか出来ていないのか、よくわかっていませんでした。

でも、これまでしてきた仕事と比べて手応え(行動や働きかけに対する反応、または成果)があったのです。人と会話をしながらの仕事、これが私には心地良かったのだと思います。

最初から手応えを感じた私ですが、人様相手のこと、慣れないコミュニケーションでも、お相手の方がコミュニケーションが上手な場合が沢山あるからだと思います。

反対にお風呂に入りたがらない人やほとんど自分からは話さない人の場合、私は話す術(すべ)を持っていないので、その時は自分の足りなさを感じていました。

足りなさを感じるのは今でもですが、年数を重ねるにつれ、術(すべ)を身につけた感覚があります。

1つのことを続けることは、なるほど、経験値が確実にあがる、と思わされるこの10数年。

未経験の介護の仕事によく飛び込んだものだと、10年以上続けた今も充分満足しています。

だからこそ、今お伝え出来ること。頑張りすぎず、マイペースで、でもその時に応じてできるだけありのまま感じて柔軟に対応すること。

そういったことをしていったら、必ず道が拓けて行く、と私は思っています😊

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