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【創作昔話】男女の友情ってある?ユウトとミサキの話

【創作昔話】男女の友情ってある?ユウトとミサキの話 結婚観

今回は「男女の友情について」創作の話をします。
皆さんがどう受け取るかは、それぞれだと思いますが、男女の友情についての考え方が変わるかもしれませんね。
これが直接結婚話には結びつかないと思いますが、結婚に向けて良い影響が出ればいいですね。

男女の友情ってある?ユウトとミサキの話

ユウトとミサキという二人の友達がいました。ユウトはサラリーマンで真面目な性格。ミサキはアーティストで常に活発で感性が豊かの女性でした。彼らは同じ大学時代に知り合い、共通の趣味と興味を共有して、男女の友情を築いていました。

ある日、ユウトは会社の飲み会で同僚たちと話している最中に、女性と男性の友情にはいろんな考えがあることを知りました。同僚たちは「男女の友情は成立しない」「必ず片方は恋愛感情を抱いている」と口を揃えて言うのでした。

ユウトはこの結果に不満を感じ、自分とミサキとの友情がそれに当てはまらないことを証明しようと決意しました。彼はミサキに相談し「どうしたら世間の人々に、男女の友情が成り立つことを理解してもらえるか考えてみないか?」と提案しました。

ミサキは嬉しそうに笑って「面白いアイディアね!それじゃ私たちがどんだけ特殊なシチュエーションに置かれても、おかしくないような状況を演じてみるのはどうかしら?」と

その発言にユウトは興奮し「じゃあ、男女の友情を証明するために、どんな特殊なシチュエーションに置かれても構わないということで!」と同意しました。

そんなこんなで彼らの挑戦は始まったわけです。

最初の実験は、お互いのアパートにお泊まりすることでした。仲が良くても今まで一晩ともにしたことありませんでしたので、それなりに緊張すると思ったのですが、二人は夜遅くまで普通におしゃべりを楽しむことができました。
つまり、世間の期待(笑)に反して、特に何も起こらなかったので、この実験は失敗に終わったことになります。

次に考え付いたのは、一緒にジムに行くことでした。
ジムのプログラムとして、カップルで行うものもありましたが、これもまた、彼らの友情に変化はありませんでした。
凄いですね。体を密着させるようなトレーニングもあったのですが・・・

次なる試みは、一緒に遠出すること。ユウトとミサキは仲良く車でドライブに出かけ、途中で迷子になり、地元の祭りに迷い込んでしまいました。一緒に踊り、屋台の料理を楽しんで、最終的には地元の人々と友達になるほどの盛り上がりでした。
後半は良くわからない状態になりましたが、友情に変化がないのは相変わらずでした。

ユウトは悩みました。「どうやっても変化がないな・・・。もう少し特異で、お互いに異性を意識するようなシチュエーションに持って行かないと、きっと皆信じないだろう」

それを聞いて、ミサキは考え込むことなく言いました。「もういっそ肉体関係をもっちゃう?その後の変化を見てはどう?」

ユウトはミサキの発言にびっくりしたものの苦笑いしつつこう返しました
「それじゃ、気持ちの問題以前に男女の関係になっちゃってる」

ある日、公園で大きなバーベキューパーティーを開くことにしました。ユウトとミサキは友達や同僚を招待し、美味しい料理と楽しいイベントでパーティーを盛り上げました。

パーティーの中で、ユウトは思い切ってスピーチをしました。「みんな!僕たちユウトとミサキは、男女の友情が成り立つって信じてもらえないって言われたけど、これからお見せするように、僕たちの友情はちゃんと成り立ってるんだ!」

ミサキも微笑んで「そう、私たちはお互いを大切にし、支え合い、一緒に笑って泣いて、これからもずっと友達でいるつもりよ!」

すると、会場の雰囲気が変わりました。人々はふと、ユウトとミサキの友情が本物であることに気づいたようでした。友達や同僚たちは彼らの言葉を讃え、事情を知っている他の人たちも拍手を送りました。

ユウトとミサキは喜びに包まれながら、彼らの友情が理解された瞬間を迎えました。
男女の関係・・・そこまでいかなくても微妙な状況に置かれることなく、ただお互いを尊重し、共有し、支え合っていたことが、そもそも最も奇跡的でありかつ自然な友情だったということです。

こうして、ユウトとミサキの友情のおかげで、男女の友情というものが存在するということを周りの人に広く受け入れられた瞬間でした。・・・しかし、実はまだ物語は終わっていません。

パーティーの後、ユウトとミサキは二人で公園のベンチに座り、星空を見上げながら感慨にふけりました。彼らはやり切った感から充実感を得て、笑い合いました。

ユウトは言いました。
「やっぱり、友情って、特殊な状況に置かれても変化しないこともあるんだね。基本的にお互いを理解し、尊重し、支え合うことが大切なんだよ」

ミサキも頷いて「そうね。でも、この実験は楽しかったわ。他の人たちにも男女の友情は普通に成り立つって思ってほしいわね」

すると、突然、空から星がひとつ輝きながら落ちてきました。ユウトとミサキはびっくりして飛び上がりました。星が彼らの前に小さな箱に変わり、それを手に取ると中から小さな紙切れが飛び出しました。

ユウトが読むと、「二人の友情が本物であることを示す星からのプレゼントです」と書かれていました。ユウトとミサキはその紙切れを見て大笑いし、星からの贈り物に感謝の気持ちを抱きました。

この出来事をきっかけに、ユウトとミサキの友情はますます深まり、周りのみんなも男女の友情に対して新しい理解がありました。彼らの実験的でユニークな試みは、ただ友情がどれほど自然であり、奇跡的であるかを示すものでした。

それからというもの、男女の友情に対する偏見や誤解は少しずつ解けていきました。ユウトとミサキの友情が、他の人たちにも希望や気付きを与え、それが新たな友情が芽生えるきっかけとなりました。

結局、特殊なシチュエーションに置かれても、ただお互いを理解し、尊重し、支え合うことが、最も固い奇跡的な友情を築く秘訣だったわけです。
そして、星からのプレゼントは、ユウトとミサキにとって永遠の思い出となり、町の人々には心温まる話として語り継がれましたとさ。おしまい。

この話が伝えたかったこととは?

昔話とか童話って必ずオチがあると思います。
まぁ、話にオチが無いとつまらないし、何が言いたいのかよくわからなくなるわけですが
そのオチとはテーマや教訓、何を伝えたいのか(メッセージ)のことになってきます。

この物語が伝えたかった教訓は、特殊な状況や特殊な出来事がなくても、男女の友情は成り立つということです。物語を通じて、お互いを理解し、尊重し、支え合うことが友情を築く大切な要素であると示されています。人々が持つ男女の友情に対する先入観や偏見を超え、自然な形で友情が芽生えることがあり、その友情が強固で奇跡的なものとなることが描かれています。物語は、他者を真摯に受け入れることが、新たなつながりを築く力を持っていることを強調しています。

 

・・・とまぁ、創作話なのでなんでもありですけど(笑)
ただ、私の周りにも普通に男女の関係無く(実際にはわかりませんが(笑))男女の友達は多くいます。

男女の出会いは、結婚相談所だとそうはならないと思いますが
合コンで出会った男女でさえ、友情に発展することがあります。

男女の仲でいたければ、相性もあることながら、どういう風に関係を気付くのかと相手を異性としてみたいことです。(失礼な意味で無く)

でも、結構奇跡的なことなんですよ。
だって、自分が努力しても相手が自分にとって異性としての好意を持たれた場合は男女の友情は破綻する可能性あがりますしね。

最後にまとめると
男女の友情でいたいということは、その人のことを大事に思っている証拠ですね

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